24日、新日本プロレスが『BEST OF THE SUPER Jr.29』後楽園ホール3連戦の初日を開催した。
この日の聖地はガラガラにあらず。動員で苦戦が続いた新日後楽園に、コロナ禍以降最多となる1215人が詰めかけた。お目当てはメインの「エル・デスペラードvs.エル・リンダマン」。デスペラードがリンダマンにラブコールを送っていたことで実現した顔合わせであり、新日前王者vs.GLEAT現王者との図式ともなった。
マフラーホールドからヌメロ・ドスという必勝パターンに持ち込んだデスペラードだったが、必殺ピンチェ・ロコをリンダマンに阻止されたことが勝負の分かれ目だ。リンダマンはイッキに高速ドラゴンスープレックスからのタイガースープレックス。後頭部を続けざまにマットに打ちつけたデスペラードは3カウントを聞くしかなかった。
マイクを握ったリンダマンは満員の後楽園で大演説だ。「別にGLEATのファンが新日本を見に来たってかまわないし、新日本のファンが他の団体に行ったっていい。他の団体のファンが(動画配信サブスクの)ニュージャパンワールドに加入したっていいだろう。プロレスファンにはシェンゲン協定なんて必要ない。みんなでGLEATしようぜ!!」と、自団体の流儀で大会を締めている。
■ 新日本プロレス BEST OF THE SUPER Jr.29
日時:5月24日(火)18:30
会場:東京・後楽園ホール 観衆1,215人(主催者発表)
<第1試合/「BEST OF THE SUPER Jr.29」Aブロック公式戦>
●フランシスコ・アキラ
10分54秒 TACOドライバー⇒エビ固め
〇アレックス・ゼイン
<第2試合/「BEST OF THE SUPER Jr.29」Bブロック公式戦>
●TJP
13分53秒 ダイビングフットスタンプ⇒片エビ固め
〇ティタン
<第3試合/「BEST OF THE SUPER Jr.29」Aブロック公式戦>
●クラーク・コナーズ
8分25秒 トロフィーキル⇒エビ固め
〇田口隆祐
<第4試合/「BEST OF THE SUPER Jr.29」Bブロック公式戦>
〇ウィーラー・ユウタ
8分05秒 シートベルトクラッチ
●BUSHI
<第5試合/「BEST OF THE SUPER Jr.29」Aブロック公式戦>
〇エース・オースティン
7分20秒 THE FOLD⇒片エビ固め
●YOH
<第6試合/「BEST OF THE SUPER Jr.29」Bブロック公式戦>
●エル・ファンタズモ
6分52秒 首固め
〇DOUKI
<第7試合/「BEST OF THE SUPER Jr.29」Bブロック公式戦>
●ロビー・イーグルス
11分39秒 ラ・カレテラ
〇マスター・ワト
<第8試合/「BEST OF THE SUPER Jr.29」Aブロック公式戦>
〇金丸義信
6分47秒 足4の字固め
●高橋ヒロム
<第9試合/「BEST OF THE SUPER Jr.29」Aブロック公式戦>
●SHO
11分33秒 レフェリーのブラインドでベルト殴打⇒片エビ固め
〇石森太二
<第10試合/「BEST OF THE SUPER Jr.29」Bブロック公式戦>
〇エル・リンダマン
15分08秒 タイガースープレックスホールド
●エル・デスペラード
※月額999円ファイトクラブで読む(クレジットカード、銀行振込対応)
▼新規ビザ外国人大挙のBOSJが大評判 ジュニアが新日本コロナ明けを先導
※電子書籍で読む
’22年05月19日号東女大阪SS虎女王 Backlash 飯伏抹殺AEW CyberF 藤波棚橋 タイヤF