ジェシカ・アンドレジがメインで一本勝ち！UFCファイトナイト・ラスベガス52

*, ☆, MMA
このエントリーをはてなブックマークに追加

(C)UFC

　UFCファイトナイト レモス vs. アンドラージは、4月24日（日）にラスベガスのUFC APEXからアジアで生中継された。贖罪、復帰、そして将来のコンテンダーがパフォーマンスを繰り広げ、スリリングなイベントを作り上げた。

メインイベント
メインイベントのストロー級コンテンダーズマッチでは、10位のアマンダ・レモスが元王者のジェシカ・アンドラージを相手に美しい打撃で開幕戦を飾った。しかし、アンドラーデはその驚くべき才能と経験を発揮し、スタンディングの三角絞めで、試合がキャンバスに落ちる前にレモスをタップさせた。UFC史上初のスタンディングヘッド＆アームトライアングルでフィニッシュした後、アンドラーデはこう語った。
「コーチが、これはいけると判断して、何度も練習したんだ。一旦入ったら、タップを取るまでやり続けるぞと思った。一休みしたが、これはまだ私の階級なんだ。10位で戦うのは屈辱的だったけど、また戻ってくるために必要なことなら、そうしなければならないんだ。タイトルのために再び戦う準備はできているんだ。」

セミメインイベント
クラウディオ・プエルスは、ライト級のベテラン、クレイ・グイダを相手にスリリングなグラップリングパフォーマンスを披露した。プエルスはテイクダウンをし、ポジショニングを取りながらサブミッションで攻め、最後はキャリア3度目のニーバーでグイダをタップさせた。ファイト後にプエルスは次のように語った。
「今のファイトで俺の実力わかったでしょう？俺は毎日一生懸命トレーニングして生活を一変させたんだ。 夢はこのUFCで戦うことだったが、1試合や2試合じゃなく、最強の相手と戦うことなんだ。そんな相手を1ラウンドで倒したんだ。」

ハイライト
バンタム級の野獣：中国のアオリ・チロンは、バンタム級に上げてキャメロン・エルスと対戦し、上の階級での彼のパワーは否定できないものであった。1ラウンドでは、ボディー・パンチで圧倒し、グラウンド＆パウンドでTKOを奪った。
見事な復帰：タイソン・ペドロは、4年ぶりにオクタゴンに復帰し、1ラウンドにダメージを与える足蹴りとパンチでアイク・ビラヌエバを倒すという見事なパフォーマンスを披露した。
一進一退の攻防：セルゲイ・カンドチコとドワイト・グラントは、オープニングゴングからアグレッシブに戦うことを明言し、互いに1ラウンドでノックダウンを獲得した。2ラウンド目、カンドチコはターゲットを絞り、的確なコンボを決めてグラントを倒した。
明確なサブミッション ：フェザー級のランド・バンナータとチャールズ・ジョルダンは、グラップリングのテクニックを競い合い、バンナータが序盤にその才覚を発揮したが、ジョルダンはノックダウンと高速ギロチンによるフィニッシュで挽回した。

■　UFCファイトナイト・ラスベガス52：レモス vs. アンドラージ
日時：現地時間2022年4月23日（土）、日本時間24日（日）
会場：アメリカ・ネバダ州ラスベガス／UFC APEX

【メインイベント】
＜女子ストロー級＞
○ジェシカ・アンドレジ（ブラジル）
　1R3分13秒 肩固め
●アマンダ・レモス（ブラジル）

【セミメインイベント】
＜ライト級＞
○クラウジオ・プエレス（ペルー）
　1R 3分01秒 ヒザ十字
●クレイ・グイダ（米国）

【メインカード】
＜女子フライ級＞
○メイシー・バーバー（米国）
　判定　3-0
●モンタナ・デラロサ（米国）

LAS VEGAS, NEVADA – APRIL 23: (L-R) Jessica Andrade of Brazil kicks Amanda Lemos of Brazil in a strawweight fight during the UFC Fight Night event at UFC APEX on April 23, 2022 in Las Vegas, Nevada. (Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC)
LAS VEGAS, NEVADA – APRIL 23: (R-L) Aoriqileng of China punches Cameron Else of England in a bantamweight fight during the UFC Fight Night event at UFC APEX on April 23, 2022 in Las Vegas, Nevada. (Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC)