(C)ACA
11月4日(現地時間)にロシア連邦モスクワで『ACA 147: Vartanyan vs. Raisov』が開催された。
ACAは、ACBとアフマット・ファイト・ショーが合併したものだ。ACB(アブソリュート・チャンピオンシップ・ベルクート)はロシアの総合格闘技団体。アフマット・ファイト・ショー(ワールド・ファイティング・チャンピオンシップ・アフマット=WFCA)はロシア・東欧で開催するキックとMMAの混合イベントで過去には多くのレジェンド達が参戦していた。この両団体がACA(アブソリュート・チャンピオンシップ・アフマット)として新たにスタートしたのだった。
今大会のメインはライト級戦でユスフ・ライソフ対エドゥアルド・バルタニアンが組まれた。共にACAライト級のエース格で、(ロシアから見て)海外勢を迎え撃って勝利を重ねている者同士。その両雄だけに、下馬評でも拮抗しており、ややライソフ有利となっていた。しかし、試合はバルタニアンが圧倒。グランドで上を奪ってライソフがもがいても逃がさず鉄槌を叩き込み流血に追い込んだ。そして2R終了時、ライソフがドクターストップとなり、バルタニアンがTKO勝ちとなった。
■ ACA 147: Vartanyan vs. Raisov
日時:2022年11月4日(現地時間)
会場:ロシア連邦モスクワ
<ライト級>
○エドゥアルド・バルタニアン(ロシア)
2R 5分00秒 TKO
●ユスフ・ライソフ(ロシア)
<フェザー級>
○ビベルト・トゥメノフ(ロシア)
判定
●アンドレイ・ゴンチャロフ(ロシア)
<フェザー級>
○ダヴラトマンド・チュポノフ(タジキスタン)
1R 2分08秒 TKO
●ローマン・オグルチャンスキー(ウクライナ)
<バンタム級>
○ナシホ・ガラエフ(ロシア)
1R 5分00秒 TKO
●アルバート・ミシコフ(ロシア)
<バンタム級>
○パベル・ヴィトラック(ウクライナ)
判定
●アイク・カザリアン(アルメニア)
<フライ級>
○リスクルベク・イブライモフ(キルギスタン)
1R 1分55秒 TKO
●トマス・デアーク(スロバキア)
<バンタム級>
○アリマルダン・アブディカーロフ(キルギスタン)
判定
●メイコン・シルヴァン(ブラジル)
<ヘビー級>
○エルハン・ムサエフ(ロシア)
判定
●アダム・ボガティレフ(ロシア)
<ライト級>
○ハーバート・バティスタ(ブラジル)
1R 2分51秒 TKO
●ゾラベク・テシェボエフ(キルギスタン)
<フェザー級>
○ジャンブラト・ゼリムハノフ(ロシア)
1R 4分18秒 TKO
●ウォルター・ペレイラ・ジュニア(ブラジル)