RAWクラウンジュエル仕込みAEW対抗ブランド分け発動前スター集結

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■ WWE RAW
日時:10月11日(現地時間)
会場:カリフォルニア州サンフランシスコ チェイス・センター


 現在は大リーグMLBが佳境にある。この日もジャイアンツvs.ドジャースが被ったためか、巨大ドームなのに実券は3000台だったそうだ。番組はオープニングに登場した『クラウンジュエル』後にSmackDown移籍となるマッキンタイアが、「もう一度WWE王者になるぞ」と王座奪還を宣言。するとそこへビッグEも現れて「俺からは王座を奪うことはできない」と王座防衛に自信を示して舌戦を展開。さらにSmackDown残留のウーソズまでも姿を現して2人を挑発するという両ブランドごちゃまぜ回に。これでメイン戦でマッキンタイアとビッグEがタッグを組んでウーソズと対戦することが決定した。


 リコシェはなんでも子供頃から『キング・オブ・ザ・リング』ごっこをしていたというか、いつか俺がキングになると仲間に言っていたそうで・・・。トーナメント1回戦のゼイビア・ウッズ戦が3時間番組の唯一、まともな試合内容になるってトホホなんだが。

 ゼイビアがダイビング・エルボードロップ落として、「準決勝はコフィ・キングストン戦になるのか?」と煽るんですけどね・・・。


 サウジアラビア開催の『クラウンジュエル』でシングル戦を組むために、仲が悪いタッグというのを延々とやらせていたマンスールとムスタファ・アリなんだが・・・。その相手が、これまたハートビジネスからクビになってシングル戦で何度も対戦やりあっていたシェルトン・ベンジャミンとセドリック・アレキサンダーが、ハートビジネス復帰どころか仲良くタッグ組んでいるってのも、お茶の間のライト層も消化できてないと思うのだが・・・。はい、アリがフォールガイです。サウジでもそうなります(笑)。


 女子の方のクイーンズ・クラウン・トーナメント(QC)は1,2分だけの尺ってどうなのか。まぁデイナ・ブルックにも攻防はさせていたから一方的なスクワッシュではないんだが、今回はタッグの時はなんやかんやで負け役のシェイナ・ベイズラーを優勝させるんでしょうなぁ。ただ、お客さんに関心を呼ばせていません。


 先週RAWの発表ではオモスvs.オートンだったのに、番組のセグメントで「お前が言い出したんだから、お前が行け」とランディが言うスキットがあって、リング上に出てきたのはリドル。それでもどこかでオートンが出てくるのかと思わせていたんだが、一方的にチョークボムやられてしまう。
 さらにAJが「ラウンドハウス・キックをやれ」と命じるままに回し蹴りやるんだが、リドルは大げさに吹っ飛んだだけなのが丸わかり。ようやくランディが背後からAJにRKO決めてましたけど、オモスじゃもたないからとこうしたんですかねぇ。

◆リドルがオモスに完敗も“毒蛇”オートンがAJスタイルズをRKO葬!

 RK-BroのリドルがPPV『クラウンジュエル』のRAWタッグ王座戦を前に“巨漢”オモスとの対戦で完敗すると“毒蛇”ランディ・オートンがAJスタイルズの背後に現れてRKOを叩き込んだ。リドルがオモスとのシングル戦でゴングを前に「ランディ今なら大丈夫だ」とオートンが奇襲を仕掛けるようなトークで心理戦を展開すると、これに苛立ったAJスタイルズが「ばかばかしい。ゴングを鳴らせ」とレフェリーに要求。試合が始まるとリドルはセコンドのAJスタイルズに襲い掛かったが、オモスに捕まるとスプラッシュやチョークスラムを食らってダウン。さらにAJスタイルズが「ラウンドハウス・キックが見たい」と言い出すとリドルはオモスの豪快なラウンドハウス・キックで撃沈し、最後はオモスに踏みつけられて完敗した。試合後にはリドルがAJスタイルズに襲撃されそうになると突如オートンの入場曲が流れだしてAJスタイルズ&オモスがリングを見回して警戒。しかし、オートンは見つかることなくAJスタイルズの背後に現れるとRKOを叩き込んでリングを後にした。RKブロ vs. AJスタイルズ&オモスのロウタッグ王座戦が行われるPPV「クラウン・ジュエル」は日本時間10月22日にWWEネットワークで配信される。


 ボビー・ラシュリーも出てきます。『クラウンジュエル』のゴールドバーク戦を煽ります。


 オースチン・セオリーがジェフ・ハーディ戦となれば、そりゃ若手プッシュになるんだけど、途中のリング上で24/7王者レジーと、それを追う戸澤陽にRトゥルースも出てくるし、それに関係なくパンツ掴んで丸め込み勝利はともかく、全長の尺が余興入りでもわずか数分って・・・。


 ジンダー・マハールも一応は元王者なんで、プッシュされてない時もあれば、『キング・オブ・ザ・リング』のコフィ・キングストン戦には突破するんだけど。

 女子のと違って尺はもらってるし、悪い試合ではなかったんだがカラスが決まってもお客に感情移入はさせてないなぁ。


 次が問題の女子タッグ戦で、一応2つに分けるんだが、パートナー同士がまるで噛み合わないと。そりゃTVマッチでクリーンなフィニッシュ付けないの大前提だから、こうするしかなかったいせよ、最初のCMまでは多分ゴングも鳴ってないから試合ではないし、役員が「ちゃんとやれ」とやってからも、試合?らしきものはうやむや決着のままに。これはダメです。本誌は酷評します。

◆王者組ベッキー&シャーロットとサーシャ&ビアンカのタッグ戦が大混乱!収拾つかずにノーコンテスト

 SD女子王者ベッキー・リンチがRAW女子王者シャーロット・フレアーとタッグを組んでPPV「クラウン・ジュエル」のRAW女子王座トリプルスレット戦で激突するビアンカ・ブレア&サーシャ・バンクスと対戦するも仲間割れの末に乱闘になってノーコンテスト裁定に。さらに試合後の乱闘ではベッキーがマンハンドルスラムでサーシャを沈めて勝ち誇った。
 試合前からビアンカとサーシャが出場順を巡って揉め出すとベッキーやシャーロットも加わって4人が入り乱れる大乱闘に発展。収拾のためアダム・ピアースが現れて試合を仕切りなおしたが、ベッキーは勝手にシャーロットに交代されれば、サーシャとビアンカも激しく叩き合って交代して試合は不穏な空気に包まれた。
 終盤にはベッキーがディスアーマーでサーシャを捕まえてチャンスを迎えるも、シャーロットが再び勝手に交代して2人が揉めるとビアンカもパートナーのサーシャをターンバックルに叩きつけて試合はノーコンテスト裁定に。試合後にはベッキー、ビアンカ、サーシャの3人が再び乱闘になったが、最後はベッキーがサーシャをマンハンドルスラムで沈めると倒れたサーシャを見下ろしながらタイトルを掲げて勝ち誇った。ベッキー vs. ビアンカ vs. サーシャのRAW女子王座トリプルスレット戦が行われるPPV『クラウンジュエル』は日本時間10月22日にWWEネットワークで配信される。


 ナタリアにドゥドロップとなればケツはわかってますが、やはり短い試合の丸め込みで・・・。ドゥドロップの準決勝は先週のRAWから因縁仕込んでいるシェイナ・ベイズラー戦になります。


 女子カードでパートナー同士の仲悪いをやっておいて、また番組トリでもビッグEとドリュー・マッキンタイアがギクシャクの展開って、構成者の知恵が足りないなぁ。相手は兄弟のウーソズだし。

◆マッキンタイアがPPVを前にタッグを組んだ王者ビッグEをクレイモア葬

 ドリュー・マッキンタイアがPPV『クラウンジュエル』のWWE王座戦を前に王者ビッグEとタッグを組んでウーソズと対戦もビッグEと仲間割れを起こしてリングアウト裁定となるとクレイモアをビッグEに叩き込んでKOした。試合は激しい攻防を展開も終盤にチャンスを迎えたマッキンタイアがクレイモアを狙うとビッグEが勝手に交代して不穏な空気に。

 さらにマッキンタイアとビッグEがウーソズに誤爆させられると2人は場外で殴り合ってリングアウト裁定に。続けてマッキンタイアとビッグEはプランチャで襲い掛かるウーソズをベリー・トゥ・ベリーで蹴散らすと最後はマッキンタイアが豪快なクレイモアをビッグEに叩き込んでKOした。

 公式写真はドリューが額をパンチがこすったのかガチ流血になったため公式は白黒になっていた。ビッグE vs. マッキンタイアのWWE王座戦が行われるPPV『クラウンジュエル』は日本時間10月22日にWWEネットワークで配信される。


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