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UFCファイトナイト:フォントvsヴェラが5月1日(日)にラスベガスで行われ、オープニングからメインイベントの全5ラウンドまで、大きな盛り上がりを見せた。
メインイベント
バンタム級5位のロブ・フォントと8位のマルロン・ヴェラが鋭い打撃を披露。フォントのジャブは的確で、構えの切り替えでフォントの隙を突き、ボディキックと膝蹴りを効果的に使ったヴェラ。フォントのパフォーマンスも非常に高かったものの、ヴェラの与えたダメージの方が大きく、全会一致で判定勝利を収めた。
試合後のヴェラのコメント:
「コーチがいつも言っている、心が体に追いついてきたということを今日実感した。長い道のり、長い旅だった。ハードワーク。勝つために全力を尽くし、他のことはすべて脇に置いておくと、人生は良い勝利を与えてくれる。今自分は夢を生きている。世界チャンピオンになって、エクアドルにベルトを持っていきたい。」
セミメイン
ヘビー級の伝説的存在であるアンドレイ・アルロフスキーは、シューティング・スターのジェイク・コリアーと対戦し、3ラウンドに渡る激しい戦いを繰り広げる。コリアーのダメージのある打撃にアルロフスキーはカウンターと経験で対抗した。試合はジャッジに委ねられ、アルロフスキーがスプリットデシジョンで勝利した。
試合後のアルロフスキーのコメント
「最後のテイクダウンで負けたと思ったし、3ラウンド目で勝利を逃したと思ったけど、結果はオーライだった。あと一歩だ。今夜のパフォーマンスを振り返って、コーチと多くの宿題をこなさなければならない。それから次の試合に臨みたい。」
大会のハイライト
電光石火のフィニッシュ! ジョアンダーソン・ブリートは、アンドレ・フィリを1ラウンドわずか41分でKOし、パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトのボーナスを獲得した。
前座 5試合中4試合がフィニッシュとなったが、ライト級のナタン・レビーとマイク・ブリーデンは、3ラウンドに渡って一進一退の攻防を繰り広げ、レビーが巧みなグラップリングにより、満場一致でUFC初勝利を収めた。フランシスコ・フィゲイレードは、ダニエル・ダ・シウバをニーバーで仕留め、パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。
■ UFCファイトナイト・ラスベガス53:フォント vs. ヴェラ
日時:現地時間2022年4月30日(土)、日本時間5月1日(日)
会場:アメリカ・ネバダ州ラスベガス/UFC APEX
【メインイベント】
<138.5ポンド契約>
○マルロン・ヴェラ(エクアドル)
判定 3-0
●ロブ・フォント(米国)
【セミメインイベント】
<ヘビー級>
○アンドレイ・アルロフスキー(ベラルーシ)
判定 2-1
●ジェイク・コリアー(米国)
【メインカード】
<フェザー級>
○ジョアンダーソン・ブリート(ブラジル)
1R 0分41秒 TKO
●アンドレ・フィリ(米国)
<ライト級>
○グラント・ドーソン(米国)
3R 4分11秒 リアネイキドチョーク
●ジャレッド・ゴードン(米国)
<フェザー級>
○ダレン・エルキンス(米国)
判定 3-0
●トリスタン・コネリー(カナダ)
<ミドル級>
○クリストフ・ヨトゥコ(ポーランド
判定 3-0
●ジェラルド・マーシャート(米国)
First main event, first main event victory ✅@ChitoVeraUFC was built for 25 minute fights 💥 #UFCVegas53 pic.twitter.com/XyyBLJBrQ2
— UFC (@ufc) May 1, 2022
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— UFC (@ufc) May 1, 2022
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