ムスリム・マゴメドフが王座防衛!ロシア開催ACA137

(C)ACA

 3月6日(現地時間)にロシア連邦クラスノダールで『ACA 137: Magomedov vs Matevosyan』が開催された。
 今大会で、当初の予定ではヘビー級王座戦が行われる予定だったが、王者トニー・ジョンソンJr.が米国人である為、ロシアが戦争を起こしている影響で就労ビザが用意出来ず試合が出来ない事となった。そこで急遽ライトヘビー級王座戦がメインで組まれ、王者ムスリム・マゴメドフがグリゴール・マテボシャンの挑戦を受けた。下馬評は王者が圧倒していたが、試合もグランドで上を奪って有利に試合を進めるマゴメドフが圧倒。そして遂に4Rに横四方固めからキムラを極めてマゴメドフが一本勝ち。マゴメドフが王座防衛を果たした。
 セミファイナルではミドル級のエース格アルテム・フロロフが、ブラジルのルネ・ペソアと対戦。スタンドでの攻防で、フロロフがパンチラッシュで追い込み遂にペソアが前のめりにダウン。レフェリーが慌ててストップして、フロロフが見事なKO勝ちとなった。

■ ACA 137: Magomedov vs Matevosyan
日時:2022年3月6日(現地時間)
会場:ロシア連邦クラスノダール

<ライトヘビー級王座タイトルマッチ>
○ムスリム・マゴメドフ(ロシア/王者)
 4R 3分08秒 キムラ
●グリゴール・マテボシャン(アルメニア/挑戦者)

<ミドル級>
○アルテム・フロロフ(ロシア)
 1R 1R58秒 TKO
●ルネ・ペソア(ブラジル)

<フェザー級>
○フェリペ・フロス(ブラジル)
 判定
●ラマザン・キシェフ(ロシア)

<フェザー級>
○アレクセイ・ポルプドニコフ(ロシア)
 判定
●アブドゥル・ラクマン・テミロフ(ロシア)