マルロン・ヴェラがTKO勝ち！UFCファイトナイト・サンディエゴ

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(C)UFC

　『UFCファイトナイト：ヴェラvsクルーズ』は8月14日（日）にカリフォルニア州サンディエゴのペチャンガアリーナで開催され、チケットは22大会連続のソールドアウト、そして同アリーナ史上最高の興行収入を達成した。そして、大会ではUFCを代表する新進気鋭の選手たちが、ハイレベルなバトルを繰り広げた。

メインイベント
バンタム級トップランカーである5位マルロン・ヴェラと前王者の8位ドミニク・クルーズは、スタイルが勝負を左右することを証明した。クルーズは独特のフットワークでパンチの量を増やし、ヴェラは落ち着いて強打で対抗する。4Rに入り、クルーズが優勢となったところで、ヴェラが完璧なタイミングでハイキックを決め、KO勝利、バンタム級最多フィニッシュ記録を更新した。

試合後のヴェラのコメント：
「コーチはパンチの後に強打を放てば彼に当たると言っていた。コーチ、ありがとう。自分は世界チャンピオンになるためにこのスポーツをやってきた。自分にはハートとハードトレーニングがあり、そして今、そこに導いてくれる人たちがいる。すべてはパフォーマンス次第だと信じている。最高のフィニッシュ、最も派手なフィニッシュをした者がタイトルショットを手にすることができる。このままの調子でいきたい。エクアドル、自分がチャンピオンになるんだ」

セミメインイベント
ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞したこの試合、フェザー級のネイト・ランドワーとデビッド・オナマが3ラウンドを通して、ノックアウトとサブミッション勝利をノンストップで狙い、一進一退の攻防を繰り広げた。そして判定の結果、ランドワーに軍配が上がった。

試合後のランドワーのコメント：
「ここに来た、単純明快に。UFCのネイト “ザ・トレイン”、最もラフでタフなのは自分だ。いい戦いもできる！この階級で一番かっこいいのは自分なんだ！」

大会のハイライト
UFC最年少ファイター2人がオクタゴンデビューを飾り、23歳のヤスミン・ハウレギが、20歳のヤスミン・ルシンド相手に3ラウンドで判定勝ちを収めた。
プリシラ・カショエイラとアリアネ・リプスキは、当初の予定より1週間遅れでバンタム級で対戦し、熱いパンチの応酬となりました。結局、カショエイラが激しく攻め、リプスキをTKOで倒した。

■　UFCファイトナイト・サンディエゴ：ヴェラ vs. クルーズ
日時：現地時間2022年8月13日（土）、日本時間14日（日）
会場：カリフォリニア州サンディエゴ ／ペチャンガ・アリーナ

【メインイベント】
＜バンタム級＞
○マルロン・ヴェラ（エクアドル）
　4R 2分17秒 KO
●ドミニク・クルーズ（米国）

【セミメインイベント】
＜フェザー級＞
○ネイト・ランドワー（米国）
　判定
●デビッド・オナマ（ウガンダ）

【メインカード】
＜女子ストロー級＞
○ヤスミン・ハウレギ（メキシコ）
　判定
●ヤスミン・ルシンド（ブラジル）

＜ライトヘビー級＞
○アザマト・ムルザカノフ（ロシア）
　3R 1分18秒 TKO
●デビン・クラーク（米国）

＜女子バンタム級＞
○プリシラ・カショエイラ（ブラジル）
　1R 1分05秒　TKO
●アリアネ・リプスキ（ブラジル）

＜ミドル級＞
○ジェラルド・マーシャート
　3R 1分39秒 ギロチンチョーク
●ブルーノ・シウバ