ジョシュ・アレキサンダーが王座返り咲き!Impact Wrestling Rebellion 2022

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 4月23日(現地時間・放送日)に『Impact Wrestling Rebellion 2022』が開催された
 この大会のメインではインパクト世界王座戦が組まれ、王者ムースがジョシュ・アレキサンダーの挑戦を受けた。元々は2021年の年間最大興行「バウンド・フォー・グローリー2021」でクリスチャン・ケイジからインパクト世界王座を奪取したのはアレキサンダーだったが、試合直後、いつでも王座挑戦できる権利を持つムースが現れ、今すぐ王座挑戦を要求。クリスチャンとの激戦直後のアレキサンダーは満身創痍の状態でムースに王座を奪われてしまった。その後、アレキサンダーはムースへの挑戦を訴え、遂にインパクト・レスリングから王座挑戦権を正式に許可され、満を持して王座挑戦となった。ムースもアレキサンダーの自宅に訪問しアレキサンダーの家族にプレッシャーをかけたり、リング上でアレキサンダーの家族を襲うなど悪の限りを尽くしており、アレキサンダーとしては王座奪還だけではなく家族にも危害を与えたムースへの復讐にも燃えている。試合は真正面から大男二人がぶつかり合う激しい試合となったが、最後は気合に勝るアレキサンダーがリング中央でC4スパイクを決めてフォール勝ち。アレキサンダーが堂々とした試合で勝利して遂に王座を奪還。試合後はリングサイドに応援に来ていた妻子もリングに上げ、家族で王座奪還を喜んでハッピーエンドで大会は幕を閉じた。
 インパクト世界タッグ王座戦は多数のタッグチームが挑戦者として名乗りをあげ、まずはエリミネーションチャレンジで勝ち残ったチームが挑戦者となる事になった。その結果、ライノ、ヒース組が勝ち上がり、王者バイオレント・バイ・デザインの王座に挑戦した。しかし、激戦の後という事もあり、最後はエリック・ヤングがリング中央でヒースに必殺のパイルドライバーを決めてフォール勝ち。デザイン軍が王座防衛を果たした。
 またバレットクラブのリーダー、ジェイ・ホワイトがベテランであるクリス・セイビン、そしてスティーブ・マクリーンと3WAYマッチで激突。ホワイトはセイビンにシングルマッチで敗れており、雪辱に燃えているが、ここにマクリーンが絡み、最後はなんとマクリーンがスクールボーイでセイビンを丸めこんでフォール勝ち。セイビンとホワイトの直接決着は着かない形となった。

■ Impact Wrestling Rebellion 2022
日時:2022年4月23日(現地時間・放送日)
会場:アメリカ合衆国ニューヨーク州ポキプシー

<インパクト世界王座タイトルマッチ>
○ジョシュ・アレキサンダー(挑戦者)
 ピンフォール
●ムース(王者)

<ノックアウト王座タイトルマッチ>
○ターシャ・スティールズ(王者)
 ピンフォール
●ローズマリー(挑戦者)

<インパクト世界タッグ王座タイトルエリミネーションチャレンジ>
○バイオレント・バイ・デザイン(エリック・ヤング、ジョー・ドーリング)(王者)
 ピンフォール
●ライノ、ヒース(挑戦者)
ほか参戦チーム
グッドブラザーズ
ジョニー・スウィンガー、ジッキー・ダイス
メジャー・プレイヤーズ
W.モリッシー、ジョーディン・グレイス
リッチ・スワン、ウィリー・マック
オナー・ノーモア

<シングルマッチ>
○石井智宏
 ピンフォール
●ジョナ

<Xディビジョン王座タイトル3WAYマッチ>
○エース・オースチン(挑戦者)
 ピンフォール
●トレイ・ミゲル(王者)
マイク・ベイリー

<AAAレイナデレイナス王座タイトルマッチ>
○タヤ・ヴァルキリー(挑戦者)
 ピンフォール
●デオナ・パラッツォ(王者)

<3WAYマッチ>
○スティーブ・マクリーン
 ピンフォール
●クリス・セイビン
ジェイ・ホワイト

<ノックアウト世界タッグ王座タイトルマッチ>
○インフルエンス(王者)
 ピンフォール
●インスピレーション(挑戦者)

<シングルマッチ>
○エディ・エドワーズ
 ピンフォール
●クリス・ベイ