令和の対抗戦は7077人でイッテンゴ超え 内藤らが刺激継続求める 新日VSノア

 8日、新日本プロレスが『WRESTLE KINGDOM 16 in 横浜アリーナ』横浜アリーナ大会を開催した。

 画期的な大会だった。ABEMAがスポンサードし、「新日本vs.ノア」というテーマが掲げられる。有料ABEMA PPVによる独占で生中継され、新日本プロレスワールドとレッスルユニバースは大会の1週間後の配信となった。プロレスに新鮮さを渇望していたファンが飛びつき、チケットは早々にソールドアウトとなる。

 観客数は7077人で発表された。会場での観客は最後列まで入れられており、広い横浜アリーナに暗幕なし。なんとダブルドーム2日目(5日)の6379人を上回ってみせた。

 動員苦戦が続くコロナ禍ゆえに対抗戦の継続が注目されていた。バックステージではザック・セイバーJr.が「世界最高のテクニカルレスラー vs GENIUS OF THE ARK(方舟の天才)、どうだ?」とし、内藤哲也が「続編があるのかどうかが。もっとあの刺激を感じたいな。また彼らが来るのを待つか? もしくは我々が彼らのリングに乗り込むか? さあどうしようかな?」とし、高橋ヒロムが「俺は覇王選手、あなたと試合したい。あなたと思いっきりぶつかり合いたい」とした。勝敗では新日本が6勝4敗1分で上回ってみせたが、勝敗とは別に選手それぞれが決着をつけるべき相手を追いかけに行きそうだ。

■ 新日本プロレス WRESTLE KINGDOM 16 in 横浜アリーナ
日時:1月8日(土)17:00 ※第0試合は16:00開始
会場:神奈川・横浜アリーナ 観衆7077人(主催者発表)

<第0-1試合>
△矢野安崇
 10分00秒 時間切れ引き分け
△藤田晃生

<第0-2試合>
齋藤彰俊
モハメド ヨネ
●キング・タニー
 12分16秒 ラリアット⇒片エビ固め
永田裕志
〇小島聡
天山広吉

<第1試合>
●岡田欣也
稲村愛輝
稲葉大樹
大原はじめ
原田大輔
 11分42秒 逆エビ固め
マスター・ワト
田口隆祐
〇YOSHI-HASHI
後藤洋央紀
石井智宏

<第2試合>
●小峠篤司
 8分20秒 レフェリーが見ていない中での凶器攻撃⇒片エビ固め
〇SHO

<第3試合>
吉岡世起
〇HAYATA
 8分59秒 ヘデック⇒体固め
●外道
石森太二

<第4試合>
●NOSAWA論外
YO-HEY
 9分09秒 ピンチェ・ロコ⇒体固め
DOUKI
〇エル・デスペラード

<第5試合>
矢野通
桜庭和志
〇杉浦貴
 9分37秒 オリンピック予選スラム⇒体固め
●TAKAみちのく
鈴木みのる
タイチ

<第6試合>
マサ北宮
〇潮崎豪
 9分53秒 豪腕ラリアット⇒片エビ固め
●ディック東郷
EVIL

<第7試合>
小川良成
〇丸藤正道
 15分20秒 不知火⇒体固め
●金丸義信
ザック・セイバーJr.

<第8試合/ダブルメインイベントI>
亜烈破
●タダスケ
征矢学
拳王
中嶋勝彦
 26分33秒 ラスト・オブ・ザ・ドラゴン⇒片エビ固め
BUSHI
高橋ヒロム
SANADA
内藤哲也
〇鷹木信悟

<第9試合/ダブルメインイベントII>
●清宮海斗
武藤敬司
 24分34秒 レインメーカー⇒片エビ固め
棚橋弘至
〇オカダ・カズチカ


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