アトランタAEWサミー・ゲバラTNTトニー・ニース契約 PACペンタ-FTR

(c) AEW

■ AEW Rampage
日時:12月3日(現地放送時間 録画番組)
会場:米ジョージア州ダルース ガスサウス・ディストリクト


 Dynamite収録会場からの3時間目、もっともお茶の間には違いなんかわからないと思う。また、1時間番組というのは専門媒体評をやる側にとっても楽で、ついつい良かったと書いてしまう傾向あるかも。逆に3時間番組、しかも長いCMのRAWだと、記事を書く者には苦痛になることがあるし、実際世間大衆の視聴率データからも、興味が持続しないから3時間目の視聴者数が落ちてしまう。
 さて、SmackDown終了後の現地東部時間夜10時からのRampageは、なんといっても第1試合が重要だ。NXTから来たトニー・ニースの契約が実況でも伝えられての、サミー・ゲバラのTNT王座防衛戦である。

 禁断の扉が開かれたので、今後上がる可能性があるとはいえ、マーフィーことバディ・マシューズやブロンソン・リードことジョナ・ロックが新日本プロレスとの契約になり、トニー・ニースはAEW所属となった違いはどこにあるのか。これも専門媒体に求められる分析になるが、やはり出来る選手であることは述べるまでもない。GTHが決まってゲバラのTNT王座防衛だが、それは誰もがわかっていたこと。トニー・ニース、やはり凄いというのが肝なのだ。


 サンダー・ロサの弟子という初めて見たジャナイ・カイが、ムキムキ女ジェイド・カーギルに一方的なスクワッシュ・マッチでやられて、次の初代TBS女子王座トーナメントで闘うロサとやり合うのもまた、わかりすぎるカードなのだが・・・。ただ、ワンパターンの試合しかしないジェイドをチャンピオンにするのはどうかという本誌の意見は残しておく。そりゃ肉体が他にないフリークスなのはわかるんだが・・・。


 番組トリはフェニックスが「トラベルの問題」で会場に来れなかったので、ペンタゴンとデス・トライアングルの同志PACが組み、FTRと闘うタッグ戦変更に。別に日本だけが入国、出国が難しくなったわけではない。現地12・5の『AAAトリプレマニア』も控えている。マラカイ・ブラックの毒霧にやられたセールで、PACはアイパッチしているんだが、そのせいか距離感が掴めずミスった箇所もあったのだが、さすがにこの4人なら凄い試合で楽しませてくれた。


 試合は因縁のマラカイがPACの開いている方の眼にも毒霧噴射で、FTR勝利後もマラカイとPACの抗争が続いている絵にしていた。重ねて1時間番組は良かった印象が残るものである。


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’21年12月16日号WarGames AEW Stardom ノア潮崎 九州プロ決勝 堀口恭司 RISE-WEST