GLEAT大阪 後楽園前哨戦DOUKI金丸圧勝LIDET UWF井土徹也KO勝利フラミータ帰還


 大阪大会開始前、8月24日後楽園大会のタイトルマッチを目前に、G-REX王者エル・リンダマンと挑戦者DOUKIが調印式を行った。
 DOUKIコメント「このチャンピオン、エル・リンダマンから逆指名って形で挑戦者になったわけだけど、何度も言ってる通り、こいつにはスーパージュニアで直接勝ってるし、前回のタッグマッチでも勝ってる。
 実質こいつが挑戦者みたいなもんだよ。
 なんかいろいろ言ってるが、斜めに構えてないでしゃにむにかかってこいよ。
 俺がベルトを獲ったら、俺がこいつよりGLEATを盛り上げてやれる自信があるから、楽しみにしてろよ、社長。」

リンダマンコメント「個人的な感情とか言い争いもあったけど、それは置いておいて、G-REXのチャンピオンの立場から言わせてもらうと、常にGLEATには旗揚げ戦から新日本の選手が来て、常に負けて負けて負けて、俺達は新日本の選手に一度も勝ったことがないというのが現実。
 旗揚げ2年目の、まだプロレス界での立場も出来ていないGLEATが、名実共に新日本に劣っているということを俺は認めたくないから。もちろん「名」の部分は歴史だったりいろんなものがあって簡単に変えることは難しいけど「実」の単純な勝ち負け、その一点においては俺は負けるわけにはいかないし、GLEATとしてG=REXチャンピオンとして最後の砦のこの俺が、DOUKI、お前をぶったおして、「実」だけはプロレス界に立場があることをしっかりと見せつけてやるから。
 8月24日後楽園ホール大会、楽しみにしていてください。」
 このふたりのやりとりを聞いてふと思い出したプロレスラーがいる。
 みちのくプロレスのザ・グレートサスケ選手だ。
 彼はローカルプロレス団体のプライドを一身に背負って新日本プロレスに殴り込みをかけ、1996年4月29日、新日本プロレス東京ドーム大会にて獣神サンダー・ライガーを破ってIWGPジュニアヘビー級王座に戴冠する。そのときの彼のマイク「背負っているものが違うんです」をいまも鮮明に記憶している。
 リンダマンはいままさに、あのときのサスケに勝るとも劣らない重責を担っているのだと思う。
 だが一方のDOUKIもまた、新日本プロレスジュニアという重いブランドを背負って他団体のマットに上がっているに違いないのだ。
 そしてきょう、後楽園大会を目前にその前哨戦が大阪で火ぶたを切り、援護射撃を買って出た飯塚がDOUKIに仕留められ連敗記録更新。


 果たしてリンダマンは、この厳しい現実を後楽園で覆すことが出来るか。
 休憩時間に、次回9月4日大阪大会で、24日後楽園ホール大会にて初代王者が決定するタッグベルト”G-INFINITY”のタイトルマッチの開催(大阪初タイトルマッチ)と、大阪のプロレス最高神、ゼウス選手(大阪プロレス)の参戦が発表された。

■ GLEAT G PROWRESTLING Ver.30
日時:2022年8月20日(土)14:00
会場:大阪・梅田ステラホール(観衆279人超満員札止め・主催者発表)

<第1試合 G PROWRESTLING タッグマッチ G-INFINITY初代チャンピオン決定トーナメント準決勝>
◯河上隆一、KAZMA SAKAMOTO
 11分19秒 サンダーボルト⇒エビ固め
頓所隼、●佐藤恵一<60seconds>
※河上隆一、KAZMA SAKAMOTO組が決勝進出

<第2試合 G PROWRESTLING タッグマッチ G-INFINITY初代チャンピオン決定トーナメント準決勝>
◯T-Hawk、CIMA<#STRONGHEARTS>
 11分40秒 ケルベロス⇒片エビ固め
カズ・ハヤシ、●伊藤貴則
※T-Hawk、CIMA組が決勝進出

<第3試合 LIDET UWF ダブルバウト>
宮城倫子、●福田茉耶
 12分7秒 アキレス腱固め
橋本千紘、◯稲葉ともか

<第4試合 G PROWRESTLING  8人タッグマッチ>
◯フラミータ、田村ハヤト、クワイエット・ストーム、チェック島谷
 17分53秒 スペルフエゴ⇒エビ固め
鬼塚一聖、入江茂弘、田中稔、●渡辺壮馬

<セミファイナル LIDET UWF 特別試合 シングルバウト>
◯井土徹也
 12分13秒 KO
●池本誠知
※井土の膝が池本の顎を直撃、グロッキー状態で掌底打ち合いダウン。

<メインイベント G PROWRESTLING タッグマッチ>
エル・リンダマン、●飯塚優
 18分57秒 イタリアンストレッチNo.32
◯DOUKI、金丸義信


※月額999円ファイトクラブで読む(クレジットカード、銀行振込対応)
▼GLEAT成功例に見る集客の要としての会場選択基準

[ファイトクラブ]GLEAT成功例に見る集客の要としての会場選択基準

※500円電子書籍e-bookで読む(カード決済ダウンロード即刻、銀行振込対応)
’22年09月01日号ブアカーオ孝太 ノアN1 Gleat大阪RISE 王道T宮原 新日スターダムIWGP