1・16 プロ修斗・後楽園ホール大会 小野島恒太インタビュー+平良達郎(21歳)が米国最大のスポーツエージェント「イリディアム・スポーツ」と正式契約

◎1.16 プロ修斗・後楽園ホール大会
 小野島恒太インタビュー
 「このベルトへの想いは絶対に誰にも負けません!
  誰かの為になんて一切考えていません。この試合は自分を肯定するだけの為に戦います」

ーー小野島選手は2009年のデビュー以来、環太平洋タイトルへは2度目のチャレンジとなります。

小野島 そうですね。最初が2014年の根津優太選手との決定戦でした。それも根津選手とは3度目の対戦という非常に厳しい状況での初挑戦でした。今回約7年ぶりのチャンピオンシップです。

ーー初めてのチャンピオンシップの後、小野島選手は2014年に膝に大怪我を負ってから長期欠場することになります。

小野島 VTJ6thでの佐藤将光戦の前に前十字靱帯を断裂し、試合には出たもののそれから手術して、自分のジムのオープンも重なり3年のブランクを作りました。2017年に一度復帰するんですが、もう一店舗のジムオープンの為、また2年近くのブランクを作り、2019年から本格復帰となりました。

ーーただ復帰してからの勝率が凄いです。19年からは7戦して負けは1試合のみ。

小野島 僕を取り巻く色々な状況が好転したことも大きいと思います。今はCWDというジムを吉祥寺と東中野で2店舗を経営をしています。このジムオープンと怪我の欠場時期が合わさった事が好転して事業の準備も、身体の準備も整った感じです。

ーー現在の状況も踏まえて、好調の要因なんでしょうね。

小野島 はい、有難いことです。スタイルも見直して、打撃重視のスタイルからオールラウンドに動けるようにもなりました。怪我も完治してようやく動けるようになったのもここ3年のことですからね。38歳、今が一番いい状態です。

ーーそれもあってインフィニティリーグは2勝2分の負けなし。優勝は石井逸人選手となりましたが石井選手とも引き分けました。

小野島 今回も出させて頂き本当に良かったです。結果的には引き分けてますが、自分の中では全ての試合、勝っていると思っています。ただあの試合を引き分けと判断された事、どこをポイントとして見られたのか、判定の流れなど勉強させていただくいい機会になりました。この経験があったからこそ昨年10月のROAD TO ONE(山本聖悟戦)で勝つことができましたし。様々な面で一段上がれる事ができたと感じられました。

ーーそしていよいよ環太平洋王座に手が届くところまできました。藤井伸樹選手とのタイトルショットです。藤井選手は“ゾンビ”や“最も戦いたくない男”などと言われています。

小野島 面白い選手ですよね、試合は全て見てます。というか何度も何度も見てチェックしています。皆さんが思い描いてる通りのイメージを僕も抱いていますよ。疲れるだろうな、しつこいんだろうなって(笑)。でも対戦相手としてオファーが来た瞬間にそれが無くなるんです「大丈夫、勝てる」って。バチっとスイッチが入りますね。今はむしろやりたい感じが出てきます。ただしつこいだけの選手とは思っていないです。しっかりした基礎もあってのものですから上手い選手という印象です。

ーーなかなか予想がつかないです。

小野島 藤井選手と僕は似ているタイプだと考えています。今までの対戦相手はストライカーが多かったように思います。僕みたいなタイプとやるのは久々なんじゃないでしょうか。似た者同士がぶつかり合うので、自分としてもどうなるのか予想がつかないです。

ーー 藤井選手は誰もが嫌がるタフネスです。決して参ったとは言わないでしょうね。

小野島 そうですね、お互いに意地の張り合いになると思います。気持ちの勝負を皆さんには見て頂きたいです。気持ちの勝負、意地の張り合いだったら絶対に負けませんので。絶対に負けません!僕はこのベルトが欲しくて欲しくてたまらない。その想いは誰にも負けないし、歴代王者、今のランカーの中でも一番だと自負しています。5年ものブランクを作ってでも、帰ってきた理由はこの環太平洋のベルトを巻く為でした。1度目のチャンスを掴めなかった僕が7年間かけて目指したものにようやく手が届くところまできました。アマチュアから修斗一筋で、この中で1番になる事だけを目指してきました。僕がこのベルトを獲らなければならないと思っています。

ーー強い決意を感じます。オファーから返答までが早かったですもんね。

小野島 当たり前です、即答です。覚悟はできてましたので悩むことなんてありませんでした。死に物狂いで、何がなんでも獲りにいきます。

ーーキッチリ勝負つけて、ジムのメンバーにもベルトお見せしたいですよね。

小野島 正直、今回ばかりはベルトを獲って誰かに見せるとか、誰かの為になんて一切考えていません。自分を肯定するだけの為に戦います。僕が登りたかったのはこの山で、修斗のベルトです。このベルトを巻かなければ区切りがつかないし、次に何も始められない。「俺はこれまでのことをやってきたんだ!」とベルトを巻いて噛み締めたいと思います。

ーーファンの皆さんにもその想いは伝わると思います。

小野島 今回、いいカードが並んでる中で初めて後楽園ホールのメインに立たせてもらいます。面白い試合になるかどうかは自分でも分かりません。ただ、ベルトへの強い想いをぶつけ合う僕と藤井選手との意地の張り合いを楽しんでください。格好つけるようなことも言わないし、見せられないですが、このベルトへの想いが皆さんにも伝わればと思います。

○プロフィール
小野島 恒太
KOTA ONOJIMA
環太平洋バンタム級1位
おのじま・こうた
[所属]CWD
[出身]東京都
[身長]165cm
[生年月日]1983年9月17日(38歳)
[戦績]21戦14勝(1S・2KO)4敗3分
[SNSアカウント]@kotigerman

◎1.16 プロ修斗2022年開幕戦・後楽園ホール大会 試合順決定
 メインは小野島vs藤井の環太平洋チャンピオン決定戦!
 セミには“逸材”中村がデビュー2戦目で世界ランカー・野尻に挑むランキング戦!

 いよいよ今週末に迫ったプロ修斗2022年度開幕戦、1.16後楽園ホール大会の試合順が決定した。
 メインは勿論、小野島恒太(CWD)と藤井伸樹(ALLIANCE)による環太平洋バンタム級チャンピオン決定戦を行う。このタイトルだけを目指して戦い続けた小野島、そして決して諦めることなく愚直に勝利を目指す“最も戦いたくない男”と言われる藤井のタイトルショット。悲願のベルトを巻くのは小野島か、藤井か・・・。
 そしてメインに続く2試合に昨年格闘業界に大きな衝撃を与えたABEMA格闘リアリティ番組「格闘DREAMERS」から誕生した中村倫也(EXFIGHT/LDHmartialarts)、宇佐美正パトリック(EXFIGHT/LDHmartialarts)の二人が並びます。宇佐美は11月に行われたVTJ2021で世界王者・西川大和をあと一歩の所まで追い込んだ菅原和政(マスタージャパン福岡)と。中村はデビュー2戦目にして世界ランカー“博多のド根性”野尻定由(赤崎道場A-SPIRIT)とそれぞれ対戦致する。
 その他には活況を迎える修斗女子戦線4試合も並ぶ。前世界王者・黒部三奈(マスタージャパン東京)の始動戦、そして約5年ぶりのMMA復帰戦を迎える“格闘ジャンヌダルク”渡辺久江 改め、久遠(ZERO)が“JKシューター”加藤春菜(NASCER DO SOL)を相手に迎えるインフィニティリーグ2022初戦など、注目カードが並ぶ2022年プロ修斗開幕戦。
 今大会当日券は大会当日4時より後楽園ホールビル1F当日券売り場にて販売される。

■ プロフェッショナル修斗公式戦 PROFESSIONAL SHOOTO 2022 開幕戦
日時:2022年1月16日(日)[開場]17:15[開始]18:00 ※17:45よりオープニングファイトを実施
会場:後楽園ホール

[試合順]
<[メインイベント・第11試合]環太平洋バンタム級チャンピオン決定戦5分3R>
小野島恒太(同級1位/CWD) ※ジム名表記変更
vs.
藤井伸樹(同級3位/ALLIANCE)

<[セミファイナル・第10試合]バンタム級5分3R>
野尻定由(赤崎道場A-SPIRIT)
vs.
中村倫也(EXFIGHT /LDH martial arts)

<[第9試合]ライト級5分3R>
菅原和政(マスタージャパン福岡)
vs.
宇佐美正パトリック(EXFIGHT /LDH martial arts)

<[第8試合]ストロー級5分3R>
新井丈(キングダムエルガイツ・和術慧舟會HEARTS)
vs.
木内“SKINNYZOMBIE”崇雅(和術慧舟會GODS)

<[第7試合]フライ級5分3R>
関口祐冬(修斗GYM東京)
vs.
内田タケル(パラエストラ松戸)

<[第6試合]女子スーパーアトム級5分2R>
黒部三奈(マスタージャパン東京)
vs.
宝珠山桃花(赤崎道場A-SPIRIT)

<[第5試合]インフィニティリーグ2022女子アトム級5分2R>
久遠(ZERO)
vs.
加藤春菜(NASCER DO SOL)

<[第4試合]インフィニティリーグ2022女子アトム級5分2R>
中村未来(マルスジム)
vs.
小生由紀(グランドスラム沖縄A・P・P)

<[第3試合]52kg契約5分2R>
杉本恵(AACC)
vs.
ソルト(マルスジム)

<[第2試合]フェザー級5分2R>
木下タケアキ(和術慧舟會HEARTS)
vs.
工藤圭一郎(グランドスラム沖縄A・P・P)

<[第1試合]ストロー級5分2R>
阿部マサトシ(AACC)
vs.
牧ヶ谷篤(和術慧舟會群馬支部)

<[オープニングファイト]フライ級5分2R ※17:45開始予定>
佐々木駿友(T-GRIP TOKYO)
vs.
森田興希(パラエストラ松戸)

◇大会概要
[大会名]プロフェッショナル修斗公式戦
PROFESSIONAL SHOOTO 2022 開幕戦
[日時]2022年1月16日(日)
[開場]17:15[開始]18:00 ※17:45よりオープニングファイトを実施
[会場]後楽園ホール
    東京都文京区後楽1-3-61-5F
    JR「水道橋駅」より徒歩3分
[協力]一般社団法人日本修斗協会
[認定]インターナショナル修斗コミッション
[主催]株式会社サステイン

[当日券情報]
大会当日4時より後楽園ホールビル1F 当日券売場にて販売致します。
[チケット料金]
RS 12,500円/SS 10,500円/S 7,500円
※上記以外の 券種は完売。
※全席指定、全て税込み価格。
※500円増しの当日料金。
※小学生以上はチケットが必要。
※マスクの着用をお願い致します。
※お客様同士、一定の距離をとってご観戦頂きます。

[お問い合せ]
株式会社 サステイン 03-3788-3042


第8代修斗世界フライ級チャンピオン、平良達郎(21歳)が米国最大のスポーツエージェント「イリディアム・スポーツ」と正式契約。UFC出場と世界戦略で合意。そして海外武者修行へ!

 プロフェッショナル修斗より下記のリリースが発表された。

新世代の若者たちを指す「Z世代」のど真ん中でもあり、プロアマ通じて無敗の快進撃を続ける沖縄県在住のプロ格闘家、第8代修斗世界フライ級チャンピオン・平良達郎(Theパラエストラ沖縄)は、この度、UFCのお膝もとである米国・ラスベガスに本社を置くMMAスポーツマネージメント会社「IRIDIUMSPORTSAGENCY」(イリディアム・スポーツ・エージェンシー)との契約を締結したことをご報告させて頂きます。

世界で活躍出来るアスリートとして日本人(アジア人男子)初のUFC世界王者を目指す為、海外(北米)に拠点を置き、世界戦略を視野に頂点を目指していきます!

◆平良達郎の今後の展望とプロジェクトについて
2022年「沖縄から、日本から、世界の頂点に!」を合言葉に日米のチームが一丸となって3年以内に日本人初のUFC世界王者を目指していきます。

昨年行われた「VTJ 2021」での圧倒的な勝利の後、約1ヶ月の間に北米大手の海外MMAエージェント、現地のフィーダーリーグ(UFC下部組織)である海外の格闘技プロモーションなど合計5社からの契約のオファーがありました。
その中でもエージェントCEO含め、北米の格闘技関係者との話し合いの結果、米国ラスベガスに拠点に置く「IRIDIUMSPORTSAGENCY(イリディアム・スポーツ)」との海外マネージメント、プロモーション、マーケティングに関する契約を交わすことになりました。
数あるオファーの中から「イリディアム・スポーツ」との契約を決めた理由として、CEOのジェイソン・ハウス氏から直々に将来におけるアジアマーケット(日本、中国、東南アジアなど)を担う軽量級スター選手として育成したい、と最大限の評価をして頂いたことと、早期のUFCとの契約を目指すのはもちろん、3年以内に日本人初のUFC王者を目指すため、「イリディアム・スポーツ」が一丸となってサポートしてくれることを約束して頂きました。

「イリディアム・スポーツ」はUFCで活躍する107名以上の選手とマネージメント契約を結び、平良が標的とする現UFCフライ級世界王者ブランドン・モレノをはじめ、UFC元王者や数多くのランカーが所属しております。

今回の海外エージェントとの契約により、今後はいつでも北米で試合ができるようUFCを通じてプロアスリート用ビザを申請。
春から夏までにUFC本戦への出場も含め、コンテンダーズシリーズ等、常時試合を行える準備を整えて参ります(今現在、海外フィーダーリーグへの参戦は予定しておりません)。

また、今年度のプロフェッショナル修斗開幕戦となる1月16日の前日から、現修斗世界バンタム級王者・岡田遼と共に、今後の主戦場となる米国で拠点となるジムや練習環境、現地への視察を含め初の海外武者修行に向かいます。
先ずは日本でも活躍したレジェンドファイターでもあり、UFCヘビー級・ライトヘビー級の二階級制覇を成し遂げた鉄人ランディー・クートゥア氏が主宰する「XtreamCouture(エクストリーム・クートゥア)」での練習への参加を中心に、1月22日に行われる「UFC270」観戦後には、現UFCフライ級世界王者ブランドン・モレノ選手たちとも合流する可能性も視野に入れております。

格闘技業界のみならず、日本国内を巻き込んだ活躍が期待されるスーパーノヴァ(超新星)平良達郎は、日本が生んだトップアスリートの大谷翔平選手や八村塁選手、大坂なおみ選手、ボクシングの井上尚弥選手、同じく修斗の世界王者だった堀口恭司選手に負けないように世界の頂点を目指していきます。
そして、「Z世代」の日本人アスリート、これから世界を目指す子供達に夢を与えられる選手として、格闘技ファンのみならず、多くの皆さまに応援いただけますよう、日米のチーム一丸となってサポートしていきます。
日本が誇る“スーパーノヴァ”平良達郎の今後の活躍にご期待ください。

平良達郎(たいら たつろう・TATSUROTAIRA)  
【出  身】 沖縄県那覇市
【所  属】 Theパラエストラ沖縄
【生年月日】 2000年1月27日(21歳)
【身  長】 170 cm
【階  級】 フライ級(-56.7kg)
【戦  績】 10戦10勝(3KO、5サブミッション)
【タイトル歴】第8代修斗世界フライ級チャンピオン
2018年新人王優勝 ※MVP獲得
2017年全日本アマチュア修斗選手権優勝

▼平良達郎のコメント
「まず今回、マネージメント契約を結んでくれたイリディアム・スポーツの皆様とジェンソン・ハウスCEOに感謝申し上げます。
2022年はUFCへの挑戦、そして勝ち抜くことを目標に皆様の期待に応えられるように頑張ります。UFCとの契約を勝ち取ることは非常に困難なことだと思いますが、必ず結果を出し、契約を勝ち取ります。その為にも、環境への適応を含め、トレーニングの拠点を海外に置き、様々な経験することで成長していきたいと思います。
強くなった平良達郎の姿を見せるのはもちろん、自分に続く日本人選手の為にも“幻想”を“リアル”に出来るファイターになります。
ファンの皆様には、これからも応援して頂ける様に邁進していきますので、これからも平良達郎をよろしくお願いします!」

IRIDIUMSPORTSAGENCY
会社名:IRIDIUMSPORTSAGENCY(イリディアム・スポーツ)
所在地:アメリカ合衆国ネバダ州ラスベガス
代表者:ジェイソン・ハウス
URL:inidiumsportsagency.com

米国・ラスベガスに本社を構え、現・元UFC王者を含む107名の選手とのマネージメント契約を結ぶ、米国最大のMMAエージェントの一つ。

◎現在の主な所属契約選手
ブランドン・モレノ(現UFCフライ級王者)、アレックス・ペレズ(UFCフライ級ランク4位)、ジョン・チャンソン(コリアンゾンビ UFCフェザー級ランク4位)など、世界のトップMMAファイターが所属している。

▼IRIDIUM SPORTS AGENCY代表  ジェイソン・ハウス(JASONHOUSE)氏のコメント
「TATSUROをイリディアム・スポーツ・エージェンシーのファミリーに迎えることができ、大変うれしく思います。
私たちは彼が現在、世界で最も有望なファイターの一人であると心から信じており、2022年に彼のキャリアの中で次のステップを踏み出すサポートが出来ることに興奮しています。
試合中のTATSUROの強さが注目を集めていますが、ケージの外での彼のアスリートの模範となる性格や人間性が素晴らしく、そのギャップに驚きました。
今回は彼とマネージメント契約を結べたことに大変感謝しております。
そして、我々と共にTATSUROにとって最高の未来を創ることを楽しみにしています!」


※月額999円ファイトクラブで読む(クレジットカード、銀行振込対応)
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