MMA2階級王者ライニア・デリダーONEミドル級王座防衛!ジャネット・トッド女子キックに次ぎムエタイ暫定王者

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 7月22日(現地時間)シンガポール・インドアスタジアムで開催された『ONE 159: DE RIDDER VS. BIGDASH』メインはONE MMAミドル級(84.0㎏–93.0㎏)タイトルマッチで、ONE MMAミドル級とライトヘビー級2冠王者のライニア・デリダー(オランダ)が一本勝で2度目の王座防衛。コーメインではジャネット・トッド(アメリカ)が判定勝でONEムエタイ女子アトム級(47.7㎏-52.2㎏)暫定王者となった。
トップ写真:2度目の防衛に成功したライニア・デリダー(上段)、暫定王者となったジャネット・トッドの左ストレートがヒット
 
 また今大会、日本から参戦の箕輪ひろば のONE MMAストロー級(52.3㎏–56.7㎏)戦は、ボカン・マスンヤネ(南アフリカ)の体重超過により、試合中止。ONE MMA女子アトム級(47.7㎏-52.2㎏)もリー・ビヴィンス(米国)と対戦予定のセバー・バノ(インド)が体重超過の為、2試合が中止となった。

シンサムット・クリンミー、ダニエル・ウィリアムス、ライニア・デリダーの3選手には5万米ドル(約680万円)のパフォーマンス・ボーナスが与えられた。


■ ONE Championship『ONE 159: DE RIDDER VS. BIGDASH』
日時:2022年7月22日(金・日本時間)
リードカード開始JST(日本)20:00 SGT(シンガポール)19:00
メインカード開始JST(日本)21:30 SGT(シンガポール)20:30
会場:シンガポール・インドアスタジアム


ONE Championship”APP、ABEMA TVでもライブ配信された。

<メインイベント第9試合 ONE MMAミドル級(84.0㎏–93.0㎏)タイトルマッチ 5分5R>
○ライニア・デリダー(オランダ/王者・ONEライトヘビー級王者)Reinier de Ridder
 1R関節技 3分29秒 ※横三角絞め
●ヴィタリー・ビクダシュ(ロシア/元ONE MMAミドル級王者)Vitaly Bigdash

 ミャンマーのONE MMA2階級王者のアウンラ・ンサンから2020年10月30日「ONE ”INSIDE THE MATRIX”」ミドル級、翌年2021年4月28日「“ONE ON TNT Ⅳ”」でライトヘビー級王座を奪ったライニア・デリダー(オランダ)が、元王者のビクダシュを腕十字から横三角締めに移行し、そのまま締め落とし一本勝で2013年プロデビューからの連勝を16勝とのばした

<コーメインイベント第8試合 ONEムエタイ女子アトム級(47.7㎏-52.2㎏)暫定王座決定戦 3分5R>
○ジャネット・トッド(アメリカ)Janet Todd
 判定3-0
●ラ・フェルナンデス(スペイン)Lara Fernandez

  現王者のアリシア・ヘレン・ロドリゲス(ブラジル)が現在、産休のため、行われた暫定王座決定戦は、母親が日本人で日本語も話せるジャネット・トッド(アメリカ)が終盤パンチをヒットさせ見せ場もつくり判定勝で暫定王座獲得。2020年2月28日「ONE:KING OF THE JUNGLE」でスタンプ・フェアテックスに勝利し獲得したONEアトム級キックボクシング王座に次ぎ二冠王となった。統一戦は年末に実施される予定となっている。

<第7試合 ムエタイバンタム級(61.3㎏–65.8㎏) 3分3R>
○ムアンタイ・PK・センチャイ(タイ)Muangthai PK.Saenchai
 判定2-1
●ウラジーミル・クズミン(ロシア)Vladimir Kuzmin

<第6試合 ONEキックボクシングストロー級(52.3㎏–56.7㎏) 3分3R>
○ジャン・ペイメン(中国)Zhang Peimian
 判定3-0
●アスランベック・ジクレーブ(ロシア)Aslanbek Zikreev

中国期待の新鋭18歳のジャン・ペイメンが判定勝。ONE2連勝を飾った。


大会前にはタイ・プーケットのTiger Muay Thaiでもトレーニングを積んだ

<第5試合 ONEムエタイフェザー級(65.9㎏–70.3㎏) 3分3R>
●スモーキン・ジョー・ナタウット(タイ)Smoking’Jo Nattawut
 判定0-3
○ジャマール・ユスポフ(ロシア)Jamal Yusupov

<第4試合 MMAストロー級(52.3㎏–56.7㎏) 5分3R>
●ズーラン・ジャーシー(中国)Zelang Zhaxi
 1RKO 4分20秒 ※右ストレート
○ダニエル・ウィリアムス(オーストラリア/タイ)Danial Williams

右ストレート1撃でKO勝利をおさめたダニエル・ウィリアムスはパフォーマンス・ボーナスを獲得

<リードカード第3試合 ONEムエタイライト級(70.4㎏–77.1㎏) 3分3R>
○シンサムット・クリンミー(タイ)Sinsamut Klinmee
 2RKO 5秒 
●リアム・ノーラン(イギリス)Liam Nolan

シンサムット・クリンミーが、左ハイキックにカウンターで左フック叩き込み一撃KOでパフォーマンス・ボーナスを獲得。

<リードカード第2試合 MMAライト級 (70.4㎏–77.1㎏) 5分3R>MMA – Lightweight: def. via TKO at 4:15 of R3
●アリエル・セクストン(コスタリカ/カナダ)Ariel Sexton
 3RTKO 4分15秒
○マラット・ガフロフ(ロシア)Marat Gafurov

<リードカード第1試合 MMAウェルター級(77.2㎏– 83.9㎏) 5分3R>
●ジン・テホ(韓国)Jin Tae Ho
 2R関節技 4分55秒 ※ギロチン
○ヴァミール・ダ・シウバ(ブラジル)Valmir Da Silva