ヒース、ライノがタッグ王座を奪取!Impact Wrestling

(C)TNA

 10月20日(現地時間・放送日)に『Impact Wrestling』が放送された。
 今放送では、インパクト世界タッグ王座戦が組まれ、王者ROH軍団オナー・ノーモアのザ・キングダム(マット・ターバン & マイケル・ベネット)がヒース、ライノの挑戦を受けた。ヒースはひとりでROH軍団を付け狙っており、盟友ライノがインパクト・レスリングに電撃復帰した事を受け、このタイミングでタッグ王座に狙いを絞った。水を得た魚のようなヒースは、セコンドのマリアのパウダー攻撃は誤爆させ、更にライノがマリアにゴア。リングから邪魔者が排除されると、最後はヒースがフォールを奪って、遂にザ・キングダムを破ってタッグ王座を奪取。ROH軍団に一泡吹かせることに成功した。逆にROH軍団リーダーのエディ・エドワーズが試合後に現れ、メンバーを集め、この不甲斐なさと妻アリーシャに反対されている事から、ROH軍団の解散を口にした。メンバーひとりひとりに、本当にやる気あるのかと問い詰め、特にPCOに関しては、お前のせいで自分はジョシュ・アレキサンダーから王座を奪えなかったと責任を押し付けた。そしてPCOを罵り全員で襲うように命ずると、これに対し、PCOは怒り狂い、逆にROH軍団全員を蹴散らしたのだった。これでROH軍団は解散となってしまうのだろう、今後の展開が期待される。
 また、現Xディビジョン王者であるフランキー・カザリアンは自らの王座を返上して、団体最高峰王座であるインパクト世界王座への挑戦をぶち上げた。現王者はジョシュ・アレキサンダーだが、もしもカザリアンが王座奪取すれば、かつてはインパクト・レスリングの主役であるが、現在は提携団体AEW所属で遠征してきている立場なので、王座が他団体へ流出となってしまう。カザリアンはリングでスコット・ダモール副社長に王座挑戦を宣言。そこにスティーブ・マクリーンが現れてカザリアンを攻撃したのだった。これには正統派王者のアレキサンダーが次期挑戦者となるカザリアンを救出。しかしマクリーンら王座を狙うものも多いので、今後の王座宣戦は混沌としてきたようだ。
 更に衝撃的な団体復帰となったブリー・レイは、ECW時代の仲間であるトミー・ドリーマーと組んでバレット・クラブ(クリス・ベイ & エース・オースチン)と対決した。かつてインパクト・レスリングでは裏切りを繰り返し、悪の限りを尽したブリー・レイだが、今回の復帰では正統派として戦う事を宣言しており、それが事実かどうかも試される。が、試合前にオースチンが誰かに襲われ試合に出れなくなってしまう。バレット・クラブはジュース ロビンソンがオースチンの代打として参戦するも試合はクリーンに勝利したブリー・レイとドリーマー。試合後にブリー・レイはオースチンを襲ったのは自分ではないとアピールするも、バックステージでムースがブリー・レイは昔と変わってないので信用できないとドリーマーに忠告。ドリーマーはブリー・レイを信じる方向になったが、過去が過去だけに不穏な空気となった。

■ Impact Wrestling
日時:2022年10月20日(現地時間・放送日)
会場:アメリカ合衆国 TVテーピング

<インパクト世界タッグ王座タイトルマッチ>
○ヒース、ライノ(挑戦者)
 ピンフォール
●ザ・キングダム(マット・ターバン & マイケル・ベネット)(王者)

<シングルマッチ>
○リッチ・スワン
 ピンフォール
●エリック・ヤング

<シングルマッチ>
○ジョー ヘンドリー
 ピンフォール
●ジェイソン ホッチ

<シングルマッチ>
○テイラー・ワイルド
 ピンフォール
●ミア・イム

<タッグマッチ>
○ブリー・レイ、トミー・ドリーマー
 ピンフォール
●バレット・クラブ(クリス・ベイ & ジュース・ロビンソン)


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