[ファイトクラブ]オーカーンとAEW配信に食われた? どんたく無策のオカダ内藤3度目 新日本

[週刊ファイト4月21日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼オーカーンとAEW配信に食われた? どんたく無策のオカダ内藤3度目
 photo & text by TERUZ 新日本プロレス4・9両国国技館
・We did it. AEWが新日本プロレスワールド内で大会を毎週配信へ
・飯伏に続きSANADA離脱シャッフル USにオスプレイKOPWに鷹木
・勧善懲悪シーソーゲーム 理不尽EVILがヒロムに春祭典リベンジ
・感謝状の勢いでタッグ戴冠 オーカーン「パンケーキ、食うか?」
・髭をたくわえたフランシスコ・アキラ 帝国に新たな同盟者が加わる
・福岡ドームにサプライズなし!? V3オカダは今年3度目の内藤戦
・「オカダvs.内藤」ほか5・1福岡ドーム 「G1」は3年ぶり夏開催
・2019ケニー・ショックに匹敵のコロナ禍 あのときと何が違う!?


■ 新日本プロレス HYPER BATTLE ’22
日時:4月9日(土)17:00
会場:東京・両国国技館 観衆4,755人

 大半が所属選手でありながら実に48人のレスラーが参加した。大規模なニュージャパンカップを完遂した新日本プロレス。いよいよ覇者がIWGP世界ヘビー王者に挑む“春の両国”4・9両国国技館大会が開催となった。壮観の入りとなった観客席は、主催者発表で4755人。3月26日・27日のスターダム両国2連戦における2日分の観客数に匹敵すると説明すれば、その規模を感じていただけるだろうか。例年同様にニュージャパンカップ覇者が頂点王座に挑戦し、博多どんたくへのアウトラインが示された。新日本プロレスは21年ぶり福岡ドーム決戦への勢いをつけることができたのか!?

We did it. AEWが新日本プロレスワールド内で大会を毎週配信へ

 AEWが新日本プロレスのサブスクリプション『新日本プロレスワールド』内で最新大会を毎週配信していくことが4月8日、発表となった。

 既に米国で放送中のAEW大会中継番組、ダイナマイトランペイジが対象となる。開始時期や詳細は追って発表される。新日本プロレスワールドからの発表に対して、AEWのトニー・カーン社長が「We did it.」と返事をつけた。

 週明けとなった11日には、日本語版を含む配信がスタートしている。

 これまでAEWを視聴するには、PPVを購入もしくはAEWのサブスクリプションに加入する必要があった。新日本もAEWも楽しみたいと考えているファンにとっては大朗報だ。AEWと新日本のいっそうの連携にも期待がかかる。

©AEW

 4月9日のRampage大会内発表では、4・13AEW大会でのサモア・ジョーvs.鈴木みのるも決定している。

飯伏に続きSANADA離脱でシャッフル USにオスプレイKOPWに鷹木

<第2試合>
●アーロン・ヘナーレ
ウィル・オスプレイ
 9分23秒 MADE IN JAPAN⇒片エビ固め
〇鷹木信悟
内藤哲也

<第4試合/「KOPW 2022」争奪戦 ノーロープ場外押し出しマッチ>
[挑戦者]
〇タイチ
 4分18秒 場外押し出し
●矢野通
[保持者]
※タイチが『KOPW2022』保持者となる
※ノーロープで試合を行い、相手を場外に押し出した選手を勝者とする。なおピンフォール、ギブアップ裁定はなし(タイチ提案ルール)

 2021年の秋のG1決勝から欠場が続く飯伏幸太。SANADAがさらなる欠場者となっている(ニュージャパンカップのウィル・オスプレイ戦で眼窩底骨折)が、この日にUSヘビー王座返上を申し入れることで無念の長期欠場宣言となった。SANADAは不在中を託すべく棚橋弘至を呼び込むが、ウィル・オスプレイが「ベルトをよこせ」と入ってくる。これで5・1福岡ドームでの「棚橋vs.オスプレイ」USヘビー王座決定戦が決定した。加えて、第2試合で勝利した鷹木信悟を、KOPW奪取のタイチが指名した。IWGP世界ヘビーベルトを巻いた男たちがUS、KOPW戦線に参画。新日本プロレスに訪れた“人材難”が、タイトル戦線でのシャッフルを生んでいる。

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