マット界のスポンサー訪問シリーズ第2回
“雪おろし界の救世主”黒崎史朗社長インタビュー
黒崎(史朗)社長出演のセミナーにて
トップ画像はいきなり!ステーキ運営の新橋高層階レストランprime42で撮影
2020年初頭からのコロナ渦の中で、大会中止・延期などが相次いできた日本マット界。団体を継続し続けるキーパーソンは、やはりスポンサーの存続が必要不可欠になるだろう。そんなマット界の救世主、協賛会社の代表者訪問シリーズの第2弾!!
今回は、インフルエンザやコロナウィルスの特種除菌抗菌塗料などの普及を手掛け、とても興味深い新事業も手掛けている東京新建装株式会社代表取締役黒崎史朗社長から誘われ、話を聞きにカレッソ川崎にやってきた。町並みが大きく変わっていたからか、この場所が私の若き日の激闘の思い出の場所とは全く気づかなかったが、近づくにつれ22年ぶり記憶が蘇ってきた。
そうか、ここは確かに旧川崎市体育館。
本当に強い運命を感じずにはいられなかった。
修斗からこぼれ落ち行く宛もなかった格闘家が、伝説のUWF後継団体キングダムでプロデビュー。入団直後に高田延彦、安生洋二、田村潔司、桜庭和志、高山善廣、金原弘光、山本喧一などの偉大な先輩方を輩出したこの団体は崩壊し、一人残った自分が団体を引き継いだ形でキングダムエルガイツと名称変更した。
のちにこの団体は“Uの最末端団体”と揶揄されながらもインディー格闘技の雄として、首の皮一枚で格闘技業界の白兵戦を生き延びることとなる。そんな、キングダムエルガイツが藤原喜明、中野巽耀(旧龍雄)などのUの大先輩や、当時スーパースターだったシュートボクシング出身・村浜武洋、プロレス界の喧嘩大王と言われていたケンドー・ナガサキや大相幕内から転向後まもない太刀光(電右ェ門)など、錚々たるメンバーを集結させて社運を賭けて望んだ4000人規模の真夏のビッグマッチ大会。それがこの場所で開催されたのである。ちなみにその日の前座の大会「NO NAME HERO」には当時弟子だった、のちにDEEP2冠王者やONE王者に昇り詰める足関十段今成正和や、U系柔術と言われ、現在ブラジリアン柔術黒帯2段の稲野岳がメインを務めている。
瞳を閉じれば2000年9月2日のあの灼熱の激闘が、瞼に鮮明に蘇る。
気温はその夏最高を記録し、エアコンのない館内はまさに蒸し風呂状態であったが、トーナメントを1回戦からボロ雑巾のように戦い抜き、決勝で対角のコーナーに昇ってきたのはUWFインターナショナル常連外国人だったビリー・ジャック・スコット。奇跡的に勝利して初代UWFヘビー級のベルトが、元週刊プロレス編集長ターザン山本氏から私の腰に巻かれた。
私が、マット界初のベルトを巻いた場所は立派な商業ビルへと変貌していた。
本当に少々どころか、かなり前置きがとてつもなく長くなってしまったが、それほどこの出会いの偶然に興奮したことを理解して頂けたらと思う。
その興奮の一つ、画期的な、そして革新的な試み『融雪塗料 雪つもらん』
本日のアンサー、黒崎社長が持つ興味深い特許とは屋根に特殊な施工。
融雪塗料 雪つもらん。
積雪地域の雪おろしでは、なんと毎年100人以上の老人などが事故で命を落としていると言う。本日のインタビュー場所である同所で講演後の黒崎社長に御挨拶をした。
黒崎社長とお会いするのはこれで実は3回目となる。
1回目は経営者を中心としたランチ会食会の時。その時、既に二人で意気投合してライン交換は済ましており、実はその当日夜もお誘いのメッセージは送っている。
2回目はつい先日になる。
昨年のタイヤファイトマハラジャ六本木大会のラウンドガールを務めて頂いた蛍純(ほたる・じゅん)さんと、普段スポンサードしていてもらっている、いきなり!ステーキ様系列の新橋にある高級レストラン、prime42での撮影会の時。蛍純さんとの会食にわざわざお越し頂きました。この時は、自称格闘技通芸人神宮寺しし丸のユーチューブチャンネルで不倫と取り上げらられたりもして、本当に迷惑極まりなかった。その件は本誌でもひっそり触れはしたが、あの密会の真意は実はこのような経緯だったのである。自分の意味深なノーコメントも理解して欲しい。
その日は結局、蛍さんも含めて計4件はしご酒。翌朝、記憶喪失の私がどこで発見されたかは定かではない。
本題の融雪塗料。「雪つもらんを今後どのように展開を広げていきたいでしょうか?」という私の問いに黒崎社長は言う。地域密着をテーマに、雪下ろしが大変な高齢者世帯の住宅塗り替え時、屋根を融雪対策に『融雪塗料 雪つもらん』に施工。地域の地元工務店、塗装施工店などが責任施工加盟店として、弊社と契約。ノウハウと材料を支給。営業は、契約したそれぞれが行うというプラン。これには助成金などの地域自治体の動きも当然絡んでくるだろう。
しかし黒崎社長はこのビッグビジネスにおいても、これから一般知名度も上げたいが、本業である建築工事が一番先重要業務と到って謙虚だ。
しかし、既に積雪地帯である長野県菅平にはこの特殊屋根を持つモデルハウスが存在しており、高い検証結果が得られている。(上の写真はスイッチが入り最低限の熱が熱伝導で四方に広がり、仕上げの断熱塗料で保温状態にして、表面温度を上げてます。下の写真は、状況は同じですが、全く熱源を入れてない状態です。)
とてつもない、人助けに繋がる未来が待つビジネスプランだと感じた。
チャリティーとしての側面を持つタイヤファイトとのコラボが合わない訳はない。
東北タイヤファイトの実現へ
“アイスタイヤファイト。 滑りやすい、それでいて安全なタイヤファイト”
勝手な妄想はどこまでも、一方的に広がっていく。
自分の印象はプロレスラーと言うより、経営者。人格も低姿勢で謙虚。といっては頂いてはいる。だが、楽しい方だと思いますが、少しお酒は飲み過ぎ?では、とチクリ。
黒崎さんに「新格闘技タイヤファイトの印象、イメージなどいかがですか?」と問わせて頂いた。その答えとしては、「ストレス社会の今、健康とストレス発散ができ、安全性があるのならば、現代社会には必要と感じる。また、タイヤファイトをする事により、新たな友情や人脈が出来ると感じる。熱い思いの仲間が集まる。良いスポーツの一つ」。
という、お考えもあるようだ。私はこの熱伝導の屋根を広げながら、タイヤファイトを広めていく。大会を開催して話題を集めながら、『融雪塗料 雪つもらん』を広く知ってもらうことが自分の真の目標である人助けにリンクしていくと強く感じた。ならば、さておき。今後、黒崎史朗社長の動向に克目して行きたい。
先日、ついに明石家さんまさんの人気地上波番組に取り上げられたタイヤファイト、『融雪塗料 雪つもらん』との最強タッグは実現となるか。
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黒崎史朗氏紹介記事
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