“レイザー・ラモン”スコット・ホールさん死去 2度のWWE殿堂入り

 危篤状態が伝えられていた“レイザー・ラモン”スコット・ホールさんが15日に亡くなった。63歳だった。3月初めの股関節骨折手術の合併症で心臓発作が引き起こされたとみられ、生命維持装置につながれる。家族が別れを告げると装置が外された。WWEの公式ツイッターが「2度のWWE殿堂入りを果たしたスコット・ホールさんが亡くなりました。ホールさんの家族、友人、ファンに哀悼の意を表します」と伝えた。

 週刊ファイトでも、1994年にニューヨークMSGで開催された『レッスルマニア 10』におけるラダーマッチ形式のインターコンチ戦vs.ショーン・マイケルズは、伝説中の伝説の名勝負と記してきた。30回の歴史を数える記念碑『レッスルマニア』の歴史のなかでも、ヨコズナvs.ブレット・ハートのWWF王座メインと合わせて特出した傑作回として位置づけられているのは無論のこと、Global Standardのマット界世界地図においては、長年において「プロレスの質は日本の方が上、日本こそが中心」と言われ続けてきた構図に最後のくさびを打ち込んだ。ビジネス面から内容まで、WWFこそがユニバース(宇宙)の軸なのだと、業界「覇権の交代」が鮮やかに印象づけられる歴史的転換期を飾った立役者でもある。


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