1日、新日本プロレスが『CSテレ朝チャンネル Presents 旗揚げ記念日』日本武道館大会を開催した。
藤波辰爾、棚橋弘至、オカダ・カズチカの世代越境トリオが旗揚げ記念日のメインを締めた。3選手とも新日本の伝統を思わせる和装ガウンで入場する。藤原喜明の石頭に棚橋・オカダはタジタジとなる場面もあったが、試合のアウトラインはオカダと鈴木みのるが引っ張った。
さすが“IWGP世界ヘビー王者”と“長期間にわたってプロレス界最前線にいる男”といったところか。オカダとみのるが攻防によって試合クオリティをつくってみせた。エルボー合戦やロープワーク含むやりとりで唸らせたが、オカダの必殺レインメーカーが火を吹くとみのるはマットに沈む。試合後のマイクはオカダ、棚橋、藤波の順。この日の来場が叶わなかったアントニオ猪木の代わりとばかりに藤波が「1、2、3、ダー!!」で締めている。
藤波のマイクアピール
「新日本プロレス50周年にご来場いただき、本当にありがとうございました！ オカダくん、棚橋くん、ありがとう！ いま、猪木さんの名前が出ましたけど、猪木さんを次回は必ず、みなさんで呼びましょう。エールを送るために“例のヤツ”を元気よくいきましょう！。（放送席の）蝶野選手、長州選手、一つお願いします！。それではいきます！ 元気よくいきましょう！ 1、2、3、ダー!!」
■ 新日本プロレス CSテレ朝チャンネル Presents 旗揚げ記念日
日時：3月1日（火）18:00
会場：東京・日本武道館 観衆3,182人（主催者発表）
＜旗揚げ50周年記念セレモニー＞
井上亘、獣神サンダー・ライガー、小林邦昭、坂口征二、保永昇男、タイガー服部、北沢幹之、ミラノコレクションA.T.、田中稔、垣原賢人、山崎一夫、藤原喜明、前田日明、越中詩郎、木村健悟、蝶野正洋、武藤敬司、長州力、藤波辰爾が登場。佐山聡（初代タイガーマスク）は体調不良のため映像にて挨拶。
＜第1試合＞
SHO
〇高橋裕二郎
EVIL
6分35秒 ピンプジュース⇒体固め
●大岩陵平
YOH
タイガーマスク
＜第2試合＞
〇エル・ファンタズモ
石森太二
バッドラック・ファレ
9分50秒 サンダーキス’86⇒片エビ固め
田中稔
●TAKAみちのく
タイチ
＜第3試合＞
●DOUKI
金丸義信
エル・デスペラード
9分22秒 メテオラ⇒エビ固め
エル・リンダマン
T-Hawk
〇CIMA
＜第4試合＞
アーロン・ヘナーレ
〇グレート-O-カーン
ジェフ・コブ
ウィル・オスプレイ
9分20秒 エリミネーター⇒体固め
●藤田晃生
中島佑斗
永田裕志
小島聡
＜第5試合＞
BUSHI
高橋ヒロム
〇鷹木信悟
内藤哲也
SANADA
12分38秒 ラスト・オブ・ザ・ドラゴン⇒片エビ固め
越中詩郎
矢野通
石井智宏
●本間朋晃
真壁刀義
＜第6試合＞
マスター・ワト
●田口隆祐
15分04秒 消灯⇒片エビ固め
YOSHI-HASHI
〇後藤洋央紀
＜第7試合/NJPW旗揚げ50周年記念試合＞
藤原喜明
●鈴木みのる
ザック・セイバーJr.
18分12秒 レインメーカー→片エビ固め
藤波辰爾
棚橋弘至
〇オカダ・カズチカ
※月額999円ファイトクラブで読む（クレジットカード、銀行振込対応）
▼コロナ禍明けも猪木来場も間に合わず 「時が来た」わけではなかった50周年 新日本
▼祝『ラストスタンド』NHK地上波再放送！1969年のビートルズとA猪木
▼猪木不在ピーター復活新日50周年を美尻でエール闘魂注入
※電子書籍で読む
’22年03月10日号新日50周年武道館連戦 猪木と平和 AEW買収ROH 初代虎基金 GoldRush