[週刊ファイト7月21日号］収録 ［ファイトクラブ］公開中
▼キック庵谷鷹志Gリング鶴巻伸洋負けBox柔術プロレス『IMPACT』裏版
(c) impact/楊志高 by 大島慶山 + 公式 w/編集部
・お笑い芸人プロのスノーボーダー&サーファー棚ボタ弘至ガチやります
・見応え有りプロレスルールもフォール行く場面ナシ伊藤崇文-中川達彦
・大和ヒロシ&マッチョM特撮アニメ攻防？本誌馴染み忍者リー清水来人
・定アキラvs.大谷譲二はKCレフェリーがボコられ筋肉痛被る 無効試合
・何でもありIMPACTのボクシング①小林正弘3-0石原匠73.5kg契約
・業界注目PPP.TOKYO八須拳太郎ブラジリアン柔術2-0GLEAT飯塚優
・Boxing3初挑戦ベテラン清水俊一impact常連KO橋本ブラッキー圭右
・レジェンド鶴巻伸洋グラップリング戦ハンマーコング中山勝巳に敗れる
・庵谷“出美流漫”鷹志KO田馬場貴裕impactキック初代Hvy級王座戦
■ IMPACT.24
日時：7月10日（日）
会場：王子BASEMENT MONSTER
不定期ながら、年間数回の興行を開催している『IMPACT』はこれで24回目になる。自らも総合格闘技やキック、プロレスなどジャンル問わず様々な格闘技のリングで戦う田馬場貴裕が、自らもあらゆる種目の猛者と拳をあわせて戦っている。
田馬場代表に話を聞くと、「プロ、アマ問わずあらゆる種目が集まる格闘技オリンピックです。まあ日本国内ですけど。お客様も興行を長時間見て疲れないように、種目、試合型式の違う格闘技を盛り込んだり、プロレスの試合を３割程度は組むようにしてます」と語ってくれた。
業界では東の「インパクト」、西の「ACF」（関西で、年間通して開催される格闘技イベント）は、RIZINのようなメガイベントではないものの、格闘技マニアはマストと思う。
田馬場代表も、「お客様や関係者からインパクトとACFを比較されたり、似てますねと言われたりしますが、どちらが上とか、優れてるとかではなく、両イベントの独自の特徴と、それぞれの良さがあると思うので、互いに切磋琢磨し、協力できるところは協力し、交流できるところは交流していきます。ACFの代表とは仲良いし、お世話になってますし・・・」とのこと。
▼ACFタイヤファイト決戦、東京編開催！田馬場vs.西田の重量級対決！！
そんな田馬場選手も、武士正選手とはプライベートでは親密ながら、いざ対戦では、武士正選手をハイアングルの投げっぱなしパワーボムでマットに叩きつけたりと、破天荒な技を繰り出した。柔道出身で強靭な武士正選手だからこそ、受けれたとは思う。ひやりとした場面だった。
お笑い芸人プロのスノーボーダー&サーファー棚ボタ弘至ガチやります
＜第3試合【ねわざワールド品川&ねわざワールド川崎提供試合】グラップリングマッチ ミドル級（83.9kg）5分1R＞
●棚ボタ弘至（フリー）
判定0-3
○川村隆司（ねわざワールド川崎）
棚ボタ弘至は、お笑い芸人とプロのスノーボーダー&サーファーであり、多彩な才能と類まれなる運動神経とルックスの良さで女性ファンも多い。
西口プロレス傘下の西口ドアや、愛媛プロレス、鳥取だらずプロレスでは、棚橋弘至のオマージュレスラー棚ボタ弘至として、お笑いテイストなファイトスタイルで観客を笑わせ、PPP傘下のStandUPでは、本名の岩原弘幸をリングネームに使い、棚ボタ名義とは異なるオーソドックスなスタイルで奮闘している。
マジックボックスの興行で、同日のインパクトにも参戦している大和ヒロシともグラップリングで対戦したり（大和の勝利）とスキルをあげてきているが、この日は善戦虚しく、勝ち星はあげれなかった。
7月24日には、今度は、愛媛プロレスのバトルロイヤルに参戦するらしい。全く異なるスタイルで、さらなる活躍を期待したい。
見応え有りプロレスルールもフォール行く場面ナシ伊藤崇文-中川達彦
＜第4試合 プロレスリングマッチ15分一本勝負＞
○伊藤崇文
5分21秒 ヒールホールド
●中川達彦
伊藤祟文は、全日本キックボクシングでライセンスをとり試合もこなしているので、中川達彦 （空手・ラウェイ・キックボクシング・タイヤファイト）と打撃合戦も五分に渡りあう。
5分過ぎに一瞬の隙を見逃さなかった伊藤は、ヒールホールドで中川よりタップを奪った。
中川達彦も、関西のローカル・インディ団体参戦含めスキルをあげているが、空手にはない関節技も駆使する。今回は伊藤の軍門に下った。
伊藤もまた、闘宝伝笑など関西圏のイベントにも参戦している。通常のプロレスルールで行われたか、フォールに行く場面はなく、短時間ながら見応えは、あった。