ジョセ・アルドがメインで勝利！UFCファイトナイト・ラスベガス43

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(C)UFC

　UFC FIGHT NIGHT：フォントvsアルドが、12月5日（日）にラスベガスのUFC APEXで開催された。この大会は、ボクシングからレスリングまで、あらゆるスタイルのショーケース、ノックアウト、サブミッション、そしてアップセットの数々が見事に融合したものとなった。その証として、ファイト・オブ・ザ・ナイトに加え、パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトボーナスが4選手に授与された。

メインイベント
　バンタム級4位のロブ・フォントが開始から前に出たものの、過去に2度王者となり現在フェザー級5位のジョゼ・アルドがラウンド最後の数秒でノックダウンを決め、残りのラウンドも、キック、ノックダウン、グラウンドコントロールで相手を圧倒した。アルドはまたしても伝説的なパフォーマンスを見せ、全会一致の判定勝利で将来のタイトルショットを確実なものにした。

試合後のアルドのコメント：
「これが皆さんが見ている新しいアルドだ。このためにトレーニングしてきた。みんな自分が3ラウンドしかできないと思っているけど、5ラウンドできることを証明した。ロブ・フォントはタフだったけど、誰も自分を止めることはできない。この階級でチャンピオンになりたいし、そのために努力しているんだ。」

セミメイン
　ライト級12位のブラッド・リデルと14位のラファエル・フィジエフは、2ラウンドを通して信じられないほどのハイレベルな技術を駆使した打撃戦を展開した。最後の3ラウンド、フィジエフがハイキックを頭部にヒットしてリデルを倒し、レフェリーが試合終了を宣告した。

試合後のフィジエフのコメント：
「彼が大好きだ。とても良い人だからね。これまでも今日も彼から学んだ。3ラウンドの間、その瞬間を待っていました。彼があのような動きをするとき、ガードを下げることを知っていたからね。そこに1人のレジェンドがいる。もしかしたら戦いたいかもね、ヴィンス・ヴォーン！ (名優ヴィンス・ヴォーンが観客として登場。)」

大会のハイライト
ライトヘビー級14位ジャマール・ヒルが13位のジミー・クルートをわずか48秒で見事にKOして会場を沸かせた。
ベテランのクレイ・グイダとレオナルド・サントスは、第1ラウンドにスリリングな一進一退の攻防を繰り広げた。2ラウンド目にはグイダがリアネイキッドチョークで柔術のエースを初めてサブミッションで破った。
ミドル級のクリス・カーティスは、2ラウンドに素晴らしいパンチでブレンダン・アレンを倒し、2度目のノックアウト勝利を収めた。
フライ級のマネル・ケイプとジャルガス・ジュマグロフの試合は、パンチの応酬となりましたが、ケイプが冷静にヒットさせ見事1ラウンドTKO勝ちを収めた。

■　UFCファイトナイト・ラスベガス43：ヴィエラ vs. テイト
日時：現地時間2021年12月4日（土）、日本時間5日（日）
会場：アメリカ・ネバダ州ラスベガス ／UFC APEX

＜バンタム級＞
○ジョセ・アルド（ブラジル）
　判定　3-0
●ロブ・フォント（米国）

＜ライト級＞
○ラファエル・フィジエフ（キルギス）
　3R 2分20秒 TKO
●ブラッド・リデル（ニュージーランド）

＜ライトヘビー級＞
○ジャマハル・ヒル（米国）
　1R 0分48秒 KO
●ジミー・クルート（豪州）

＜ライト級＞
○クレイ・グイダ（米国）
　2R 1分21秒 リアネイキドチョーク
●レオナルド・サントス（ブラジル）

＜ミドル級＞
○クリス・カーティス（米国）
　2R 1分58秒　TKO
●ブレンダン・アレン（米国）

＜ウェルター級＞
○アレックス・モロノ（米国）
　判定　3-0
●ミッキー・ガル（米国）

＜フライ級＞
○マネル・ケイプ（アンゴラ）
　1R 4分02秒 TKO
●ザルガス・ズマグロフ（カザフスタン）