格闘技界のデビルマン内田ノボル護身空手に挑戦状!へずまりゅう乱入4・29代々木第2体育館タイヤファイト

代々木第2体育館お披露目タイヤファイト
~MAX4000人の会場で、リミット15分でタイヤファイトの魅力を伝えれるかスペシャル~

■ 第1回全日本極真護身空手道選手権大会
日時:4月29日(金・祝)
会場:代々木第2体育館
JAPAN SPORT COUNCIL
*タイヤファイトは大会内のイベントとして開催された。

代々木第2体育館お披露目タイヤファイト

【全試合決果】

<メインタイヤ タイヤ神 昇神マッチ>
無差別タイヤ神 昇神マッチ1分×1R
*ドラ・グローブ使用
“格闘技界のデビルマン”〇内田ノボル(翔拳道/元K-1/無差別級タイヤ神)
初代新日本キックヘビー級王者 第3代MAキックヘビー級王者 初代打撃王ヘビー級王者
 20秒 タイヤアウト
“ハンマー・コング”●中山勝巳(ミューズ柔術アカデミー/挑戦者)
初代IMPACTグラップリング無差別級王者 2021ASJJFアジアオープンヘビー級王者 2021ASJJFアジアオープン無差別級王者

 試合勝利後、内田は極真護身空手への参戦を表明した。

 K-1で貴重な日本人ヘビー級戦士として活躍した内田ノボルは、昨年開催のタイヤファイト旗揚げ戦では、その実績から無差別級のタイヤ神(ゴッド)に昇神。初戦では大道塾関東3位入賞の中村崇一郎に勝利した。対する中山勝巳はハンマー・コングの異名を持つ怪力ファイターで、K-1の強豪アレクセイ・イグナショフを倒した内田といえども一発当たれば番狂わせも十分ありえる、KO必死のド派手な一戦となった。接近戦戦の重量級どおしの殴り合いに場内はざわつく、最初に大きな右ストレートを高い上背からヒットさせたのは内田。中山大きくぐらつく。そのあと中山も右のスイングフックでよもやの場面をつくる。


内田は難敵・中村崇一郎にも勝利している。

 しかし反撃もここまで、内田のショートの連打を浴び最後は大きくバランスを崩しタイヤアウト負け。試合後、マイクを取った内田は「まだ、やりたりない!この大会の代表さん、自分も格闘空手の出れませんかね?」と突然の参戦表明。そしてなんとそこに迷惑系YouTuberとして一斉を風靡したへずまりゅうが乱入。へずまは朝倉未来がスペシャルアドバイザーを務める超短期決戦「ブレイキングダウン」へ参戦。その巨体と、国体出身のレスリング力を生かすことができず敗れていた。マイクを握り「格闘技を舐めてました。今は格闘技のトレーニングをしています。戦わせて下さい。キックでもMMAでも、タイヤファイトでもいい」という問いかけに対し、

 入江代表は「朝倉未来のとこで十分だろ? まあ、いい。真剣に格闘技に向き合うんだな? 会場の皆さん、彼(へずま)は散々迷惑かけたみたいですが、真面目にやるみたいです。彼を格闘技界にあげていいですか?」という問いに、観衆もOKのオーディエンス。その後、人前での初お披露目となった噂の婚約者しいちゃんに「真剣に格闘技頑張って!」と叱咤激励されていた。


人前では初披露となった、へずまりゅうの婚約者しいちゃん。

<セカンドタイヤ タイヤファイト80特別ルール1分×1R
*ドラ・グローブ使用
“ミナミの格闘オヤジ”〇武士正(FightingTeamA-TOYS)
第2代東京大阪タイヤファイト80王者
 7秒 タイヤアウト
“蕨からの刺客”●朝日ゆうき(FREEDOM@OZ)

 ミナミの格闘オヤジが代々木第2体育館の大舞台に立つ。過去には船木誠勝などを筆頭に、様々な著名格闘家と激戦を繰り返した大阪の名物男、武士正。対する朝日ゆうきは、先日大阪で開催された、タイヤファイト初の女子タイトルを関東圏に持ち帰った大八木友美と同門のFREEDOM@OZが送り込む新たなタイヤファイター。武士正の同門には、その大八木に敗れた元女子プロボクシング王者の森本圭美がおり、本対戦には代理戦争の匂いが漂う。王者大八木が見つめる中、朝日は勝利を掴むことはできるのか。試合は開始早々から武士正攻勢。しかし、あとから安全なドラ・グローブ使用のはずが、試合後に大きな瘤ができるほどの朝日の強烈なパンチが武士正を捉えていたのだ。試合は巧者の武士正が、上手く朝日のバランスを崩してタイヤアウト勝ち。ヨッシャ!の声と共に長い連敗から脱出を果たした。


3月13日に開催された女子初のタイトル、タイヤファイトOSAKA女子50のベルトを担いで凱旋報告した大八木友美。

<ファーストタイヤ タイヤファイト60T―timeZルール1分×1R>
*スーパーセーフ・ドラ・グローブ使用
“THE訳あり社長”〇戸上 祐一(excellent ONE 社長)
初代TRIBELATEキックライト級王者
 22秒 タイヤアウト
“上司タコ殴りファイター”●大川 慧海(excellent ONE 中間管理職)

 T-time Zルールのお披露目となる。本ルールはスーパーセーフ・ドラ・グローブ着用を義務づけることにより、ティータイムを楽しむかのように怪我なく安全にタイヤファイトを楽しんで貰もうという思いを込めたルールとして考案された。入江代表が言う、「仕事の遺恨もタイヤファイトで。夫婦喧嘩もタイヤファイトで円満解決!」の文言通り、対戦は普段の社会秩序では有り得ない、現役会社社長とストレスが溜まりがちの中間管理職タイヤファイターとの対戦となった。ヘッドプロテクター着用の為か、やや顎が上がり気味の打撃戦からスタート。最初にクリーンヒットを当てたのは部下、大川。
 会社の社長である戸上は大きくよろける。しかし、持ち直し反撃。激しい乱打戦。しかし、ヘッドプロテクターの為か大きなダメージは与えられない。16秒過ぎに一気に畳みかけた社長戸上がタイヤアウト勝利。上司の威厳を保つことに成功した。勝利した戸上はセコンドのへずまりゅうに肩車されガッツポーズ。


 試合後の飲み会では、へべれけの戸上に対し、悔しさを滲ませ杯を傾ける中間管理職、大川は悲哀を醸し出していたのが印象的だった。

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