ストゥーカJr.が死者の日王座を奪取!CMLLアレナメヒコ金曜日定期戦

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 11月4日(現地時間)にメキシコシティ・アレナメヒコで『CMLL アレナメヒコ金曜日定期戦』が開催された。
 今大会は、「ディア・デ・ムエルト」と銘打った死者の日(ラテンアメリカ諸国における祝日の一つ。特にメキシコにおいて盛大な祝祭が行われる。アメリカやカナダ等に在住する同地域出身者の間でも同様の習慣が継続されている。メキシコでは全土で行われ、特にパツクアロ湖に浮かぶハニッツィオ島とオアハカがよく知られる)記念大会として行われた。ルチャドール達も死者のコスプレをして登場するお祭り大会である。この大会では敗者は死者の国の使者に捕まって連れていかれてしまうという凝ったものになっている。 メインは死者の日王座戦で、王者エル・テリブレがストゥーカJr.の挑戦を受けた。この王座は一年に一回だけ防衛戦が行われる王座だ。試合は、ストゥーカJr.がドラゴンスクリューからプランチャ・トルペドでフォール勝ちで王座奪取。アトランティスJr.とのマスカラ戦で敗れ覆面を脱いだストゥーカJr.だが、今回、死者の日王座を奪取した事で、復活ののろしをあげたようだ。
 セミファイナルでは2022年10月28日に行われたミスティコ、ボラドールJr.、ソベラノJr.というCMLLテクニコ正規軍とロス・ゲレーロス・デ・ラ・アトランティダの再戦となった。ウルティモ・ゲレーロがミスティコの覆面をはぎ取ってフォールして勝利した為、ミスティコが激怒。今回のお祭り大会で同じカードで決着をつけることになった。試合は一本づつ取り合って運命の三本目。ここでなんとアトランティスJr.がレフェリーの隙をつき、自分で覆面を脱いでボラドールJr.に手渡し、覆面をはがされた、反則だと主張。レフェリーがこれを信じてしまい、なんとロス・ゲレーロスが反則勝ちとなってしまったのだった。ボラドールJr.が激怒して、アトランティスJr.にマスカラ・コントラ・カベジェラ(敗者、覆面剥ぎ、髪切りマッチ)を要求。この2人にも因縁が生まれそうだ。

■ CMLL アレナメヒコ金曜日定期戦
日時:2022年11月4日(現地時間・放送日)
会場:メキシコ合衆国メキシコシティ・アレナメヒコ

<死者の日王座タイトルマッチ>
○ストゥーカJr.(挑戦者)
 1-0
●エル・テリブレ(王者)

<6人タッグマッチ>
○ロス・ゲレーロス・デ・ラ・アトランティダ(ウルティモ・ゲレーロ、アトランティスJr.、グラン・ゲレーロ)
 2-1
●ミスティコ、ボラドールJr.、ソベラノJr.

<6人タッグマッチ>
○フェリーノJr.、コヨーテ、イホ・デル・ビジャノ3号
 2-1
●レイ・コメタ、ドゥルセ・ガルデニア、エスピリトゥ・ネグロ


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