RISE神童からの卒業、KOラッシュで送り出す 天心 風音を振り切り判定で辛勝


 「競技を変えようかな、と思っています」
 天心がプロボクシング転向を告白したのは、2021年1月28日放送のテレビ番組出演の際だった。

那須川天心がボクシング転向をテレビで明言!『いたって真剣です』


 ボクシングへの転向の理由を、天心は「キックボクシングには敵がいないから」と語った。
 神童の闘いの学び舎からの卒業にアーネスト・ホーストがサプライズ来場、花を添えた。

■ ygames presents RISE ELDORADO 2022
日時:2022年4月2日(日)オープニングファイト開始13:30 本戦開始15:00
会場:国立代々木競技場第一体育館

<メインイベント 那須川天心 RISE Final Match バンタム級(-55kg)3 分 3R 延長 1R>
◯那須川天心(TARGET/Cygames/RISE WORLD SERIES 2019 -58kg 級王者)
 判定2-0
●風 音(TEAM TEPPEN/RISE DEAD OR ALIVE 2021 -53kg トーナメント優勝)
 究極の親子喧嘩は、天心が風音を振り切り僅差の判定辛勝。
 勝って学び舎を卒業した。

<セミファイナル Super Fight!ライト級(-63kg)3 分 3R 延長 1R>
◯原口健飛(FASCINATE FIGHT TEAM/ RISE DEAD OR ALIVE 2020 -63kg トーナメント優勝、第 6 代 RISE
ライト級王者)
 1RKO  1分56秒 ※3ノックダウン
●ロンペット・Y’ZD GYM(Y’ZD 豊見城/ISKA ムエタイ世界スーパーライト級王者)
 ほぼ原口のペースで一方的に試合が展開、ロンペットから3度ダウンを奪っ原口がKO勝利。
原口「入場曲が違ってたんで、出るのやめようか思ったんですが、気を付けて欲しいです。
 10試合までKo多すぎ。RISEは鈴木真彦と僕でRISEを引っ張っていきます。」

<第10試合 Super Fight!バンタム級(-55kg)3 分 3R 延長 1R>
◯鈴木真彦(山口道場/第 7 代 RISE バンタム級王者)
 判定3-0
●江幡 睦(伊原道場/WKBA 世界バンタム級王者、第 5 代新日本キックボクシング協会フライ級王者)
 1R、両者譲らぬ激しい打ち合いに終始。アグレッシヴさで鈴木優勢か。
 2R、鈴木の右が江幡にヒット、ダウン。鈴木のワンツーの連打を浴びるが江幡堪えて打ち返す。鈴木のプレッシャーに江幡がロープを背負うシーンが目立つ。
 3R、圧をかける鈴木を前蹴り、膝蹴りで引き離そうとする江幡だが鈴木は構わず前に出る。江幡もひるまず応酬。最後は寒気がするような凄まじい殴り合いに。
 終始攻め続けた鈴木が判定勝ち。
 「打ちあう競技だから打ちあっちゃだめですよね」実況席の青木真也が深いコメント。
鈴木「すいません、エルドラドの闘いで判定までいっちゃって。僕の時代が始まってもいないんで、こっから盛り上げていきますんで応援よろしくお願いします。」
 
<第9試合 Super Fight! -56kg 契約 3 分 3R 延長 1R>
◯志 朗(BeWELL キックボクシングジム/RISE DEAD OR ALIVE 2020 -55kg~那須川天心挑戦者決定トーナメント~優勝)
 2RKO 1分39秒 ※右ハイキック
●江幡 塁(伊原道場/WKBA 世界スーパーバンタム級王者、KING OF KNOCK OUT 初代スーパーバンタム級王者)
 2R志郎が前蹴りから距離を詰め、一閃ハイキックでリベンジマッチを制した。
 戦慄の復帰を果たした志郎は6月大会に参戦名乗り。
志郎「今回復帰戦で強くなった姿を見せられて良かったです。江幡選手とのストーリーは完全決着出来たんで良かったです。6月は自分も出たいんでよろしくお願いします。」
 
<第 8 試合 SuperFight! 71.5kg 契約 3 分 3R 延長 1R>
◯海人(TEAM F.O.D/S-cup2018 世界王者)
 1RKO 0分41秒 ※レフェリーストップ
●“ブラックパンサー”ベイノア(極真会館/第 2 代 RISE ウェルター級王者)
 海人秒殺、ベイノア歯が立たず。
海人「いま見て貰ってわかったと思います。自分が世界一になる男です。日本には自分に並ぶ選手がいないんで。グローリーも自分が代表としてやるんで応援よろしくお願いします。」

<第7試合 Super Fight! スーパーライト級(-65kg)3 分 3R 延長 1R>
●直 樹(BRING IT ON パラエストラ AKK/第 7 代 RISE ライト級王者)
 3RKO 0分24秒  ※レフェリーストップ
◯山田洸誓(正道会館 KCIEL/第 4 代 RISE スーパーライト級王者)
 2R目で直樹が右ストレートで山田からダウンを奪う。
 3R山田がボデイから打ち分けた右フックが火を噴き直樹ダウン、直樹立ち上がれず。
山田「セコンド陣営が自分信じて行け言われて、信じて行って良かったです。いままで信じてついてきてくれてよかったです。
 直樹選手65の階級上げて闘ってくれてありがとうございました。見返せて良かったです。あと何回あるかわからなですけど出来る限りのことはやっていきたいんでよろしくお願いします。」