キックボクシングKNOCK OUT!4選手のインタビューを公開!

壱・センチャイジム
「寮暮らしになって準備は万全! ただ唯一気になるのは……」

8・22『SACRED FORCE presents KNOCK OUT-EX 2021 vol.3 ~RED FIGHT~』の「KNOCK OUT-RED スーパーバンタム級/3分3R・延長1R」で、森岡悠樹と対戦する壱・センチャイジム。3月の「KNOCK OUT ~REBORN~」後楽園ホール大会で古村光を下して以来半年ぶりの試合となる壱・センチャイジムの変化とは?

──3月の古村光戦以来の試合になりますね。

壱 はい。5月に他団体の地方での試合に出場して、7月に『KNOCK OUT』に出る予定だったんですが、5月の大会がコロナの影響で中止になって、7月の試合も延期になったので、半年空いたという感じです。

──こんなに試合間隔が空くのは珍しいですよね?

壱 そうですね。一昨年は1年で9試合したんですけど、コロナ期間に入ってからは1年に2試合のペースになってしまってます。僕は試合が空いちゃうと練習をサボっちゃう癖があるので、僕自身は試合ペースが詰まってた方が強いんですけど(笑)。

──今回も空いてますけど、大丈夫なんですか?

壱 僕、昨年12月から寮暮らしに変わって、練習をサボることができなくなったんです。だから今回の試合では、寮暮らしでサボれなくなった僕を見てほしいです。

──なるほど(笑)。

壱 朝から、コーチが食事の管理など全部やってくれるんですよ。最初は「今日はサボりたいな」という時もあったんですけど、今はもう、毎日練習するのが当たり前になったので、僕自身いい方向に行ってるなと思ってます。

──それはいい感じですね。

壱 前回の古村戦が、寮暮らしになってからの初戦だったんですけど、今回はそこからさらに半年ミッチリとやったし、その間は試合があると思ってずっと練習してきたので、けっこうハードにやってきました。毎月、試合前みたいな練習をしていたので、仕上がってます。

──その中で、今特にテーマにしているポイントはありますか?

壱 僕はもともと左ミドルが得意で、左ミドルで完封する試合が多かったんですけど、『KNOCK OUT』ということなのでパンチの方にも磨きをかけていて、今回は左ミドルだけじゃない僕を見てほしいと思います。森岡選手は僕仕様に練習内容も変えてくると言っているので、僕の左ミドルをすごく警戒してくると思うんですよ。でも、左ミドルを警戒したら全部が当たるので、どんな対策をしても僕の技を全て食らうことになると思います。

──しかも、今までの戦いからは対策できない新しい攻撃も加わっていると。

壱 そうですね。やっぱり僕の対策をすると「左ミドルをどうするか」ということになると思うんですけど、そこを気にしてる時点で、もう勝負ありです。

──その森岡選手について、同じ階級として意識はされていたということでしたね。

壱 はい。それこそ、僕が階級を上げる前、バンタム級でやっていた頃から、スーパーバンタム級で戦いたいという意志はずっとあったんですよ。その時に、ウチのジムがやっていた「ムエタイ・オープン」という興行に森岡選手が出場されていて、「階級を上げたらこのくらいの選手とは当たるんだろうなあ」と思って見ていた選手でした。

──では、対戦するイメージも若干なりとも作っていた?

壱 スタイル的には、対策を練ったりするほどではないなあとは思ってましたけど、多少は考えましたね。まあでも、今まで通りの僕で普通に戦います。

──ただ形としては、森岡選手が着実に勝ち星を重ねて、壱選手と組まれるところまで来たという流れではありますよね。

壱 それはそうだと思います。ただ僕も階級を上げてからはまだそんなにいい成績は残せていないので、鈴木貫太選手に勝って古村光選手に勝って、ここで森岡選手に勝てれば、スーパーバンタム級ではトップクラスに絡める実力は証明できるんじゃないかと思います。

──カード発表会見でも「瑛ちゃんしか見えてない」という発言がありました。

壱 僕の最終目標はそこなので、しつこく狙っていきたいと思っています。まあ僕も、そんなにすぐ組んでもらえるとは思っていません。瑛ちゃんもチャンピオンで、あんなに連続でKO勝利を続けていて、今はどんどん差が開いていっているので、そんなにすぐ噛みつける相手だとは思ってないんです。そのためにも、周りから「もう一回見たい」と思われるまで僕が勝ち続けるしかないですね。

──実際、小笠原選手は『KNOCK OUT』の王者として、他団体の王者たちとの対戦に目が向いている状況ですよね。そこを振り向かせないといけないわけで。

壱 そうですね。『KNOCK OUT』のファンの人も、今僕と瑛ちゃんが戦っても、瑛ちゃんが勝つとしか思わないと思うんですよ。彼も最近、すごく調子いいので。だからこそ、まず僕が勝ち続けるしかないと思っていて、鈴木選手、古村選手、森岡選手を倒せば、一歩近づけるんじゃないかと思ってます。

──しかも、インパクトのある勝ち方も求められますね。

壱 KOで周りをワッと盛り上げるのが一番理想なんですけど、無理してKOを狙いに行ってパンチをもらっちゃったパターンも過去にあったりしたので、今回は周りがドン引きするぐらい差を見せつけて、痛めつけようかなと思ってます。でもやっぱり『KNOCK OUT』という舞台なので、最終的にKOすることにはこだわってます。

──相手に何もさせず、攻撃し続けて最後は倒すと。

壱 はい、それぐらい差はあると思います。

──自分のことでも相手のことでも、あえてここに気をつけなければという点はありますか?

壱 僕は今までKO負けが2回あって、ダウンを食らってることも5回ぐらいあるんですけど、そのほとんどが1Rなんですよ。僕って、試合前もこのキャラのままというか、マイペースで緊張しないんですよね。それが仇になって、試合の最初からリラックスしててパーン!ともらっちゃうケースがメチャメチャ多くて。逆に2・3Rまで行っちゃうと勝率はすごく高いんです。今回、僕と森岡選手の実力差はすごくあると思うので、そこで油断せずにいかないとなと。1Rがカギだと思ってます。

──なるほど。森岡選手も最初から出てくる可能性は十分ありますからね。

壱 攻撃力のある選手ですから。テクニックで僕に勝てるとは思ってないだろうし、一発を狙ってくるだろうから勢いで来ると思うので、そういう意味でも1Rがカギを握るかなと思いますね。

──そういう自己分析も珍しいですね。

壱 数字にするとパッと出ちゃうんですよね。もともとスロースターターで、2年前にHIROYUKI選手と対戦した時は1、2Rを取られて、3、4、5Rで取り返して判定勝ちしましたからね。だから僕的には5Rの方が得意です。でも今回は3Rなので、1Rから「用意スタート、ドン!」でアゲ目にいこうかなと思ってます。

──それと会見では、「REDルールの面白さを見せたい」という発言もありました。

壱 『KNOCK OUT』がREDルールとBLACKルールに分かれてるのって、それぞれの面白さがあるからだと思うんですよ。やっぱりREDルールの、首相撲やヒジを見たいファンもいると思うので、REDルールらしい勝ち方を見せられたらいいなと思ってます。所属もムエタイジムですから。

──そこも意識して練習している?

壱 もちろんです。僕はKOではパンチとキックが多くて、ヒジで決めたことは1~2回ぐらいしかないので、そろそろやりたいなと。森岡選手もムエタイベースなので、首相撲も逃げずに勝負に来てくれれば、ヒジも当たるんじゃないかなと思ってます。

──では最後に、今回の試合で一番注目してほしいポイントは?

壱 今、フィジカルのトレーニングを増やしてるんです。まだ体がバンタム級だったので、この半年間はスーパーバンタム級に適応できる体作りをやってきました。だから体がちょっと分厚くなってると思うので、そこを見てほしいですね。森岡選手はずっとスーパーバンタム級でやってきた選手ですけど、力負けすることは全然ないと思います。練習ではいつもボコられてるので、自分のパワーが上がったことを実感できる場がまだないんですよね。だから森岡選手で試したいと思っているので、自分でも楽しみです。

横野洋
「瑛作戦で負けたのがムカついてるんで、みんな倒してまたやってやります」

8・22『SACRED FORCE presents KNOCK OUT-EX 2021 vol.3 ~RED FIGHT~』の「KNOCK OUT-RED スーパーバンタム級/3分3R・延長1R」で、古村光と対戦する横野洋。7・18後楽園大会では急きょ代理参戦して同級王者・小笠原瑛作と対戦。ローを効かされ2RKO負けに終わったが、この一戦は本人の意識に確実な変化をもたらしたようだ。その中身とは?

──まずは7月の小笠原戦、お疲れ様でした。

横野 いや、何もしてないんで(笑)。

──大会直前に欠場者が出たための、急きょのオファーを引き受けての出場でしたから。実際、チャンピオンの小笠原瑛作選手と対戦した感想は?

横野 思ってたより速かったですね。テクニックとかそういう面ではそんなに感じるところはなかったんですけど、体で負けたなという感じがありましたね。

──ローを効かされてのKO負けでした。ローはもちろん想定していたと思いますが、それ以上の威力だった?

横野 いや、思ったより速くて、カットできなくてずっとヒザに当たってたんですよ。ヒザが痛いなーってずっと思ってて、それが耐えられなくなった感じですね。

──ああいう結果にはなりましたが、やってよかったと思える点というのはありましたか?

横野 「あんだけ急なオファーを受けたらこんな感じなんか」っていうのが分かったのはよかったと思います。正直、あんまり負けて損する試合じゃなかったっていうとアレですけど、出たことで知名度もちょっとは上がったやろうし、そういう面ではよかったなと思います。

──小笠原選手との差については、思ったよりもあったという印象?

横野 いや、そういう感じじゃなかったですね。普通に、積み重ねの差で負けたなというか、人としての強さで負けたなと思いましたね、格闘技じゃなくて。

──でもそれって、格闘技としての差よりも埋めるのが難しくないですか?

横野 いや、練習を頑張れば追いつけるやろうという感じです。

──ヒザのダメージはどうですか?

横野 今はまだちょっと痛いです。(※インタビューは8月1日時点)でも、次の試合には影響しないと思います。練習も、痛いからちょっと右ヒザ蹴りを打つのはやめとこう、とかそういうぐらいなんで。

──で、次は元から予定されていた古村光戦なんですが、もともとこの試合に向けての準備には取りかかってはいたんですか?

横野 いや、ほとんどしてなかったです(笑)。

──カードが発表されてからもちょっと期間はあったと思いますが……。

横野 もともと対策とか準備とか、あんまりしない方なんで。何となくはしますけど、あんまりガッツリはしないです。「そろそろ古村戦に向けてやろっかなー……」と思ってたところに小笠原戦の話が来たというのもあって。

──では、ここからはどれぐらい準備するんでしょうか。

横野 まあ、やると思います(笑)。映像はちょっと見たんですよ。見た印象は……「元気やなあ」というぐらいで。普通にやれば大丈夫やろうと思いました。

──「普通に」。どう戦いますか?

横野 左の攻撃だけ気にしとったら大丈夫かなあと思ってて。まだ僕は『KNOCK OUT』でKO勝ちがなくて、そろそろKOがしたいなあと思ってるんで。

──KOもないですが、ここまで『REBELS』『KNOCK OUT』では1勝2敗で、最初勝って連敗ということになったので、そろそろ巻き返さないと……。

横野 そうなんすよ。その気持ちはありますよ!(笑) 今、身体操作の先生に動き方の練習とかいろいろ教えてもらってるんで、そういうのも成果が出ればいけると思ってます。

──それは今回、新しく取り入れたものなんですか?

横野 前からチョコチョコはやってたんですけど、今年の4月に1回目をやって、月1回教えてもらってて。それがだんだん感覚が分かってきたのもあって、そこは変わってきたかなあって感じですね。

──具体的にはどういう部分ですか?

横野 感覚の話なんですけど、パンチが乗るようになってきたかなあとか。サウスポーなんですけど右利きなんで、左ストレートがメッチャ苦手やったんですよ。それがだんだん乗るようになってきた感じがして。あとはヒジの感覚が、前まではよう分からんかったんですけど、最近はスムーズに出るようになってきたかなあと思います。それをリング上で試せるのは次の試合が初めてなんで、そこは楽しみですね。

──フィジカルとかスタミナの面はどうでしょう? 以前から指摘されていた部分かと思いますが。

横野 さっき話してたことが、フィジカル的なことなんですよ。動きながら筋トレするみたいな感覚で。そこは一気に変わるもんじゃないんで、正直まだそこまでは変わらないと思うんですけど。今回はとりあえず感覚の部分という感じで。

──月に1回教えてもらっているとなると、その間の反復が大事だと思いますが、そこはしっかりやれているんですか?

横野 まあまあまあ……しっかりかどうかは分からんですけど、やれてるはずです。

──すみません、どうしても「普段マジメに過ごしてますか」みたいな聞き方になってしまうんですが(笑)。試合前インタビューも3回目ということで、これまでの話の内容と試合結果をまとめると「あまり練習をしなくて、酒が好きで、結果があまり出てない人」みたいになっちゃってしまってるんですが……。

横野 まあ、そう思われてると思います(笑)。まあ、勝つしかないんで。この前、瑛作に負けたのが悔しいというかムカついてて、そこが今の原動力にはなってますよ。ただまあ、足がよくなって動けるようになったのが最近なので、ここからできるだけやろうと思ってるところなんですけど。

──なるほど。毎日ものすごく暑い時期に入っていますが、その影響はないですか?

横野 ちょっと動いたらものすごく汗が出て、“やった感”があるんで、いいっすよね(笑)。暑い分、ビールもうまいですし(笑)。

──やっぱりまだ、聞いてて不安が残りますね(笑)。では、飲む量は変わってない?

横野 変わらずですね。この取材が終わったら、また行ってくるんで(笑)。

──そうですか(笑)。このところの数試合で、長期的なビジョンみたいなものに変化とかありますか?

横野 あー……今までは目標がボヤーンとしてたんですよ。階級のチャンピオンに瑛作がおるから、「あれが目標かー」みたいな感じで。それがこの前、直接やれたんで、具体的な目標ができたのはよかったですね。

──では、今回の古村戦も目標にたどり着くための一戦という認識になった?

横野 そうですね。そのへんの人らをみんな倒して、もう一回瑛作とやらんとなと。

──周りの人たちの期待もあるでしょうしね。横野選手が勝っていったらスーパーバンタム級が面白くなると思ってる人も多いと思います。

横野 それはありますね。宮田プロデューサーも買ってくれてるんで、そういうことなんやろうなあと。でもそういう面では、今回ラストチャンスやろうなとも思ってるんで、勝ちますよ。


古村光
「1ヵ月前に別の試合に出て、ナメてるのかなと。何もさせず1RKOで倒します」

8・22『SACRED FORCE presents KNOCK OUT-EX 2021 vol.3 ~RED FIGHT~』の「KNOCK OUT-RED スーパーバンタム級/3分3R・延長1R」で、横野洋と対戦する古村光。対戦が決定していた横野が、7・22後楽園で急きょ代打出場し小笠原瑛作にKO負けを喫した。当然面白くない古村は、その気持ちをどうぶつけようというのか?

──3月の壱・センチャイジム選手との試合以来のリングになりました。

古村 6月に岡山で試合が組まれていたんですが、大会が中止になっちゃって。それで半年近くぶりの試合になりました。

──では少し前になりましたが、壱・センチャイジム戦で感じたことというのは?

古村 自分のスタイルで戦うというより、相手のスタイルを攻略するという意識が強かった気がするので、自分本来の力が出せてなかったなというのがあります。途中からは相手に合わせてしまった感があるので。だからこれからは、自分のスタイルを崩さないで試合をしたいなと思ってます。

──それも踏まえてこの間、強化してきたことは?

古村 自分は首相撲は得意な方だとは思うんですけど、組んでからヒザとかはなかなか出せてなかったと思うので、コカしもいいんですけど、ヒザを入れて相手の体力を削っていくということを重点に練習してきました。あと、パンチが全然できなかったので、ボクシング練習を取り入れてパンチを強化しているので、バランスが取れてきている感じがしています。

──今回は横野洋選手との試合ですが、相手の横野選手は7月の後楽園大会に代打出場して小笠原瑛作選手と対戦しました。どう思って見ていましたか?

古村 驚いたというよりは、「ナメてるのかな?」と思いました。自分とやる前にそういうことをして、「余裕なのかな?」と。試合は配信で見ていましたが、実力は全然違うだろうなと思っていたので、KO負けという結果については「だろうな」と思いました。自分も小笠原選手に対しては全然敵わないと思っていたので、「そんな甘くないよ」と思ってましたね。

──改めて、横野選手の印象は?

古村 正直、警戒するところも何もないので、一方的に倒して終わりという感じです。

──相手が1ヵ月前に小笠原戦を戦ったことなどは関係なく?

古村 はい。もともと普通に倒せると思っていたので、1Rで倒そうと思ってます。小笠原選手が倒したのは2Rだったので、自分は1Rで倒したいです。

──ただ、相手が小笠原戦を受けたことに対する感情は乗せられているように思いますが……。

古村 ま、そうですね(笑)。さっさと終わらせて、兄貴の試合につなごうかなという感じです。

──今回は兄弟で同じ大会への出場ですね。

古村 以前、九州での「大和」という大会以来、何年ぶりという感じだし、2人で『KNOCK OUT』を盛り上げられるという意味でも楽しみです。

──前回の時の結果は?

古村 自分が負けちゃったんですよね(笑)。いままで2敗してるんですけど、そのうちの1回が一緒に出た大会だったので、今回は2人で勝ちたいなという気持ちが強いです。

──前回の壱・センチャイジム戦の前には「記者会見も頑張りたい」と言っていて、実際の前日会見では会場をザワッとさせていましたよね。

古村 「シャッホマン・ポーズ」(同級生の佐保君のポーズ)をやらせてもらったんですけど、意外にたくさんの人が知ってくれていて、反響があったなというのはありますね。

──「この路線でいけるな」という手応えがあった?

古村 いや、それは分かんないですけど(笑)。あれはあの時の何かに引っかかっただけだと思うので、また何かを用意して臨もうかなと思ってます。ただ、あの時は試合では負けちゃったので、今は正直試合への対策を優先してて(笑)。試合で結果を出さないとダメなので。勝って、その上でアピールできたらと思ってます。

──お兄さんの匡平選手は「今年中にタイトルを」と言っています。光選手は、タイトルについてはどうですか?

古村 今、『KNOCK OUT』のスーパーバンタム級で相手になるのは、壱・センチャイジム選手か小笠原瑛作選手しかいないと思っています。自分はこの前、壱選手に負けているのであんまり大口は叩けないですけど、今回しっかり勝って、壱選手にリベンジした上で小笠原選手に挑戦したいと思ってます。

──ただ、壱選手は小笠原選手の方しか見ていないという状況です。振り向かせるには……

古村 他の選手をみんなKOで倒して、「もう相手がいないぞ」というのをアピールできたらと思ってます。周りから見ても「アイツしかいないな」という雰囲気にさせたいです。

──先ほど1RKOでというお話でしたが、どういう技で倒したいというのはありますか?

古村 何でも倒せるようにはしてるんですけど、REDルールなので、ヒジで倒したいと思ってます。カットしてストップではなく、頭を効かせて倒したいです。ムエタイをやっていて、そこは負けられないところなので。

──ヒジでKOですね。

古村 『KNOCK OUT』のトライアウトに参加した時にはヒジでカットして勝ったんですけど、今度は倒したいですね。「切るんじゃなくて、倒れる方なんだ」という感じにさせたいです。

──では最後に、今回の試合でここに注目してほしいというポイントは?

古村 今、蹴りの新技も練習してるんですよ。それも出せれば出したいと思っているので、そこにも注目してもらえればと思ってます。それも出した上で倒すので、期待してほしいです!


森岡悠樹
「相手は上ばっかり見ていてムカつくので、足元をすくってやりますよ」

8・22『SACRED FORCE presents KNOCK OUT-EX 2021 vol.3 ~RED FIGHT~』の「KNOCK OUT-RED スーパーバンタム級/3分3R・延長1R」で、壱・センチャイジムと対戦する森岡悠樹。前戦での勝利後、「次は後楽園ホールで!」と熱望した森岡だったが、組まれたのは新宿FACEでの壱・センチャイジム戦。この対戦には燃える一方、相手に対して“ある感情”も持っているようで……。

──念願の新宿FACE脱出はなりませんでしたが、それに代えてもという対戦相手が用意されました。

森岡 「次こそは後楽園で」って、ちょっと期待はしてたんですけどね(笑)。でもトップクラスの選手とやれる機会が一気に回ってきたので、それはうれしいです。

──6月の鈴木貫太戦に勝利してこのチャンスが巡ってきたわけですが、あの試合を今振り返ると?

森岡 とにかく攻めて倒すということが目標だったんですけど、やっぱり貫太選手はガードが固くて、当たっててもなかなか最後まで倒しきれなくて。最後はヒジでのカットで勝てたんですけど、ちょっと理想とは違う試合展開になっちゃったかなという感じでしたね。

──想像以上に鈴木選手がタフだった?

森岡 タフでしたね。気持ちが強かったです。

──それもあって、お客さんが沸く好勝負ではありました。

森岡 それはよかったなと思うんですけど、できればもっと差を見せられる試合がしたかったですね。

──では、今回の試合につながったとは言え、反省点は残った?

森岡 そうですね。反省点はあったんですけど、壱・センチャイジム選手はまた全くタイプが違うので。サウスポーですし、首相撲とかのテクニックがメインという感じなので、そこに対応できるようにやってますね。

──相手のスタイルへの対応が今の練習のテーマですか?

森岡 どの相手に対してもそうなんですけど、相手のスタイルで勝ちたいというのがあって。相手の得意なこともしっかり対策して勝てるのが理想だと思っているので、そういう練習になってますね。

──「相手がどういうスタイルだろうが、俺のスタイルを通してぶっ飛ばす!」というのとはまた違うんですね。

森岡 何でもかんでもパンチで倒すというのも理想的ではあるんですけど、首相撲で来るなら首相撲もしっかり対策したいんですよね。「首相撲と蹴りでメタメタにやられたけど、最後パンチで倒した」というよりは、どの局面でもしっかり対応できて、最後は倒し切るというのが一番いいかなと思っているので。

──となると、壱選手のようなテクニシャンが相手だと準備するべきことが多くなるのでは?

森岡 そうなんですよね……(笑)。試合の動画を見ても、何でも対応できている選手だなと思うので、大変は大変ですね。ただ前回の試合から間隔が空いてなくて、感覚を途切れさせないでそのまま来れているので、調子はいいですね。

──壱選手は「1Rがカギを握る」と言っています。

森岡 ああ、序盤にもらっていることが多いですよね。速攻に弱いイメージがあるので、最初からいければと思ってます。尻上がりに調子がよくなるので、最初にちょっと攻められても途中から首相撲にシフトしたり自分の距離になったりして、最終的には完封という試合もけっこうあるので、最初に倒し切っちゃうしかないかなと思ってますね。

──そのためには、前戦以上の早い立ち上がりが必要ですね。

森岡 そうですね。もちろん、1Rから倒しにいくつもりでいます。

──しかしここまで着実に上がってきて、今回は壱戦ということになりました。ポジションを上げてきているという実感はいかがですか?

森岡 最近は試合をするにつれて、やりたいことができてきている感じがするので、そのあたりの手応えは本当にありますね。

──王座への道については?

森岡 目の前の壱選手を倒せれば考えられるのかなと。ここを倒してからだと思ってます。

──カード発表会見でも、壱選手は以前と変わらず「瑛ちゃん(小笠原瑛作)しか見てない」と発言していました。相手が自分のことを見ていないということですが……。

森岡 それは正直ムカつきますし、足元をすくってやろうかなという気持ちもあります。ただ、壱選手もしっかり結果を残してきているので、そう言うだけの実力もあるとは思うんですが、でもやっぱり上ばっかり見てるんで、足元をすくってやりたいですね。

──試合で振り向かせるためにも、やっぱり序盤がカギになりそうですね。

森岡 そうですね、1R初っ端からぶち込んで、気付かせてやりたいと思います。

──改めて、この試合で3試合連続、新宿FACEということになります。ここ2試合勝ち続けてもいるわけで、愛着も湧いているのでは?

森岡 正直、新宿FACEでは勝率がいいんですよ(笑)。雰囲気も好きだし、やりやすい会場だなとは思ってるんですけど……ここで負けちゃったらまた一からということになってしまうし、まあ全部大事な試合ではあるんですけど、特に大事な一戦だと思ってます。その覚悟を見せたいですね。

──では最後に、当日ここを一番見てほしいというポイントは?

森岡 さっきも言いましたけど、壱選手は上ばっかり見てるんで足元をすくってやろうと思ってるので、1Rの最初からパワーのある攻撃を、テクニックを上回るパワーを見せたいと思っているので、序盤から見逃さないでほしいですね。

大会概要・対戦カード

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