3・21「RISE 104」花田元誓&宮越慶二郎&村越優汰&ソ・ジョンウ4選手インタビュー!

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■花田元誓 事前インタビュー『あっちがきれいに動けたら勝ちで、僕が圧力で崩せたら僕の勝ち』

–チャンピオンになってからは初のインタビューです。まず、おめでとうございます。昨年9月の一刀選手とのタイトルマッチを振り返っていかがで すか?
「しんどかったですけどねぇ。でも自分のペースで試合は出来ていたんで、精神的にはクールに戦えましたね。」

–5ラウンドまでいきましたね。普段の3ラウンドとは違う辛さはありましたか?
「ずっと練習中イメージしてたんで特にキツさは無かったですね。絶対に勝つっていうモチベーションだけは絶対切らさないようにしてたんで。
僕の戦い方で相手もペース配分を出来ると思えないんで、絶対僕がキツいなら相手の方がキツいだろうと。」

–チャンピオンになった実感はありますか?
「ジムのみんながおめでとうと言ってくれたのがすごい嬉しかったですね。今までやってきたのが結果につながったんで良かったですね。」

–昨年末のBLADEでのトーナメントリザーブマッチを振り返っていかがでしたか?
「前口選手とは一回やっるんで、自分のペースでやれたけど、やっぱ倒さないとダメですね…。反省してます…。」

–結構アツくなってしまった?
「倒そう倒そうとして。倒せなかったですね。まぁ、本戦出場したかったですけどね。」

–トーナメントをみて興味があった選手はいますか?
「SHIGERU選手とかはやってみたいですね。郷州選手とやってて、面白そうやなと。」

–噛み合いそうですね。
「SHIGERU選手の事は知らなかったんですけど、Tシャツの泥死合っていうのは見た事あって、どんな泥試合をするのかなと思ったら中々気持ち 良い試合してたんで。
好きになっちゃいましたね(笑)。勝手なイメージがあったからどんなクソな試合すんのかなって思いよったら、『ほ~郷州君やっちゃったね!』っ て!他の試合知らないけど、全然泥試合じゃないかなって。」

–RISEで戦っている小宮山工介選手が優勝しましたが、その姿を見ていかがでしたか?
「やっぱり刺激になったし、やりたかったですね。」

–そして今回相手が宮越選手になりましたが。
「特に変わった印象は持たなかったんで、良く動くなぁぐらいで。結局やってみないとわかんないです。」

–あの横に動く器用なスタイルを捕まえられそうですか?
「まぁ、何とかなるでしょ。あっちがきれいに動けたら勝ちで、僕が圧力で崩せたら僕の勝ちかなって。」

–花田選手が闘牛なら、宮越選手がマタドールという見方もありますが。
「まぁそういう風な展開に持っていくんだろうなっていう感じですね。」

–RISEのチャンピオンとして赤コーナーのメインイベントで戦うわけですが、興行を締めるという役割もあります。
「それはもうありがたいですよね。最初、下っ端から入って、次はもう他団体のチャンピオンとですもんね。絶対負けられないですよ。ベストを尽くし ます。」

–前まではチャンピオンを追いかける立場でした。これからは追いかけられる立場ですし、下の選手に背中を見せる立場です。どういう姿を見せたい ですか?
「僕の戦い方は前に出て圧力をかけて倒していくスタイルなので、そこで倒せるようにしていかないといけないかなと。魅せる試合をしないといけない ですからね。チャンピオンとして。」

–今回、いつもより体重が重めですが、その辺は気になりますか?
「全然気になんないですね。フェザーがすごいしんどかったんで、体重に関しては特に関係無いかなと。」

–今まで、試合で体格差を感じたことは無いですか?
「これは言うのは嫌ですけど、筋肉量とかプレッシャーとかは感じたことないけど、身長差が一番イライラする(笑)。だから階級上げた時に感じるの は、リーチ差が一番イ

ライラするから、勝てる自信はあるけど勝ち続ける自信が無くなるかなと。前蹴り、ジャブで徹されたら入れない部分があるから。宮越選手は170㎝ だからそれで安心しました

(笑)。まぁ僕のがちっちゃいですけど(笑)。」

–今回の相手はNJKF・WBCの日本王者です。BLADEでも王者が沢山出場しました。国内でタイトルを持っている選手を倒していきたいです か?
「まず、BLADEで他団体のチャンピオンと試合して強さを証明していければいいかなと。RISEのチャンピオンは強いんだぞと。他団体には負け られないっていうのをしっかり見せられればと思います。」

■宮越慶二郎 事前インタビュー『圧力でも負ける気はしない』

–試合まで1週間ほどですが、追い込みの最中ですね。
「そうですね。ピークですね。減量はガンガンやってますね。10㎏ぐらいあるので。」

–今回がRISE初参戦ですが、参戦を決めようと思ったきっかけは?
「基本的に、オファーが来たら受ける感じでやってるんで、話が来たときに最近盛り上がってる団体なんで、面白そうだなって思いました。」

–兄・宮越宗一郎選手は何回かRISEに出場しています。その時にRISEに対して抱いた印象は?
「現代キックって感じですね!なんかちょっと『今』って感じですね!どっちかというと若者向けというか、一見さん向けというか、誰にでも楽しんで もらえるという印象ですね。」

–ヒジ無しのルールは何回かやってると思いますが、いつ以来でしょうか?
「去年の卜部功也選手との試合以来なんで、1年ちょいですね。」

–ヒジ無しルールでやっている時に違和感はありますか。
「いや、そんなに違和感は無いですね。もう、順応しちゃうような感じです。」

–2015年の1戦目がRISEで花田選手との対戦となりました。花田選手の印象はいかがですか?
「タフな選手っていう印象です。なんか、ガンガン前に出るようなスタイルでやりづらそうですよね。」

–宮越選手とは正反対の選手ですよね。
「もちろん捌きも入れつつ、でももちろん圧力でも負ける気はしないんで。そこでもしっかり勝負して勝っていきたいなと思ってます。」

–という事は、もし、正面衝突したとしても?
「圧力でも負ける気はしないですね!」

–今回、関係者からは花田選手が闘牛なら、宮越選手がマタドールというイメージですね。
「そうですね。そのイメージを入れながら練習はやってるんですけど、もちろん、ただ逃げるだけだと負けちゃうんで、うまくかわして打つっていうス タイルでやっていけたらと思います。」

–ご自分の中で今のファイトスタイルをいつ頃確立させましたか?
「元々、首相撲をやらないスタイルなんですけど、ムエタイスタイルの選手と対戦した時にどうやって首相撲に付き合わないで、攻撃が当てられるかっ ていうのを考えた時に、バスケをやっていたのもあってサイドステップが得意なのでやってみたらいい感じだったんで取り入れてみました。そこは普通 の選手と違うオリジナルのものなので注目してほしいですね。」

–ちなみにバスケで良い成績を収めたりしていたんですか?
「いや、全然そんなことは無くて(笑)。でも真面目に中学高校とやってたんで。キックは週2ぐらいでしかやってなくて。引退してからアマチュアに 出始めましたね。」

–プロデビューして、NJKFとWBCのタイトルも獲って自分がライト級では日本のトップだという自負はありますか?
「自分でもライト級では負ける気はしないですね。ゆくゆくは世界、WBCだったらインターナショナルを目標としてやってますね。」

–昨年末にBLADEで61㎏トーナメントをやりましたが、意識したりしましたか?
「いや、見に行ってないんですよね。動画もほとんど見てなくて。出れば優勝する自信はあったし、まぁ出来れば優勝者とやりたかったっていうのはあ りますけどね。」

–今回、お互いベルトを持っている選手同士が団体の看板を背負って相手のホームに乗り込むという形ですが、気持ちはいかがでしょうか?
「後楽園ホールで、日本でやるんで、アウェーっていう感じは無いですね。日本でやるのは全部ホームだって感じで、そういうのはあんまり気にしてな くて、僕は初参戦なんで、RISEファンに宮越慶二郎面白いなぁ、もっと見たいなぁと思わせる試合をしたいですね。」

–今回の試合はどのように決着させたいですか?
「もう倒したいですね。KOで。」

–相手はかなり打たれ強いですが。
「そこはもう最後は我慢比べですね。根性比べですかね。」

–先にインタビューしていた花田選手も普段通りやれば勝てると言ってました。
「結局はそこなんですよね。自分の普段の練習を信じるしかないです。」

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村越優汰 事前インタビュー『自分の三日月蹴りはすぐ相手が倒れない、時間差で倒れる気持ち良さ」

–まずは昨年は念願のタイトルを獲りましたね。1年を振り返っていかがでしたか?
「やっぱベルトを持ってる持ってないは違うんで、ベルトを獲れて良かったですね。」

–昨年最後の試合はタイ人選手との戦いでした。
「タイ人ってとこで情報が無くて未知だったんですけど、特に問題も無くKOで勝つ事が出来たんで満足してます。」

–次は韓国の選手ですけど、映像を見て印象はどうでしたか?
「思い切りの良い選手だなと思いました。」

–一度休んでいましたが、それまでは韓国軽量級ナンバーワンと言われていた選手です。
「強い選手を倒していきたいんで、圧倒的な差で倒したいなと思います。」

–今回の試合のプランは?
「プランというか、KOで倒すイメージはあります。」

–今回、どうやって勝ちたいですか?
「いつも三日月で倒すって言うのは頭にあるんですけど、最近は三日月で倒すっていうのが出来てないんで、やっぱ三日月で倒したいですね。」

–自分の中で三日月蹴りに磨きをかけている?
「すごい練習してますね。自分は三日月で倒すのが好きなんで。それで倒せなくなるのが嫌なんで。」

–パンチとかにはこだわっていないですか?
「こだわってないことは無いです。パンチの打ち合いでもやれるだけの自信は持ってるけど、蹴りが好きだし三日月で相手が倒れるって言うのが好きだ からそこにこだわって

るだけです。
最近、三日月をやってる選手いますけど、自分のほうが精度がすごいと思ってるんで。三日月をやってる選手いますけど、倒れてもすぐ立てちゃうと か、すぐ相手が倒れちゃ

うとかなんですよ。でも自分のはすぐ相手が倒れない、時間差で倒れる気持ち良さ(笑)。」

–なるほど(笑)それでは今年の目標は?
「去年と変わらず全勝。相手もチャンピオンクラスと戦って、強い選手を倒していきたいですね。」

–今回はセミファイナルです。その前の試合に、村越選手と同じ55㎏級のシュートボクシング元王者の藤本昌大選手と那須川天心選手の試合です。 お客様も試合内容を比較す

ると思います。
「まぁ、同じ階級だなという感じですね。防衛戦の相手も誰が来ても倒せるんで。そこまで意識してないです。」

–話題は外れますが新しく作ったガウンに白鵬関の書いた字があるらしいですね。
「今回、試合で着るガウンを作ってもらったんですけど、横綱から背中に心という字を書いてもらいました。その心のハネの部分が三日月蹴りの軌道に 似ているので、横綱か

ら心にすればと勧めていただいて、自分のガウンの為に心という字を書いてくれました。」

–競技は違えど、最強という名を欲しいままにしております。ああいう方に影響はされますか?
「そうですね、この前も記録出したじゃないですか。負けないで居続けるってすごい難しいと思うんですけど、それを出来てるのがすごいなと思って横 綱を見ていますね。」

ソ・ジョンウ事前インタビュー『後悔しないようにリングの上で完全燃焼する』

–RISEに出場する気持ちはどうですか?
「日本の有名なRISEという大会に呼んで頂いて光栄に思っています。RISEは韓国でも有名で機会があればRISEの舞台で戦ってみたいとずっ と思っていましたので、
このように良いチャンスを頂いて感謝します。全力を尽くして良い試合を見せます。」

–相手村越選手の試合を見たことがありますか?村越選手の印象は?
「相手の試合をまだ見ていないので何とも言えないのですが、とりあえず若い年齢でRISEのチャンピオンになったというのは、その強さを証明して いることだと思います。」

–キックボクシングとムエタイは何歳から始めましたか?
「19歳の時に始めてデビュー戦は20歳のときです。その時は早くリングの上に立ちたかったですね。」

— 自分のファイトスタイルは?
「全盛期の時はパワーとスタミナで休むことなくプレッシャーをかけて戦うタイプでしたが、今はテクニックをもっと使って戦うようにしています ね。」

–試合に臨む覚悟は?
「ジョンウ 私の人生で最後のチャンスだと思って戦います。後で後悔しないようにリングの上で完全燃焼する試合をします。
昔は自分のためだけに試合をしましたが、今は妻と二人の子供がいて子供たちに強い父の姿を見せてあげたいですね。
なので家族のためにも負けられません。1ラウンド、1ラウンドを全部最後だと思って戦います。」

–日本のキックファン達にメッセージをお願いします。
「ジョンウ 私、ソ・ジョンウを知っている方は誰もいないと思いますが、私にもちょっとでも応援してくれれば嬉しいです。
皆さんにソ・ジョンウの名前をはっきり覚えてもらうようにインパクトのある試合をしますので宜しくお願いします。」

対戦カード・大会概要はこちら
3・21「RISE 104」後楽園ホール大会!全カード決定!

140712riseマット界舞台裏7月24日号全日W1ノアZ1広島BattleAid小笠原和彦RiseBladeプロ空手達人
▼7・12『RISE100~BLADE 0~』東京・大田区総合体育大会
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