単複グランドスラムを達成 武藤「錦織圭みたいだな」タッグ奪取でサイン ノア

 13日、ノアが『DEMOLITION STAGE 2021 in YOKOHAMA』横浜武道館大会を開催した。

 武藤敬司がメジャー3団体での単複グランドスラムを達成だ。メジャー3団体とされるノア・新日本・全日本のシングル&タッグ王座をすべて獲得したのは、高山善廣に続く史上2人目の快挙となる。それでも闘いは簡単ではなく、武藤自身が狙われる展開に。マサ北宮の監獄固めにギブアップ寸前となったが、丸藤正道の虎王と武藤のシャイニングウィザードの挟み撃ちで勝機を見出す。タメにタメての万全の正調シャイニングウィザードを武藤が放つと、北宮はマットに沈むしかなかった。

 武藤はバックステージでグランドスラムについて問われると「高山か誰かやってんだろ。ただ、俺の場合は、新日本でやっていたSGタッグ(リーグ戦)も、全日本の最強タッグ(リーグ戦)も押さえてるし、WCWのタッグチャンピオンも」と強がった。試合については「過去を生きて、今を生きて、未来を生きなきゃね。今と未来はしんどいもんだよ」と、苦しいながらもノア最前線を噛みしめた。運営側からカメラレンズへのサインを求められた武藤は「錦織圭みたいだな」と笑顔で応じている。

■ ノア DEMOLITION STAGE 2021 in YOKOHAMA
日時:11月13日(土)16:00
会場:神奈川・横浜武道館 観衆887人(主催者発表)

<第1試合>
●矢野安崇
 7分53秒 トレスフルール
〇大原はじめ

<第2試合>
〇タダスケ
 10分13秒 地団駄ラリアット⇒片エビ固め
●YO-HEY

<第3試合>
齋藤彰俊
モハメド ヨネ
〇キング・タニー
 15分18秒 ファンキープレス⇒片エビ固め
●ケンドー・カシン
桜庭和志
杉浦貴

<第4試合>
●岡田欣也
稲葉大樹
小峠篤司
原田大輔
 16分31秒 PK⇒片エビ固め
仁王
覇王
征矢学
〇中嶋勝彦

<第5試合>
●稲村愛輝
 9分59秒 パワーボム⇒エビ固め
〇藤田和之

<第6試合>
鈴木鼓太郎
●Eita
NOSAWA論外
 11分35秒 Eitaの凶器攻撃⇒反則
進祐哉
吉岡世起
〇小川良成

<第7試合/GHCジュニアヘビー級選手権試合>
[挑戦者]
●亜烈破
 17分41秒 403インパクト⇒体固め
〇HAYATA
[第46代王者]
※HAYATAが6度目の防衛に成功

<第8試合/GHCナショナル選手権試合>
[挑戦者]
〇拳王
 17分32秒 右ハイキック⇒KO
●望月成晃
[第6代王者]
※望月が初防衛に失敗、拳王が第7代王者となる

<第9試合/GHCタッグ選手権試合>
[挑戦者]
丸藤正道
〇武藤敬司
 30分27秒 シャイニングウィザード⇒体固め
●マサ北宮
清宮海斗
[第56代王者]
※清宮&北宮が初防衛に失敗、武藤&丸藤が第57代王者となる


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