2015年5月11日に放送された『RAW』は、衝撃的な事件が起こった。肩の負傷で欠場中だったダニエル・ブライアンがリングに上がり、MRI検査を受けたが、復帰にあと何週間、何か月かかるかわからない。もしかしたら、もうレスリングが出来ないかもしれない。どれくらい休むかわからないが、その間にIC王座の防衛戦はやらなければいけない。自分の見通しが立たないからタイトルは返上すると王座をリングに置いていったのだった。観客は、ブライアンに感謝をコールし、ブライアンは引き揚げた。
WWEのドクターから試合の許可が下りないと試合が出来ないものの、人気者のブライアンは、レスラーとしてではなく、別の役割で、今後もWWEの番組には関わる予定だ。1日も早く復帰して欲しい。
また、トリプルHが久しぶりに番組に戻ってきて、現在、同じオーソリティ(権力側)の仲間ながら、仲違いをしているセス・ローリンズとケインの仲裁を行った。しかし、ローリンズのエゴが酷くなかなか上手くいかない。結果、メインで行われたランディ・オートンとローリンズの一戦では、ローマン・レインズ、ディーン・アンブローズも乱入し、大混乱になったものの、ケインは椅子をもったまま立っていただけで、ローリンズを救出しなかった。このまま、孤立したローリンズは保持するWWE世界ヘビー級王座を守り抜く事が出来るのだろうか?
また、カーティス・アクセスがアクセルマニアとハルク・ホーガンを真似たギミックをしていれば、ダミアン・サンドウもマッチョ・マンドウと名乗り、“マッチョマン”ランディ・サベージを真似て合体。メガパワーズ結成となった。やっぱり、現在のスーパースターも憧れ、ファンが求めるのはホーガンであり、サベージなのだ。レジェンドこそ素晴らしいという事になった。
■ WWE RAW
日時:2015年5月11日(放送日)
場所:アメリカ・オハイオ州シンシナティ
<シングルマッチ>
○ランディ・オートン
反則
●セス・ローリンズ
<シングルマッチ>
○ビッグE
ピンフォール
●セザーロ
<シングルマッチ>
○タミーナ
ピンフォール
●ブリー・ベラ
<シングルマッチ>
-ケイン
ノーコンテスト
-ローマン・レインズ
<US王座タイトルマッチ>
-ジョン・シナ(王者)
ノーコンテスト
-ネヴィル(挑戦者)
<シングルマッチ>
○エリック・ローワン
ピンフォール
●ファンダンゴ
<シングルマッチ>
○キング・バレット
ピンフォール
●ドルフ・ジグラー
<ハンディキャップマッチ>
○ディーン・アンブローズ
ピンフォール
●マーキュリー、ノーブル
2015年5月9日にテネシー州キンクズポートでNWA Smoky Mountain「Collision Course」が開催された。
現在、新日本プロレスと提携中なので、今のファンにも知名度が出てきたNWAだが、その新日本プロレスとの関係なのか、今大会には現IWGP王者であるAJスタイルズが参戦した。流石に王座戦は行わなかったが、ドリームマッチとして、元NWA世界ジュニアヘビー級王者(獣神サンダー・ライガーに王座を明け渡した)、チェイス・オーエンズと対戦した。試合は貫禄でAJスタイルズが勝利。AJスタイルズは新日本プロレス以外にも、ROHの様な大規模な団体から、こうしたインディ団体の大会にまで幅広く参戦している。
また、メインではNWA Southeasternヘビー級王座戦が組まれ、挑戦者に、これまた豪華な元WWEのスーパースター、ジョン・モリソンが登場。王者ジェイソン・キンケードは、なんとか挑戦を退け、王座防衛した。
■ NWA Smoky Mountain「Collision Course」
日時:2015年5月9日
場所:アメリカ・テネシー州キンクズポート
<NWA Southeasternヘビー級王座タイトルマッチ>
○ジェイソン・キンケード(王者)
ピンフォール
●ジョン・モリソン(挑戦者)
<インターナショナルドリームマッチ>
○AJスタイルズ
ピンフォール
●チェイス・オーウェンズ
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