安本晴翔が階級上の森井洋介をKO!橋本悟 引退試合はKO敗!緑川創はT-98に勝利も来年引退を表明!『NO KICK NO LIFE』

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 2022年5月28日(土)東京・豊洲PITで開催したキックボクシングイベント『NO KICK NO LIFE』。メインは、フェザー級が主戦の安本晴翔が2階級上の森井洋介にKO勝、試合後はリングサイドで解説席にいた皇治に宣戦布告。パフォーマンスと立ち回りのうまさで、実力以上の知名度で生き残っている皇治は、はぐらかしたがそろそろ若手からの突き上げも厳しくなり、ここ1年くらいが正念場となると思える。
 セミファイナルでは、“激闘大魔神”のキャッチフレーズもある橋本悟が新日本キックのWKBA王者 勝次と引退試合を行った。結果は、最終5RレフェリーストップKO敗けで“有終の美”を飾れなかったが「結果は悔しいですが、後悔はありません」と語る、燃焼できた選手生活を終えた。(トップ写真:大会終了後の引退式)

▼サムライTVでの放送
今大会の模様は「サムライTV」にて6月9日(木)23:00より放送される。
【放送日】
6月9日(木)23:00~25:00
【再放送】
6月10日(金)20:00~22:00
6月11日(土)8:00~10:00
6月12日(日)18:00~20:00
6月14日(火)18:00~20:00
6月22日(水)13:00~15:00
サムライTVホームページ:https://www.samurai-tv.com/

■『NO KICK NO LIFE』
◆日時 : 2022年5月28日(土) OPEN16:00/START17:00
◆会場:豊洲PIT 東京都江東区豊洲6-1-23
新交通ゆりかもめ・新豊洲駅より徒歩3分
東京メトロ有楽町線・豊洲駅より徒歩12分
【大会概要】
◆日時 : 2022年5月28日(土) OPEN16:00/START17:00
◆会場:豊洲PIT 東京都江東区豊洲6-1-23
新交通ゆりかもめ・新豊洲駅より徒歩3分
東京メトロ有楽町線・豊洲駅より徒歩12分
◆配信チケット ※当日1,100円UP[システム利用料:1枚につき220円]
通常配信チケット : 3,300円
選手応援チケット : 4,400円
ラウンドガール応援チケット : 5,500円 ※特典映像付き 青山ひかる、松嶋えいみ
◎配信チケット発売日:2022年5月1日(日)10:00~
※アーカイブは6月11日(土)23:59まで視聴可能
◆会場観戦、及び配信チケット販売所 : チケットぴあ https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2193942
公式HP:http://nokicknolife.com/
公式Instagram: https://www.instagram.com/nokick_nolife_/
公式Twitter:https://twitter.com/nokick_nolife_
公式Facebook:https://www.facebook.com/nolife.nokick

<メインイベントぢ8試合 ライト級 3分5R>
●森井洋介(野良犬道場/獲得王座:wpmf日本フェザー級、wbc日本フェザー級、ビッグバン日本スーパーフェザー級、全日本スーパーフェザー級、knockoutライト級)
 3RKO 2分18秒 ※左ハイキック⇒パンチ連打
○安本晴翔(橋本道場/WPMF世界フェザー級、KNOCK OUT-REDフェザー級、WBCムエタイ日本統一フェザー級、元REBELS-MUAYTHAIスーパーフライ級、元INNOVATIONスーパーバンタム級王者)

先月4月27日「藤原祭」でタイから招聘したヨーパースー・ソンニンタイ(MAX Muaythai パタヤ 優勝)を分殺KOした安本晴翔(橋本道場) vs. 日本在住トレーナー兼・選手のロムイーサン・REON(タイ)に判定敗けを喫した森井洋介の試合は、現在の勢いがそのまま試合にあらわれた。

パンチのように蹴りを出す安本に対し、森井は、ロ―キックで削っていく

3R安本のハイキックで効いてしまった森井は、追撃のパンチでダウン。レフェリーが試合を止め、安本が階級上の森井を下し、新旧knockout王者対決を制し14連勝となった。森井の右目まわりは、腫れあがりダメージを物語っていた。

<第7試合 橋本悟引退試合 63.5㎏契約 3分5R>
●橋本悟(橋本道場/INNOVATIONスーパーライト級王者、ムエタイオープンスーパーライト級王者、元INNOVATIONライト級王者)
5RTKO 1分08秒 ※左右フック
○勝次(藤本ジム/WKBA世界スーパーライト級王者、元新日本ライト級王者)

今回で引退試合となる“激闘大魔神”のキャッチフレーズもある橋本悟の最後の相手は、新日本キックの勝次、試合はスピードで優る勝次が3Rには肘でカットするが、橋本は怯まず前に出て打ち合う。そして最終5Rパンチの打ち合いで打ち勝った勝次が、橋本を倒す。ダメージの深い橋本を見たレフェリーは試合をストップして勝次が勝利。橋本は最後を勝利で飾ることはできなかったが、「試合は悔しいですが、後悔はありません」と引退式を終えた。

<第6試合 71㎏ 契約3分5R>
○緑川創(RIKIX/元WKBA世界スーパーウェルター級、元新日本キックボクシング協会ウェルター級王者)
 判定3-0(49-48、50-47、50-48)
●T-98(フリー/獲得王座:元ラジャダムナンスタジアム認定スーパーウェルター級王者、元WPMF世界ミドル級王者、元WBCムエタイ日本統一ウェルター級 & スーパーウェルター級王者、元WPMF日本ウェルター級王者、元REBELS-MUAYTHAIスーパーウェルター級王者、元INNOVATIONウェルター級 & スーパーウェルター級王者、元ルンピニージャパンミドル級王者)

 現在の日本キックボクシング70㎏~ミドル級上位選手同士となった対戦は、所属していたクロスポイント吉祥寺を退会してフリー第1戦となったT-98が前にでるが、緑川は、カーフキックをヒットさせながらパンチ、肘を繰り出しT-98を出血させる。決定打こそなかったが有効打、ヒット数で上回った緑川が判定勝利。試合後、緑川は来年2月のNO KICK NO LIFE大会で引退することを表明した。

<第5試合 55.5㎏契約3分5R>
●加藤有吾(RIKIX)
WMC JAPANスーパーバンタム級王者
岡山ZAIMAX MUAYTHAI 55kg賞金トーナメント2021優勝
 5RTKO 2分20秒 肘によるカット
○大﨑孔稀(OISHI GYM)
BOMバンタム級王者
J-NETWORKスーパーフライ級王者
元WMC JAPANスーパーフライ級王者

 RIKIXの有望選手・加藤有吾 vs. 大崎兄弟で活躍する弟・孔稀の一戦は、肘でカットされた大﨑孔稀だが、4R肘でダウンを奪う、しかし最終5Rには大崎はカットされた傷口が広がりドクターチェックも呼び込まれ、ピンチとなるが肘で切り返し、ドクターストップのTKOで薄氷の勝利を飾った。

<第4試合 バンタム級3分5R>
△藤原あらし(バンゲリングベイ・スピリット)
元全日本バンタム級王者
元WPMF世界スーパーバンタム級王者
元WBCムエタイ日本統一バンタム級王者
 引分1-1(49-48、48-49、48-48)
△麗也JSK(治政館)
元新日本キックボクシング協会フライ級王者
元ISKAインターコンチネンタルフライ級王者

 首相撲無制限で行われた試合(NO KICK NO LIFEは、通常キャッチ、掴んでの攻撃は1回の旧K‐1、RISEルールに肘打ちを加えたルール)は、麗也が3Rカットに成功するが、藤原も首相撲で麗也を削り、ジャッジ三者三様のドローとなった。

<第3試合 70㎏契約 3分3R>
○髙木覚清(RIKIX/INNOVATIONスーパーウェルター級5位)
 判定2-0(29-28、29-28、29-29)
●森本一陽(ネクストレベル渋谷/元J-NETWORKスーパーウェルター級、元Bigbangスーパーウェルター級王者)

<第2試合 52㎏契約 3分3R>
薩摩3373(TARGET/元MA & 元REBELS-MUAYTHAIフライ級王者)-51.9kg
 vs.
平松弥(岡山ジム/INNOVATIONフライ級王者)-54.0kg

※平松弥が、2.5㎏オーバー、再計量も2㎏オーバーで規定体重をクリアできない為、中止

<第1試合 54㎏契約 3分3R>
○HIROYUKI(RIKIX/元新日本キックボクシング協会フライ級 & バンタム級王者)
 1RKO 0分35秒 ※右三日月蹴り
●平松侑(岡山ジム/INNOVATIONバンタム級王者)

HIROYUKIが秒殺のKO勝利

ラウンドガール

“野生児猫娘”青山ひかる

“ミラクル神ボディ”松嶋えいみ