史上最大5★STAR計2万動員 初制覇ジュリアが両国赤ベルト挑戦 スターダム

 アントニオ猪木が天に旅立った1日、スターダムが追悼テンカウントを鳴らしつつ、『LEC ふわるんマスク Presents 5★STAR GP 2022~優勝決定戦~』武蔵野の森総合スポーツプラザメインアリーナ大会を開催した。

 年間最大リーグ戦である『5★STAR GP』。そのシリーズトータル動員が8489人(17大会)から1万8998人(21大会)へと、2万人近くにまで増えた。同じブシロードグループでの新日本プロレスにおけるリーグ戦が久々に4ブロック制となって直接対決度が低下したが、スターダムは史上最多参加26人ながら2ブロック制を堅持。全国各地でのぶつかり合いがファンを魅了した。欠場者もコロナ中止大会もない、文字通りの完走だ。

 優勝決定戦後にリングに立っていたのはジュリアだ。2021年末に自身のユニット「ドンナデルモンド」からの独立を朱里に許した格好となっている。この日は「12月29日、両国国技館、そのメインイベントで試合がしたい。もちろん、赤いベルトを懸けて。そのときの赤いベルトを持つチャンピオンに私は挑戦したい」とし、マイクでもバックステージでも朱里の名を出すことはなかった。とはいえ“朱里が保持する赤ベルト”が標的で間違いないだろう。

 躍進を見せつけたスターダムはフワちゃんデビュー、タッグリーグ、年末年始ビッグマッチを経て、さらなる高みを目指していく。

■ スターダム LEC ふわるんマスク Presents 5★STAR GP 2022~優勝決定戦~
日時:10月1日(土)15:00
会場:武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナ 観衆2543人(主催者発表)

<第1試合/ブルースターズ公式リーグ戦>
〇MIRAI<15点>
 6分57秒 変形バックブリーカー
●飯田沙耶<4点>

<第2試合/ブルースターズ公式リーグ戦>
〇白川未奈<10点>
 7分50秒 足4の字固め
●なつぽい<12点>

<第3試合/ブルースターズ公式リーグ戦>
〇渡辺桃<12点>
 10分34秒 ピーチサンダー⇒体固め
●葉月<14点>

<第4試合/ブルースターズ公式リーグ戦>
△上谷沙弥<14点>
 8分21秒 両者リングアウト
△壮麗亜美<11点>

<第5試合/ブルースターズ公式リーグ戦>
〇岩谷麻優<14点>
 13分9秒 ドラゴンスープレックス・ホールド
●スターライト・キッド<14点>

<第6試合/ブルースターズ公式リーグ戦>
△ジュリア<16点>
 15分00秒 時間切れ引き分け
△鈴季すず<15点>

<第7試合/レッドスターズ公式リーグ戦>
〇ウナギ・サヤカ<4点>
 5分24秒 大儀であった⇒片エビ固め
●向後桃<4点>

<第8試合/レッドスターズ公式リーグ戦>
〇鹿島沙希<12点>
 44秒 起死回生
●AZM<14点>

<第9試合/レッドスターズ公式リーグ戦>
〇コグマ<14点>
 6分1秒 コグマ式ヨシタニック
●林下詩美<14点>

<第10試合/レッドスターズ公式リーグ戦>
〇中野たむ<16点>
 7分36秒 バイオレッスクリュードライバー→片エビ固め
●SAKI<10点>

<第11試合/レッドスターズ公式リーグ戦>
△舞華<15点>
 9分57秒 両者KO
△ひめか<15点>

<第12試合/レッドスターズ公式リーグ戦>
〇世羅りさ<15点>
 12分11秒 エビ固め
●朱里<14点>

<第13試合/5★STAR GP 2022優勝決定戦>
[ブルースターズ1位]
〇ジュリア<16点>
 17分28秒 ノーザンライトボム⇒片エビ固め
●中野たむ<16点>
[レッドスターズ1位]
※ジュリアが初制覇


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