NXTイオ「お前頭オカシイ」Gウォーラーpush!Jacket Time快勝Bブレイカー

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■ WWE NXT 2.0
日時:12月14日(現地時間 WWEネットワーク日本配信木曜以降)
会場:米フロリダ州オーランド Capital Wrestling Center


 髪切り戦に負けてバリカン入れられたデューク・ハドソンが、キャメロン・グライムスと「なんでもありルール」で『WAR GAMES』の再戦。絵的にも派手なのでよろしいかと。

 ケイブンが決まってハドソンに綺麗に剃り上げられた丸坊主頭が公開されました。


 さて、今週はグレイソン・ウォーラーの売り出しが何度かにわけて全編にフィーチャーされることになる。そりゃそうだ、ジョニー・ガルガノのお別れ会で盛り上がっている時に後ろからどついて会場のHEATを買ったのだから、売り出さない手はない。まずは実況席のビック・ジョセフがやり玉に。リアルにガルガノと仲がいいらしいんだが、「お前はなにもせずに黙って見てたじゃないか」と毒づく。
 やがて、ロッカールームでブロン・ブレイカーらに「お前は嫌われてるから出ていけ」と言われたり、紫雷イオに全部日本語、英語テロップないまま「お前は頭オカシイ!」とまくしたてられたりのスキットが随所に出てくることになる。


 アイビー・ナイルがまた知らない選手を変形ドラゴン・スリーパーなのか、ストレッチプラムなのか、彼女の必殺技で仕留めていたが、解説のウェイド・バレットによると、いつパフォーマンス・センターに行っても練習している選手なんだそうです。まぁそれはわかるんですけど。


 社会学のジョー・ゲイシーに導かれるハーランド(パーカー・ブードロー)のデビュー戦。インド系と思われる知らない選手に腕で顔をグリグリとやって潰すのみならず、あとのセグメントでパフォーマンス・センターの階段からスタッフを突き落とす暴挙も。その落とされたコーチというのが、なんと日本でもZERO1などでお馴染みのハンサムなブライアン・ケンドリックというオマケ付き。映画『タイタニック』の船主のディカプリオ・ポーズやっていた彼です。


 カワイ子ちゃんコーラ・ジェイドとダコタ・カイのシングル戦。マンディ・ローズが実況席に。WAR GAMESで肩脱臼というセールだったのに、何事もなかったような展開を経て、最後の方になって実況席が「腕を痛めている」と強調を始め、最後にさらに悪化する進行台本に。

 試合はカイが丸め込まれてしまうが、これで終わるハズもなく、因縁のラケル・ゴンザレスとかのシャベルを手にしたカイがやりあい、Toxic Attractionも3人が揃うという絵にしていた。


 シカゴのイタ公トニー・ディアンジェロが、チェイス大学教授アンドレ・チェイスをスイング式フィッシャーマンズ・バスター(スイフト・エンドと実況は呼称)で仕留めるカードは、WAR GAMESの際にピート・ダンから奪ったマスス・ピースが、ご丁寧にもトロフィー・ケースに展示?されているというサイド・ストーリーとの同時進行だ。最後はピート本人が来てディアンジェロの指をパッチン! ケースを足で踏みつぶして無事にマスス・ピース取り戻しました。次回が直接対決です。


 知らない相手とのスクワッシュ・マッチだが、メイク姿になった東洋の神秘BOAは勝たしてもらっている。

◆ジャケットタイムKUSHIDA&イケメン二郎チーム単体NXT初勝利「今夜は眠れそうにないぜ」

 “ジャケット・タイム”ことKUSHIDA&イケメン二郎がラッシュ・レジェンドのコーナー『ラッシング・アウト』にゲスト出演すると因縁が勃発したGYV(グリズルド・ヤング・ベテラン=ザック・ギブソン&ジェームズ・ドレイク)に対して「先週、奴らは俺たちを襲撃しやがった。今晩、お前たちを絶対に潰す!」と挑発した。

 さらに試合ではKUSHIDAがドレイクをグラウンドの攻防で圧倒するとイケメン二郎もクロスボディからKUSHIDAと連携したダブル・ドロップキックを披露して躍動。終盤にはKUSHIDAがGYVを場外に蹴散らしてチャンスを迎えると試合を観戦していたクリード・ブラザーズに介入を狙われたが、逆にその隙をついたジャケット・タイムがドレイクにスワントーンボム&リバースDDTの合体技を叩き込んで勝利を収めた。

 試合後にイケメン二郎は「KUSHIDAさんとNXTで初めての勝利!! 大きな勝利だ!! 俺たちをサポートしてくれる皆ありがとう。ジャケット・タイムは決して止まらない!! 今夜は眠れそうにないぜ」と11月の6人タッグ戦勝利に続くチーム単体でのNXT初勝利に興奮気味の投稿をした。


 番組トリはカーメロ・ヘイズらが上から見下ろす格好でのロデリック・ストロングとブロン・ブレイカーの一騎打ち。AEW DarkにMMA出身で一緒にNXTにいたマリナ・シャフィール夫人がデビューしたとかは伝わっているので、いくら現クルーザー級王者だろうが、どうなるかは皆さんわかっていたとは思う。

 お互いポンポン投げ合ったりとイイ試合ではあったが、最後は必殺パワースラム。但し、それで勝ち誇るブレイカーの絵にして番組終わるんではなく、やはりトマソ・チャンパ親父が来てウィローズ・ベルを見舞うエンディングだった。言い換えれば、チャンピオンなのにロデリックの扱いは引き立て役だけだったことになる。


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