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■ WWE RAW
日時:3月7日(現地放送時間 日本YouTube水曜以降)
会場:オハイオ州クリーブランド ロケット・モーゲージ・フィールドハウス
最初のRAWタッグ王座を巡る三つ巴戦が番組のベストマッチで、あとはだんだんマンネリになり、3時間目の視聴率が落ちるという、いつものパターンなのだが、オーティス&チャド・ゲイブルが陥落、RK-Bro(ランディ・オートン&リドル)が新王者となった。もう一組は番組冒頭に出てきたケビン・オーエンズ&セス・ロリンズである。
オーエンズがセス・ロリンズとタッグを組んでRAWタッグ王座トリプルスレット戦に挑むと終盤にオーエンズがスタナー、ロリンズがカーブストンプをゲイブルに叩き込むも、チャンスを狙っていたリドルにフォールを横取りされて3カウント。RKブロが新RAWタッグ王者となってオーエンズ&ロリンズはWM出場のチャンスを逃した。
◆“忍者”戸澤陽が“愛する人”タミーナのキスを狙うも2連続奪取はならず
“忍者”戸澤陽が24/7王座戦に敗れたタミーナを擁護してキスを狙ったが、タミーナに拒否されると代わりに投げキッスを奪取した。戸澤がセコンドとして見守る中、タミーナは王者デイナ・ブルック(with レジー)に挑むとクローズラインからボストンクラブを決めて追い詰めた。しかし、デイナのパワーで反転させられるとそのままフォールを奪われて王座奪取に失敗。
試合後には戸澤がリングに上がると「デイナはズルをした。勝者は俺の愛するタミーナだ」と擁護して両腕を広げてキスを狙うとこれをタミーナに拒否されたが、観客からキスチャントが起こるとタミーナの投げキッスで夢見心地となった。
現地翌日放送のNXT2.0の宣伝を兼ねているとはいえ、現NXT王者のブロン・ブレイカーがトマソ・チャンパとのコンビでRAWに初登場したのは事件かも。抗争中のドルフ・ジグラー&ロバート・ルードと闘い、ここではブロンのパワースラムにジグラーが沈むのであった。
ケビン・オーエンズとスティーブ・オースチンはすでに本誌はスッパ抜いている話題なんで、今回の番組に関してはリア・リプリー&リブ・モーガン組がゼリーナ・ベガ&カーメラ組を撃破することで、『レッスルマニア』はタッグ王座挑戦での出番となったニュースの方が大きい。
レッスルマニアの計画で元NFLのスーパースター、現SmackDown解説にしてNXTではアダム・コールとデビュー戦とは思えない試合をやってのけたパット・マカフィーと、ビンス・マクマホン会長が闘う、実際には替わりにオースチン・セオリーと闘うという案があるが、まだ決定ではなく二転三転の可能性はある。そんな噂が飛び交う中でのフィン・ベイラーvs.オースチン・セオリー戦だったが・・・。
クーデグラに行こうとするところにダミアン・プリーストが介入して記録上はベイラーの反則勝ち。しかし、ダミアンのスプラッシュ・マウンテン、さらにセオリーのATLを喰らって大の字になったところを例によって自撮りの絵が最後だった。
◆スティーブ・オースチンが「レッスルマニア38」のKOショーに出演決定
ストーン・コールド・スティーブ・オースチンがケビン・オーエンズのゲスト出演の呼びかけを受けて「レッスルマニア38(WM)」のKOショー出演を受諾した。第1試合に落胆したオーエンズだったが、「アイデアがある」と言ってエンディングに登場すると「俺のWMの試合は無くなったが、史上最大のKOショーをやってやる!」とプランを披露する。さらに「ゲストは開催地テキサス出身になる。今頃ビールを飲んでいるだろう。俺が呼び出しているのはストーン・コールド・スティーブ・オースチンだ」と大物レジェンドを指名。
これにオースチンは「KOショーと呼ぼうが、試合、ファイトと呼ぼうが何でもいい。俺がキャリアをスタートしたテキサス州ダラスのWMでオーエンズに最後の一撃を食らわせてやる」とコメントしてKOショー出演を受諾した。オースチンがゲスト出演するKOショーが行われる「レッスルマニア38」は日本時間4月3日・4日にWWEネットワークで配信される。
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