SmackDownローマン復帰レスナー対峙も最後絵RAWロリンズ高笑い

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■ WWE SmackDown
日時:1月7日(現地時間)
会場:米コネティカット州モントビル モヒーガン・サン・アリーナ


 SmackDownの90分版は・・・カットなしである(笑)。CM時間がいかに長いかなのであるが(笑)。RAWに続いて(もともと実質は所属である)SmackDownにブロック・レスナーと、再び代理人となったポール・ヘイマンのお出ましはともかく、オミクロン株は回復も早いようでローマン・レインズも復帰。対峙するところからWWE本社のあるコネティカット大会がスターする。
 と言っても今回はローマンのスーパーマンパンチが炸裂するのであるが、いずれにせよ『Day1』の急遽の予定変更により、はからずもレスナーの方がRAWのWWE王者になり、ローマンがユニバーサル王者となったので、「またベルトの交換でもやるのか」の観測すら出ているのだが、今度はドリュー・マッキンタイアがクビの調子が思わしくなく欠場と、王座戦線の次の挑戦者に困っているWWEなのであった。

◆WWE2大王者が直接対峙!レインズが“王者対決”要求のレスナーにスーパーマンパンチ

 ユニバーサル王者ローマン・レインズが「Day1」でWWE王座を奪取したブロック・レスナーとスマックダウンで直接対峙すると“王者対決”を要求するレスナーにスーパーマンパンチを叩き込んで黙らせた。SDオープニングに登場したレインズは「もう2度と会いたくない奴が2人いる。それがレスナーとヘイマンだ」と発言するとそこへWWE王者レスナーがポール・ヘイマンと共に現れた。レスナーが「俺を認めて皆が望んでいる王者対決をしよう」と対戦要求するとレインズは「ヘイマンのようなクズと一緒にいる奴とは関わりたくない」とこれを拒否。続けてレスナーが話に割り込むヘイマンを「黙れ」と威嚇するとその隙にレインズがスーパーマンパンチをレスナーに叩き込んでリングを後にした。

 試合は今回も中邑真輔ではなくリック・ブークスvs.サミ・ゼイン戦から。例によって投げまくるのだ。

◆IC王者・中邑真輔が次期挑戦者サミ・ゼインと睨み合って因縁激化

 IC王者中邑真輔がパートナーのリック・ブーグスとシングル戦で対戦した次期IC王座挑戦者サミ・ゼインと場外で睨み合って挑発するとその直後にブーグスがゼインを丸め込んで勝利を収めた。序盤、ブーグスが持前のパワーで豪快なボディスラムやスープレックスを放って攻め込むと試合途中にはセコンドに付いた中邑が場外で対峙したゼインと睨み合いに発展した。中邑は一歩も引かずに王座ベルトを見せ付けながらゼインを威嚇するとその直後にブーグスが油断したゼインを丸め込んで勝利を収めた。

 試合後にはロイヤルランブル戦出場を宣言していたコメディアンのジョニー・ノックスビルが突如現れてリング上のゼインを場外に突き落とすと正式にノックスビルのロイヤルランブル戦出場が決定した。ノックスビルやシェイマス、レイ&ドミニク・ミステリオらが参戦の男子30人ロイヤルランブル戦が行われる「ロイヤルランブル」は日本時間1月30日にWWEネットワークで配信される。

 ジョニー・ノックスビルはMTVのおバカさんシリーズ”Jackass”の主演。映画版は1、2、3巻とも記者は所有しているが、なぜか日本版のカタカナ表記は『ジャッカス・ザ・ムービー』になっている。「ジャックアス」だと道徳上不味いのだろうか。DVD①はポコチンがボカシ入りなのは仕方ないにせよ、字幕だけではジョークがわからないとでも思ったのかケンドー・コバヤシらの音声解説版仕様になっている。②③の製作総指揮はスパイク・ジョーンズなのだ。どう考えてもプロレスファンとの相関比率は高いと思われ、実際、これまでのWWEスキットで何度もコントをパクられてきた。自称ロッカールーム・リーダーのサミ・ゼインとは、また笑かしてくれるのだろう。映画畑出身者の多いWWEの脚本班に乞うご期待である。

◆SD女子王者シャーロットがまさかの30人女子ロイヤルランブル戦に参戦

 スマックダウン女子王者シャーロットが“祭典”レッスルマニアでの王座挑戦権をかけた30人女子ロイヤルランブル戦に参戦することを自分で発表した。スマックダウン女子王者シャーロット・フレアーがリングに登場すると「ロイヤルランブル戦に出場する特別な人を発表する。ゲームチェンジャーでレジェンド、元RAWとSD女子王者でもある皆が憧れる人、シャーロット・フレアーだ」と自画自賛しながらロイヤルランブル戦出場を発表した。

 ああ、これじゃトニー・ストーム辞めるよなぁ。女王様の言う通りの試合しかさせて貰えなかったんだが・・・。

 続けてシャーロットは「王者として女子ロイヤルランブル戦に参戦して挑戦者を指名する」とロイヤルランブル制覇に自信を示すとそこへ現れたナオミに「待つ必要はない。私と今すぐ王座戦をすればいい」と対戦表明されながらビンタを食らって2人のコンテンダーズ戦(WWEはノン・タイトルを禁止用語入りに)に発展した。

 試合は白熱の攻防を展開するも、場外戦でシャーロットがナオミのブロックバスターで痛めつけられてリングアウトになりそうになるとWWEオフィシャルのソーニャ・デビルの嫌がらせでリングアウトなしのルール変更されてしまう。するとこれで息を吹き返したシャーロットが激戦の末にナチュラル・セレクションを叩き込んでナオミを撃破した。王者シャーロットに加えてベラツインズが復帰、さらに現インパクト女子王者ミッキー・ジェームスも参加する女子30人ロイヤルランブル戦の「ロイヤルランブル」は日本時間1月30日にWWEネットワークで配信される。


 Happyコービンのセグメント、ゲストがドリュー・マッキンタイアと言うから「あれ?」と思っていたら、リドリック”マッドキャプ”モスでした。英国訛りまで真似して・・・。

 そのままバイキング・レイダースとの試合になって、モスの変形ネックブリーカーがエリックに決まるという・・・。


 番組トリはニューデイとウーソズの定番タッグ戦。但し、今回ニューデイが負けたらもう二度と王座には挑戦しないという条件の替わりに、ストリートファイト戦となって凶器使用ありに。

 絵的にも面白かったかと。ウーソズの3Dでコフィがテーブル葬されます。


 これでローマンはご機嫌なハズなのだが・・・。控室で次の対戦相手を伝えに来たWWEオフィシャルのアダム・ピアースに「お前が誰を選んだかはどうでもいい」と追い払うと、そこに現れたのはセス“フリーキン”ロリンズである。例の高笑いが番組最後の絵であった。


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