国際チャクリキ協会 Dream Gate 11!メインで入田和樹が勝利!

■ 日本骨髄バンクチャリティ 国際チャクリキ協会 Dream Gate 11
日時:12月26日(日)15:00開始
会場:福岡県・飯塚市第一体育館(福岡県飯塚市枝国666-11)
観客/1,100人(満員)

 大会開幕式ではNHKのど自慢で平成最後ののど自慢チャンピオンとなった高校1年生の加藤詩乃さんが登場。テレ朝日の「音楽チャンプ2020春SP」テレ東「THE カラオケ★バトル U-18歌うま甲子園」などにも出演した激ウマ美少女。君が代斉唱を行い、会場の決戦ムードを極限に高めた。

<第1試合 キックルール 67.5kg契約 3分3R>
○優翔(RAOU JAPAN)
〔1R 1分57秒 TKO〕
●川内参星(JACK GYM)
互いにダウンを奪い合う激闘となった。一度はダウンを奪われた優翔が盛り返し、連続ダウンを奪って劇的な大逆転勝利。

<第2試合 MMA バンタム級 5分2R>
○RYOTA(グレイシーバッハ姫路)
〔2R 4分07秒 TKO〕
● 薫(Team banana)
一進一退のMMA戦。息詰る攻防が続いたが、最後はマウントポジションを制したRYOTAがパウンド連打で試合を決めた。

<第3試合 キックルール バンタム級 3分3R>
○弾丸風太(TEAM KAZE)
〔判定 30-28、30-29、29-29〕
●臣龍(チームKIZUNA田川本部道場)
僅差の判定となったが、溌剌とアグレッシブに戦った弾丸風太が2-0の僅差でプロデビュー戦初勝利を飾った。

<第4試合 空手ルール 60.0kg未満 3分1R 延長1分>
○瓜生夕貴(成心會福岡支部)〔判定 3-0〕×藤江礼(烈士會)
空手マッチは互いのスピード、技術の高さに会場が騒然となった。判定にて激戦を制したのは瓜生夕貴。だが藤江礼も強かった。

<第5試合 MMA スペシャルエキジビションマッチ 2分2R>
菊野克紀(誰ツヨDOJOy)
〔エキジ戦のため勝敗無し〕
曽根修平(チャクリキ武湧会)
UFCファイター・菊野克紀の飯塚市登場で注目されたエキジ戦。武術家UFCファイターの面目躍如で鋭い打撃を曽根に叩き込む。試合後、「格闘技を習って、自分が強くなるのを実感するのは楽しいですよ」と自分の言葉で格闘技の素晴らしさを伝えた。一方の曽根は、新年1月22日のKNOCK OUT開幕戦での中島弘貴戦が決まっており、試合に掛ける決意を述べた。

<第6試合 MMA Dream Gate 第7代フェザー級王座決定戦 5分3R>
○孝夫(Team banana)
〔2R 3分47秒 TKO〕
●秋野卓充(Personal Styles)
※孝夫が第7代Dream Gate MMAフェザー級王者となる。
孝夫がダウンを奪ってからのパウンド追撃で一気に試合を決めた。王座返り咲きを果たしたが、試合後のマイクでは、階級変更をしてでも一度負けた相手へのリベンジを宣言し、その決意に大きな拍手が送られた。

<第7試合 キック Dream Gate 初代ウェルター級王座決定戦 3分5R>
○竜義(チャクリキ武湧会)
〔判定 49-48、47-48、48-48(但しマスト判定で竜義)〕
●栗原陵(MSKC)
※竜義が初代Dream Gate キックウェルター級王者となる。
現在4連勝(3KO)中の竜義が初のタイトルに挑む。パンチの技術が向上しており、コンビネーションを決めて2Rには栗原よりダウンを奪う。後の無い栗原はロー、カーフを中心に必死の追い上げを見せるが竜義は「効いてない」とステップを踏む。判定は49-48、47-48、48-48と三者三様であったが、マスト判定のため、48-48のジャッジが竜義にアドバンテージを付け、竜義が嬉しい王座初戴冠となった。

<セミファイナル 第8試合 MMA Dream Gate バンタム級選手権試合 5分3R>
○八尋大樹(王者/ニコニコファイトクラブ)
〔1R 2分16秒 ヘッドシザース〕
●nao(挑戦者/京都政拳会)
※八尋が王座防衛に成功。
京都の強豪を迎え撃った八尋。開始早々柔道技でnaoを鮮やかに投げてそのままバックチョークの体勢へ。最後はヘッドシザーズを決めてnaoはタップアウト。結局相手に何もさせず、横綱相撲で王座防衛を果たした。この階級では敵無しの存在となった八尋。次なるステップが注目される。

<メインイベント 第9試合 キック Dream Gate ヘビー級選手権試合 3分5R>
○入田和樹(王者/チーム日高)
〔2R 0分42秒 TKO〕
●藤井将貴(挑戦者/極真拳武會)
※入田が王座防衛に成功。
前回のCHAKURIKI13でのプロデビュー戦で数々の王座戴冠経験を持つ天承山を秒殺して華々しいデビュー戦初勝利を飾った藤井。極真館全日本選手権4連覇の実績を以てプロデビュー2戦目で入田の持つ王座に挑む。一方の入田もCHAKURIKI11大会で庵谷鷹志を1R KOし王座防衛。どちらが強いのか注目の一戦。試合はかつてノブ ハヤシや天田ヒロミなどK-1の日本人ヘビー級ファイターが覇を競ったK-1 JAPANシリーズを彷彿させるヘビー級の激闘となった。リングサイドにボコッ! ボコッ! と響き渡る両者の重く強烈なパンチの音。打ち合いでリードした入田が藤井より1Rにファーストダウンを奪う。しかし極真王者・藤井もタフだ。パンチを効かされながらも入田の猛攻を凌ぎ切る。王者入田が2R目に突入するのは滅多に無い光景。気を引き締め直した入田は2R開始から倒し切る為のパンチを固め撃ち。ついに藤井をマットに沈めた。まさに巨大戦艦同士の大乱打戦に会場は大いに沸き、メインイベントらしいメイン戦となった。


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