(C)OKTAGON
10月15日(現地時間)にドイツ連邦共和国フランクフルトで『OKTAGON 36』が開催された。
このオクタゴンはチェコ最大のMMA団体であり、欧州ではメジャー大会としてテレビ中継もされている。
今大会は地元ドイツのエースであるクリスチャン・エッカーリンが因縁のデニルソン・ネベス・デ・オリベイラと再戦に挑んだ。両者は2022年6月に対戦しているが、エッカーリン勝利からローブローのアクシデントがあったとしてノーコンテストとなっており、今回が決着戦となる。地元という事もあり下馬評はエッカーリンが圧倒している。試合はエッカーリンが圧倒、テイクダウンを奪いグランドでパウンドからオリベイラが背中を向けるとバックから組み付いて、チョーク。エッカーリンが見事に一本勝ちで因縁対決に決着をつけた。
セミファイナルでは元UFC戦士、ジェレミー・キンボールに地元ドイツのハテフ・モエイルが挑むという、メジャー経験者対地元選手という図式となっているが、下馬評は地元モエイル有利となっている。こちらも下馬評の通り、モエイルがテイクダウンを奪ってパウンド、膝蹴りでレフェリーがストップ。モエイルがTKO勝ちを収めた。
またドイツMMA選手の草分けで、元M-1ライトヘビー級王者であるステファン・プッツがミロシュ・ペトラシェクと対戦した。M-1が活動休止となり、プッツはオクタゴンを現在主戦場にしており、今回も無難に判定勝ちを収め、試合後にガールフレンドにプロポーズを行い会場を沸かせた。
■ OKTAGON 36
日時:2022年10月15日(現地時間)
会場:ドイツ連邦共和国フランクフルト
<ウェルター級>
○クリスチャン・エッカーリン(ドイツ)
3R 4分37秒 リアネイキドチョーク
●デニルソン・ネベス・デ・オリベイラ(ブラジル)
<ヘビー級>
○ハテフ・モエイル(ドイツ)
2R 1分03秒 TKO
●ジェレミー・キンボール(米国)
<ライトヘビー級>
○ステファン・プッツ(ドイツ)
判定
●ミロシュ・ペトラシェク(チェコ)
<ウェルター級>
○レアンドロ・シルバ(ブラジル)
判定
●ボジャン・ヴェリコビッチ(セルビア)
<ミドル級>
○サミュエル・クリシュトフィッチ(スロバキア)
判定
●ズデニク・ポリフカ(チェコ)
<ウェルター級>
○マテ・ケルテス(ハンガリー)
判定
●クリスチャン・ユングヴィルト(ドイツ)
<ウェルター級>
○ジョン・ハサウェイ(英国)
判定
●アンドレ・リカルド(ブラジル)
<ヘビー級>
○アレクサンダー・ポペック(ドイツ)
1R 1分43秒 TKO
●ネルミン・ハイダルパシッチ(スウェーデン)
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