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大会前日、チャールズ・オリヴェイラが0.5ポンドオーバーで計量失敗。
わずか0.5ポンドだが、タイトルマッチゆえ厳格な判定基準。1時間後再計量も、体重変わらず王座はく奪。
地元ファンの大声援を追い風に威風堂々オクタゴンインのゲイジーに対して計量失敗男の汚名背負って登場のオリベイラ。
オリヴェイラ前に出てパンチを入れケージに押し込み首相撲。離れるゲイジーにパンチでなおも距離を詰めたオリヴェイラだがゲイジーのパンチがヒットしダウン。寝技に誘うオリベイラに付き合わないゲイジー。オリベイラのパンチにゲイジーがローを返す。ゲイジーのパンチが再び当たってオリベイラ2度目のダウン。組打つオリベイラをゲイジーが切る。
オリヴェイラの右がゲイジーにヒット。ダウンしたゲイジーのバックに回って三角締めががっちりと決まってゲイジータップ。
オリベイラのフィジカルは鋼で出来ているようか。
変則ルールにより、王座は空位となった。
オリベイラ「すべての階級の者に言いたい。私がチャンピオンだ。タイトルマッチの相手は誰でもいいが選べるならコナー・マクレガーと。」
<ライト級 タイトルマッチ>
◯チャールズ・オリベイラ
1R3分22秒 裸締め
●ジャスティン・ゲイジー
ダニエル・コ―ミエ殿堂入り、会場でサプライズ発表。観客スタンディング。
なんと本人にも知らされておらず実況席でびっくり感極まって涙止まらず。
ダニエル・コ―ミエ「ありがとうございます。人生いろんなことがありました。達成したことも多いです。しゃべるの好きなんだけどなんて言って良いかわからない。」
■ UFC274
日時:2022年5月8日(日・日本時間)
会場:アリゾナ州・フットプリントセンター
<ウエルター級 5分3R>
◯ランデイ・ブラウン
判定2-1
●ケイレン・ウィりアムズ
<ライトヘビー級 5分3R>
●マウリシオ・ショーグン
判定1-2
◯オヴィンス・サンブルー
<ライト級 5分3R>
◯マイケル・チャンドラー
2R17秒 KO
●トニー・ファーガソン
1年ぶり再起戦のトニー・ファーガソン対するはマイケル・チャンドラー。
ライト級5分3Rランカー同士の対決は、ガードの緩んだところにマイケル・チャンドラーの顔面前蹴りでファーガソンKO衝撃的な幕切れ。
マイケル・チャンドラー「最高です。ファーガソンの弱さじゃない。ちゃんと自分の蹴りが当たったってこと。ここじゃない。メインイベントで試合がしたい。絶対にどこかでタイトルマッチがしたい。マクレガー出てこい。神のご加護を!」
<女子ストロー級タイトルマッチ 5分5R >
●ローズ・ナマユナス
判定1-2
◯カーラ・エスパルザ
ローズ・ナマユナス2度目の防衛戦。
1Rお互い容易に懐に入れず距離を取りあう。ナマユナスがじりじり圧をかけて距離を入れパンチ2発。触れずじまいのエスパルザ分が悪いか。
煮え切らない展開に観客ブーイング。
2Rもジリジリ。エスパルザナマユナスの足を捉えるが辛くも脱出。
観客のフラストレーションが会場に充満する中試合ようとして動かず。ナマユナスが距離を入れ軽く左。エスパルザ、ナマユナスに触れることが出来ないまま2Rも終了。
3Rエスパルザタックルで金網に押し込むが一瞬で逃げるナマユナス。
防戦一方、試合が動く様子を見せないことに観客のブーイングが飛び交う。
4Rエスパルザ果敢にタックルもナマユステすり抜ける。勢いづいたエスパルザテイクダウン狙って再度タックル仕掛ける。圧をかけたエスパルザがバックを取って投げる。切り際にナマユナスがパンチ。ナマユナス追い込まれた感。
ナマユナス動きに焦り。
両者いまひとつ決め手に欠けたまま最終ラウンドへともつれこむ。
圧かけ距離詰めるエスパルザにナマユナスもパンチを入れにいく。
ジリジリの駆け引き、膠着状態のまま時間が経過、最後の数秒ナマユナスがポイント稼ぎ逃げ切り見え見えのタックルをかけ時間切れ。これは印象を上げたのか?
微妙な空気の中エスパルザ判定勝ちで7年ぶりに王座に返り咲いて来週華燭の典。おめでとう。