[ファイトクラブ]熱戦6大タイトルマッチ JCK3堺市産業振興センター大会

[週刊ファイト5月26日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼熱戦6大タイトルマッチ JCK3堺市産業振興センター大会
 photo & text by 猫山文楽拳
・ジャパンカップクルーザー級タイトルマッチ
・ジャパンカップミドル級タイトルマッチ
・ジャパンカップウエルター級タイトルマッチ
・ジャパンカップスーパーフェザー級タイトルマッチ
・ジャパンカップフライ級タイトルマッチ
・ジャパンカップジュニア女子キックタイトルマッチ45kg
・牧野騎士3R3分土壇場の劇的TKO
・安藤優介貫禄圧勝
・迫 飛河、鮮烈の1RKOプロデビュー戦
・オープニングファイト5試合
・話題の筋肉カステラを食レポ・夜食に食べてみた・・・衝撃の結果報告


 前日までの雨も上がった快晴の大阪5月15日、ジャパンカップキックボクシング3度目の大阪大会が開催され全19試合、どれをとってもメインの見応えといってそん色ない熱戦が繰り広げられた。

 オープニングファイト、第1試合からダイヤの原石が凌ぎを削る目も覚めるような激闘を見た。
 いまはまだ無名でも、打擲され、磨かれ、鍛えられ艱難辛苦の末に華開いてやがて大きな舞台で光を放つのだろう。
 
 超満員の観衆が見守る中クルーザー級からフライ級、女子キックまでタイトルマッチが行われ、6人のJCP王者が誕生した。
 クルーザー級タイトルマッチは、加藤クラッシャーHIDEと鹿津真二が時間いっぱい殴り合い蹴り合った。

 僅差で判定を制したのは鹿津だったが闘い終わればノーサイド、笑顔で抱擁、健闘を称え合った。
 死闘に華を添える美しいリングガールたちも眼目だった。

 会場にはRISEライト級6代王者原口健飛が来場、リング上で挨拶を行い、セコンドにもついて若手選手に激を入れていた。

■ MA日本キックボクシング連盟公認大会 ジャパンカップ・キックボクシング3
日時:5月15日(日)12:30
会場:堺市産業振興センター(堺市北区長曽根町183番地5)


ジャパンカップクルーザー級タイトルマッチ
<ジャパンカップクルーザー級タイトルマッチ>
●加藤クラッシャーHIDE(志焔塾)
 判定 2-0
◯鹿津 真二(HIGHSPEED GYM)
1Rでダウンを奪った鹿津が加藤の反撃を振り切って判定勝ち。


試合後コメント 鹿津真二
 今大会は「肉体の衰えをどうカバーするか?」が私の闘いのテーマでした。
 試合間隔が大きく空いたことや、階級上のクルーザー級への挑戦と、不安要素もありましたけれど、ギリギリでも勝てて本当に良かったです。
 ある人が「肉体はレクイエムだが、お前の闘い模様はド演歌だ」と。誉めてるのか、けなしてるのか分からない評価をくれました(笑)
 この期間に覚えた新しいテクニックを場面場面で出せたこと。
 逆に出せなかったことも多く、勝ち負けを別として自己採点は40点ぐらいでした。
 今回を得て、技術面を更に磨いて行きたいと思います。
 主催者の方が「地方で若手選手を育て、全国区へと羽ばたいて欲しい」と話されておられ、その通りの大会だなと感じました。
 そんな中、私をタイトル戦でメインで使って頂いたことに大変感謝しております。
 若手にもベテランにも門戸を開き、今後も在阪格闘技者の活動の場を拡大していって頂ければと、心より願っています。

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