セバスチャン・プシビシュが王座防衛!KSW 69

(C)KSW/Polsat

 4月23日(現地時間)にポーランド共和国ワルシャワで『KSW 69: Przybysz vs. Martins』が開催された。
 KSW(Konfrontacja Sztuk Walki=コンフロンタチャ・シュトゥク・ヴァルキ)は、ポーランドの総合格闘技団体。団体名はポーランド語で「総合格闘技が激突する」という意味。2009年に地上波Polsatで生中継されたKSW 12は、視聴者数650万人を記録しサッカー EURO 2012に抜かれるまではポーランドのスポーツ中継で史上2位の記録だったほど欧州最大のMMA団体となっている。2017年には本拠地ポーランドで6万人を集めた大会を成功させ、欧州最大のMMA団体として存在感を示している。
 今大会のメインはバンタム級王座戦で王者セバスチャン・プシビシュにウィルソン・マーチンが挑戦した。マーチンはKSW初参戦で修斗ブラジルやセルビアのセルビアン・バトル・チャンピオンシップでの実績でいきなり王座挑戦となった。地元の王者対(ポーランドから見て)海外からの刺客というシチュエーションだが、下馬評では王者が圧倒している。しかし試合は5Rまでもつれ込む激戦となったが、最後は王者プシビシュがチョークを極めて一本勝ち。プシビシュが見事に王座防衛を果たした。

■ KSW 68: Parnasse vs. Rutkowski
日時:2022年4月23日(現地時間)
会場:ポーランド共和国ワルシャワ

<バンタム級王座タイトルマッチ>
○セバスチャン・プシビシュ(ポーランド/王者)
5R 2分07秒 リアネイキドチョーク
●ウィルソン・マーチン(ブラジル/挑戦者)

<ミドル級>
○パヴェウ・パブラック(ポーランド)
 判定 2-1
●セザル・ケイシク(ポーランド)

<ライト級>
○ロバート・ルチャワ(ポーランド)
 判定 3-0
●ミケーレバイアーノ(イタリア)

<女子ストロー級>
○サラ・ルザー・スマジッチ(クロアチア)
 判定 2-1
●ナタリア・バチンスカ(ポーランド)

<ライト級>
○ロバート・ルチャワ(ポーランド)
 2R 1分29秒 TKO
●ウィルソン・ヴァレラ(フランス)