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UFCファイトナイト:ケーターvsエメットが6月19日(日)にテキサス州オースティンのムーディー・センターで開催された。13試合中8試合がノックアウト、うち6試合が1ラウンドで終了し、すべての試合にパフォーマンス・オブ・ザ・ナイトが送られるという、信じられないような展開が繰り広げられた。
メインイベント
メインイベントでは、フェザー級4位のカルヴァン・ケーターと7位のジョシュ・エメットが、戦術的でハイレベルな打撃戦を繰り広げた。序盤はエメットがポイントを重ねるが、最終ラウンドはケーターのジャブが冴え渡る。結果、ジャッジ2名がエメットを支持しスプリット判定でエメットの勝利となった。
エメットの試合後のコメント:
「2週間後に大きなタイトルマッチがある。次は誰と戦うのか、ケージサイドで見ていたい。この階級には新しい刺激が必要で、自分は頂点に立てる。」
セミメイン
ジョー・ローゾンの体重以外の問題により、ドナルド・セラーニとのライト級戦がキャンセルとなったため、ティム・ミーンズとテキサス代表のケビン・ホランドがセミメインを務めた。一進一退のスリリングな展開で、1Rは激しいぶつかり合いとなったが、2Rはミーンズにダメージを与えたホランドがダースチョークでタップアウト勝利を収めた。
ホランドの試合後のコメント:
レッツゴー、ベイビー! ウェルター級で2勝、どちらも2ラウンドで勝利。もっと早くウイスキーを飲みに行けるように、1ラウンドでフィニッシュする必要があるんだ。正直言って自惚れてるわけじゃないけど、世界中誰でも倒せると思ってる。スローダウンせず、ステップアップしていくよ!」
大会のハイライト
メインカード第一試合目は、バンタム級期待のエイドリアン・ヤネスがトニー・ケリーを1Rでノックアウトし、地元の観客に感動を与えた。そして、BJJのエース、グレゴリー・ホドリゲスがジュリアン・マルケスを圧倒し、1ラウンドで連続KOとなる。ホアキン・バックリーは、3Rにアルベルト・デュラエフが出られなくなったところで、とどめを刺し勝利した。
ミドル級のロマン・ドリーゼがカイル・ドーカスを相手に73秒でノックアウト勝利を収め、さらに3試合が1ラウンドでのフィニッシュとなった。バンタム級では、コーディ・ステーマンがエディ・ワインランドを序盤から圧倒しTKO勝利、フェザー級ではリカルド・ラモスがスピニングバックエルボーでダニー・チャベスをフォールし、そして新鋭ジェレマイア・ウェルズがベテランのコート・マクギーをノックアウトしてウェルター級の新星として名乗りを上げた。
■ UFCファイトナイト・オースティン:ケーター vs. エメット
日時:現地時間2022年6月18日(土)、日本時間19日(日)
会場:アメリカ・テキサス州オースティン /ムーディー・センター
【メインイベント】
<フェザー級>
○ジョシュ・エメット(米国)
判定 2-1
●カルヴィン・ケイター(米国)
【セミメインイベント】
<ウェルター級>
○ケヴィン・ホランド(米国)
2R 1分28秒 ダースチョーク
●ティム・ミーンズ(米国)
【メインカード】
<ミドル級>
○ホアキン・バックリー (米国)
3R 0分10秒 TKO
●アルベルト・デュラエフ(ロシア)
<ライト級>
○ダミール・イスマグロフ(カザフスタン)
判定 2-0
●グラム・クタテラゼ(ジョージア)
<ミドル級>
○グレゴリー・ホドリゲス(ブラジル)
1R 3分18秒 KO
●ジュリアン・マルケス(米国)
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