ジョシュ・アレキサンダーが王座防衛!Impact Wrestling Under Siege 2022

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 5月7日(現地時間・放送日)に『Impact Wrestling Under Siege 2022 』が開催された。
 この大会のメインではインパクト世界王座戦が組まれ、王者ジョシュ・アレキサンダーが提携団体新日本プロレスからの刺客、石井智宏の挑戦を受けた。遂に因縁の相手ムースから王座を奪還したアレキサンダーとしては絶対に王座を守りたいところで、試合が真正面からのぶつかり合いとなり、石井も掟破りのアンクルロックを仕掛けるなど猛攻を見せるも、最後はアレキサンダーがC4スパイクで石井を仕留めてフォール勝ちで王座防衛を果たした。
 インパクト世界タッグ王座戦は王者バイオレント・バイ・デザインがROHからインパクト・レスリングに乗り込んできたブリスコ兄弟の挑戦を受けた。ROHを代表するタッグ屋であるブリスコ兄弟は試合開始から大暴れ。もちろんデザイン軍も応戦するも、最後はブリスコ兄弟がドゥームズデイデバイスを決めてディーナーからフォール勝ち。ブリスコ兄弟がいきなりインパクト・レスリングでタッグ王座を奪取した。
 複数の団体を股にかけて活躍するバレットクラブとインパクト・レスリングに侵略してきたROH軍団オナーノーモアに因縁が勃発し、遂に10人タッグマッチで軍団抗争に決着をつけることとなった。大人数が入り乱れる混戦となったが、ここでカール・アンダーソンが恋している敵方の女子マネージャー、マリア・ケネリスに気をとられ股間を強打してしまい、そこにエディ・エドワーズがエンズイゲリ、続いてOGKがプロトンパックを決めてアンダーソンからフォール勝ちROH軍団がバレットクラブに勝利して抗争に勝利した。
 また前インパクト世界王者のムースがリングに現れ、自分こそ最高の王者だった、アレキサンダーから王座を取り返せなかったのは5日間しか準備期間がなく準備不足なだけだったとアピールすると、そこに怪我で長期欠場していたサミ・キャラハンが現れたのだった。キャラハンはムースに襲い掛かりバット攻撃から必殺のパイルドライバーを決めてムースをKO。どうやらキャラハンとムースの抗争がスタートしそうだ。

■ Impact Wrestling Under Siege 2022
日時:2022年5月7日(現地時間・放送日)
会場:アメリカ合衆国ケンタッキー州ニューポート

<インパクト世界王座タイトルマッチ>
○ジョシュ・アレキサンダー(王者)
 ピンフォール
●石井智宏(挑戦者)

<インパクト世界タッグ王座タイトルマッチ>
○ブリスコ・ブラザーズ(ジェイ&マーク・ブリスコ)(挑戦者)
 ピンフォール
●バイオレント・バイ・デザイン(エリック・ヤング、ディーナー)(王者)

<ノックアウト世界王座タイトルマッチ>
○ターシャ・スティールズ(王者)
 ピンフォール
●ハヴォック(挑戦者)

<10人タッグマッチ>
○ROH軍団オナー・ノーモア
 ピンフォール
●バレットクラブ

<Xディヴィジョン王座タイトルマッチ>
○エース・オースチン(王者)
 ピンフォール
●トレイ・ミゲル(挑戦者)

<AAAレイナ・デ・レイナス王座タイトルマッチ>
○タヤ・ヴァルキリー(王者)
 ピンフォール
●ディオナ・プラッゾ(挑戦者)

<シングルマッチ>
○クリス・セイビン
 ピンフォール
●スティーブ・マクリン

<シングルマッチ>
○ジゼル・ショー
 ピンフォール
●マディソン・レイン