RAWサマースラム前Bラシュリー「ゴールドバーク最後」強調意味とは

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 番組は先週に続きランディ・オートンからで、やはりリドルとの凸凹コンビは継続という流れに。ただまぁ、専門家が先に先に流れを読むのはともかく、一般ファンでも予想通りとなっているのではなかろうか。それは問題かも。カード編成といい、なんか同じような面子カードと展開が続く『サマースラム』直前回のRAWである。

 そのままリドルvs.AJスタイルズ、あとの順番ではランディ・オートンvs.オモスという番組構成に。


 NBAのサンアントニオ・スパーズ所属ケルドン・ジョンソンが東京五輪金メダルを見せびらかすカメラに続いて、やたら長い前週までのおさらいだの紹介だので何度もCMを挟んだニッキーA.S.H.とリア・リプリーの尺を貰ったシングル戦へ。

 ここでは実況席に付いたシャーロットがヒールなので、ノンタイトル戦でリアがリップタイドでニッキーに勝ったことよりも、ベビーフェイス組が女王打倒で共闘という絵にしている。


 聖剣エクスカリバーをアーサー王伝説のように岩ではなく張りぼてブロック(笑)から抜いたドリュー・マッキンタイアが、インド軍のヴィア&シャンキーをハンディキャップ戦まとめて片付けるカードも。一応、ドリューが負ければサマースラムのジンダー・マハール戦は聖剣の持ち込み禁止、インド軍が負ければ本番でリングサイドに付けないとの”条件”が付いていたが、そんなドリューが負けるわけがないとは、これまたお茶の間の一般層でも読めるんじゃなかろうか。


 ミズTVならぬジョン・モリソンがやるのはモイストTVなんだそうで・・・。お約束でダミアン・プリーストから子供用プールに落とされるのはミズです。

 CMを挟んで上着を脱いだミズとプリーストの試合になり、サラースラムで対戦するシェイマスに当てこすりのブローグキックでミズを沈めた。実況席のシェイマス、前後の文脈から言いたいことはわかるんだが、ケルト戦士の英語は正直、正確にはわかりません。


 焼き直しシリーズのマッチメイク、Mace(ディオ・マディン)がマンスールを痛ぶるんだが、実況はドロップキックと言うも、下からロープ持って両足でムスタファ・アリが蹴ったからマンスールが丸め込みに成功と。


 オモスとランディ・オートン戦は短くしたからボロは出てない。続くキャリオン・クロスがレジェンド・ジェフ・ハーディをクロスジャケットで秒殺も挿入。NXTのCMは現地翌日の番組紹介ではなく日曜夜の『NXTテイクオーバー 36』のサモア・ジョーvs.キャリオン・クロスだけだった。


 24/7王座の公園ロケによるスキットをアクセントにして女子焼き直しはリア・リプリー&ニッキーA.S.H.に、シャーロット&ナイア・ジャックスのタッグとなるも、ナイアの出番は最初だけでシャーロットがタッチせず一人で闘いリプリーにナチュラルセレクションを決めるオチに。親父リック・フレアーは娘婿アンドラデと一緒にメキシコAAA大会に出ているから、女王様を大切にしないといけないのです。


 ゴールドバークが引退から復帰したのは、息子に最前列で親父の雄姿を見て欲しいからだそうで。ただ、ボビー・ラシュリーは「お前の最後にしてやる」を繰り返すと。まぁそういうことです。
 番組内広告になるSONICのチーズバーガー、トマトスライスが大きい感じでマクドーのより旨そうというのがイチバン印象に残るRAW回なのであった。

■ WWE RAW
日時:8月16日(現地時間)
会場:米テキサス州サンアントニオ AT&Tセンター

◆オートン&リドルのRKブロが復活してPPV「サマースラム」で王者AJ&オモスに挑戦

 “毒蛇”ランディ・オートン&リドルのRK-Broが復活してRAWタッグ王者AJスタイルズ&オモスにPPV「サマースラム」での王座挑戦を表明した。オープニングでオモス戦を控えるオートンが「RKOを食らわしてやる」と意気込んでいるとそこへリドルが現れて「先週のRKOは俺へのレッスンだったんだ。もう学んだからもう1度チャンスが欲しい」とチーム復活を直訴。

 しかし、そこへ現れたRAWタッグ王者AJ(with オモス)がリドルを挑発して2人が対戦することになったが、オートンがセコンドを拒否するとリドルはAJのスタイルズクラッシュを食らって敗戦してしまう。

 さらにあとの順番でオートンが“巨人”オモスと対戦するも、AJがオートンに攻撃を加えて反則裁定。試合後、AJ&オモスがオートンに暴行を加えると現れたリドルがAJをランニング・ニーで蹴散らしてオートンを救出。助けられたオートンは「お前は俺のリスペクトを勝ち取った。RKブロ復活だ」とチーム再結成を宣言すると大喜びしたリドルは「すごいうれしいよ! これでRK-BroがサマースラムでRAWタッグ王座に挑戦だ」と王座挑戦を表明し、その後2チームの王座戦が正式に決定した。王者AJ&オモス vs. RK-BroのRAWタッグ王座戦が行われるPPV「サマースラム」は日本時間8月22日にWWEネットワークで配信される。

◆戸澤陽が“ゴミ箱”に扮するもまたしても24/7王座奪還に失敗

 王座返り咲きを狙う戸澤陽が先週の“配達員”に続いて今回は“ゴミ箱”に扮するもまたしても24/7王座奪還に失敗した。24/7王者レジーがドライブ途中に公園に立ち寄って「いつも深呼吸しながら王者として考え事をするんだ」と話しているとその背後でゴミ箱や草を付けた人影が動きながら徐々にレジーに近づいてきた。そして、“ごみ箱”に扮した戸澤と草を付けたRトゥルースが同時に襲い掛かるもレジーによけられて2人は衝突。その後も戸澤とRトゥルースはレジーを追いかけるも、最後はレジーが自身の車を華麗に右から左へ飛び越えるスーパージャンプを披露すると「簡単だな」と言い残して車で去っていった。

◆“超人類”ゴールドバーグがPPV「サマースラム」を前に王者ラシュリーをスピアーで撃沈

 “超人類”ゴールドバーグがPPV「サマースラム」のWWE王座戦を前に王者ボビー・ラシュリーをスピアーで沈めた。ゴールドバーグがRAWのエンディングに登場するとリングサイドの息子に「俺の復帰は100%お前が理由だ。今の俺をサマースラムの最前列で観てくれ」と話し掛けるとそこへ王者ラシュリー&MVPが姿を現した。

 ラシュリーが「サマースラムで俺がお前のキャリアを終わらせてやる」と挑発するとこれにゴールドバーグは「クソ食らえ」と言い返して2人はヒートアップ。続けて怒ったラシュリーが殴り掛かるも逆にゴールドバーグがスピアーを叩き込むと「俺の息子に触れるなよ」と忠告してリングサイドの息子と共にリングを後にした。王者ラシュリー vs. ゴールドバーグのWWE王座戦が行われるPPV「サマースラム」は日本時間8月22日にWWEネットワークで配信される。


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