キング・オブ・アウトサイダー啓之輔緊急タイヤイン!富山王者決定戦地元・右乳載冠

キング・オブ・アウトサイダー、啓之輔緊急タイヤイン!
富山王者決定戦地元・右乳載冠。
K-1ファイター内田ノボル不覚。

■ T-0006 タイヤファイトTOYAMA
日時:6月5日(日)DaFriends
お問い合わせ 日本タイヤファイト 042-376-1639

【T-0006 タイヤファイトTOYAMA 全試合結果】

<セミタイヤ タイヤファイト66 1分×2R *特別エキシビジョン>
△吉野政岐(クラブバーバリアン)
 *エキシビジョンのため、勝敗なしのドロー
△啓之輔(KING CRAFT)

 全国47都道府県制覇を目指し活動を続けるタイヤファイトだが、北陸地方初となる富山県大会が高岡市にあるシアター&カフェDaFriendsで超満員の中開催された。この日一番の注目は、セミファイナル出場の前田日明率いる格闘技団体「THE OUTSIDER」の顔とも言える選手、吉永啓之輔のタイヤイン。しかし、対戦相手の吉野政岐も格闘技団体益荒男の看板を背負う選手の一人。入場から独特の色気を醸し出し聴衆を魅了する啓之輔。

 1R試合開始早々、アッパーを繰り出す吉野。これが啓之輔を捉えて本気にさせたのか強烈なワンツーの返しからボディにパンチを散らす啓之輔。サークリングでなんとかかわしながら吉野がフックを放つと、バランスを取るために無理しないようにか最初にタイヤアウトしたのは啓之輔。これは場内を沸かせようとする行動に見えた。

 2R お互い本気モードに近い打撃戦。上背の勝る啓之輔のワンツーが吉野を捉えるとそれを左フックとボディで交わしパンチを合わせる展開。高度なタイヤワークを見せる。しかし、その後ノーガードでの打ち合いを見せるなどして会場をヒートアップを誘う両者。最後は壮絶な打ち合いから、バックブローを見せた啓之輔。キング・オブ・アウトサイダーの初のタイヤインは場内大興奮のまま幕を閉じた。

 試合後のタイヤファイトの印象について啓之輔は友好的な印象を述べると、地元栃木でのタイヤファイト開催も含みを持たせる発言すらも飛び出した。今後の展開に注目が集まる。

<メインタイヤ タイヤファイトTOYAMA80(-80)タイトルマッチ 1分×3R>
〇右乳(ふわっちファイターズ/タイヤファイト無敗)※セコンド左乳
 40秒 タイヤアウト 3-0
●クイックチョップ・リー(打撃武道我円/タイヤファイト無敗)
※右乳が初代タイヤファイトTOYAMA80王者に。8月の全日本選手権に出場決定

 いよいよタイヤファイトの初代富山王者が決まるタイトルマッチ。戦前の予想はやや体格の勝るクイックチョップ・リー有利か? 試合前コイントスで右乳はサウスポースタイルを選択した後のファーストアタック。いきなりの大振りな右乳の右フック連打に面食らったリー。更に追撃のフック連打で前のめりに倒れる。

 二本目、オーソスタイルで撃ち合う両者。上背に勝るリーのワンツーをものともしない右乳は今度は左フックで豪快ダウンを取り、大手を賭ける。

 タイトルが掛かる三本目。再びサウスポーに戻り試合再開。変わらず得意のフックで責め立てる右乳。サークリングで躓き、倒れる寸前までいくもベルトへの意地か踏みとどまる。最後は被弾により足の踏ん張りが効かなくなってきていたリーが尻もちをつくタイヤアウトで試合終了。右乳が念願のピンクのベルトを獲得し、8月に開催されるタイヤファイト全日本選手権に駒を進めた。

 試合後、マイクをとった右乳は「こんなに沢山の人が応援に集まってくれて力になりました。タイヤファイトはどんどん広まっていくと思います。これからもチェック入れといて下さい」とアピール。

 来場していた日本タイヤファイト入江代表も。総括として今まで東京・大阪・名古屋などの大都市での大入りはあったが、この富山での大成功はタイヤファイトという競技自体が浸透してきた証拠。これからもいろいろと困難はあると思う。しかし、全国制覇に向けて振り返る暇はないと思わせてくれるほどの勇気を富山でもらった」と、力強いコメントを残した。

<タイヤファイト無差別 1分×2R>
●内田ノボル(元K-1/翔拳/無差別級タイヤ神)
 29秒 タイヤアウト 1-2
〇那智(ふわっちファイターズ)

 初代K-1で大活躍し、その後タイヤファイターとして現在無差別級タイヤ神(ゴッド)として縦横無尽の活躍を見せるメジャー戦士・内田ノボル。対するはまだ無名ながら30戦以上地下格の試合を経験し、合わせてふわっちの配信もおこなうという変わり種の顔を持つ格闘家・那智。しかし、試合は開始早々左右の連打で猛攻を見せる那智。これに背を向けてしまった内田が最初のタイヤアウトを取られる。試合後に語ったとおり重心を低く構えての攻防を研究してきたであろう那智の作戦勝ちの1ポイント先取。再開後、猛攻の攻撃を見せる内田ノボル。しかし、那智はサークリングでそれを交わし反撃。しかし、これは両手プッシュで那智にイエローカードの警告が出る。再開後も左フックを出そうとして時にプッシュの判定が下る。しかし、最後は強烈な右で内田を倒し那智のタイヤアウト勝ち。

 不覚をとった内田は、無差別級タイヤ神の称号を賭けてのタイヤファイト№シリーズでの再戦を誓った。

<タイヤファイト80 1分×2R>
〇中川達彦(キングダム府中/初代タイヤファイト東京関西80統一王者)
 29秒 タイヤアウト 2-1
●小林きんにくん(ふわっちファイターズ/タイヤファイト100人組手100人目)

 過酷な減量を耐え抜き勝利した中川達彦。今年53歳でも戦えるというタイヤファイトの可能性を知らしめた。

<タイヤファイト70 1分×2R>
●隼(b-studio)
 19秒 タイヤアウト 0-2
〇酢谷哲平(LA GYM JAPAN)

<T-timesルール無差別級 30秒×2R>
〇サウザント・サニー(b-studio/女性)
 25秒 TKO
●まさけん(チーム金バエ/男性)

<キッズタイヤ 30秒×2R>
●ハルト(b-studio/9歳)
 21秒 タイヤアウト 0-2
〇藤田莉王(LA GYM JAPAN/8歳)

<キッズタイヤ 30秒×2R>
●辰道(b-studio/7歳)
 28秒 タイヤアウト 0-2
〇宮本 翠(LA GYM JAPAN/7歳)

<タイヤファイト70 1分×2R>
●優魁子(ふわっちファイターズ)
 43秒 タイヤアウト 0-2
〇竹内清(LA GYM JAPAN)

<タイヤファイト65 1分×1R>
●岩ちゃん(歌舞伎町アクアグループシャルマンホスト)
 46秒 タイヤアウト 0-2
◯武内大樹(LA GYM JAPAN)

 本大会全勝と猛威を奮った金沢LA GYM JAPAN軍団。地元金沢でのタイヤファイト開催もあるか。


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