[ファイトクラブ]ジェフ・ハーディAEWペイジ・ヴァン・ザンド契約スコーピオスカイTNT王者

[週刊ファイト3月17日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼ジェフ・ハーディAEWペイジ・ヴァン・ザンド契約スコーピオスカイTNT王者
 (c) AEW + George Napolitano by タダシ☆タナカ

■ AEW Dynamite
日時:3月9日(現地時間)
会場:米フロリダ州エステロ(フォートマイヤーズ) ヘルツアリーナ


 本誌も「早くも年間最高大会」と評したPPV大会『REVOLUTION』を受けてのDynamite番組。最初に会場の大合唱で出てきたのはハードロック歌手でもあるクリス・ジェリコ様から。日本からの視聴者には、日本のプロレス様式美を見ている錯覚を強く意識させたエディ・キングストン戦。なんと自身のこれまでのキャリアの「最高試合かも、少なくともAEWでのベストマッチだ」と断言した。プロモ演説じゃないかと言うかもだが、結構リアル本心なのではなかろうか。実際、現地での評判もすこぶる良い。唯一、エディの握手の求めに応じなかったのが心残りと話して、実際に握手はするんだが・・・。

 そんな訳ねぇだろうが(笑)。ということでキングストン側のサンタナ&オルティーズと袂を別ち正式にインナーサークルは解体。一方、同郷カナダの2points0とダニエル・ガルシアが加わって、新たなヒール・ユニットは「ジェリコ・アプリシエーション・ソサエティ」だそうです。
憐れエディはテーブル葬に。これでキングストン陣営との抗争が続くのだ。


 予告もなんもなく、いきなりダンテ・マーチンのAEW世界王座戦挑戦試合って言われても、唐突過ぎると思ったのは本誌だけではあるまい。まぁ1から30まで全部決めてやる試合展開なんだが、それが悪いわけではないどころか、こんなに高速で、しかもミスなくすべて完璧なフォームで綺麗にこなせるって、どんだけ凄いことか。

 5分の尺の試合、そりゃ最後はバックショット・ラリアットに沈んでハングマン・ペイジの王座防衛になるんだが、マイクでも「ついにシングルでの世界王座挑戦まで、君はよくここまできた」と話すのはガチだな。「段取り通りの試合じゃないか」とか陰口するなら、「お前、やってみろ!」と叱るしかない。ダンテの猛スピードについていける世界王者ペイジというのも、やはりとんでもなく凄いのであった。


 流血やりあって、早くもブライアン・ダニエルソン&ジョン・モクスリー組が始動。マネージャー役がリーガル卿という設定である。狂犬は噛みつき、ブライアンはロメロ・スペシャルと、凄いタッグチームの誕生なのだ。なんか別のセグメントで、FTRがタリー・ブランチャードをクビにするスキットも挿入されていたんだが・・・。

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