[週刊ファイト8月12日号]収録 [ファイトクラブ]公開中
▼人生に挑戦常識に中指若者に夢 MYWAY Battle Scope Vol.3
photo & text by 猫山文楽拳
・誰も知らなかったXはグルクンマスク
・ファルコ、マリーノ初タッグ初勝利
・オープニングから最大瞬間風速
このあと博多で暴風域に巻き込まれる前触れだったか?
8月1日午前8時、記者はMYWAY取材に向かおうとした電車移動中の神辺駅で、事件に遭遇した。
神辺駅手前の踏切内に、警察に追われた男が車を乗り捨て逃走。踏切内である。駅のホームから異常事態を確認した駅員が踏切に飛んで行って迅速対応、ごく近くまできていた車両が途中停止し、あやうく衝突事故を免れる。
あろうことか警察が車を動かすより前に現場検証を始めてしまい、電車動かずダイヤが大幅に乱れる。
手持無沙汰&間に合わなかったらどうしてくれると憤った記者がスーツケースからカメラを出して現場写真を撮り始めると、これがプレッシャーになったかどうかは不明だが、意外と早く撤収作業してくれたおかげでさほどの遅れもなく福塩線復旧、福山駅で時間通り新幹線に乗り換えることが出来、試合開始時間に遅れず現場に到着することが出来た。
■ MYWAY BATTLESCOPE Vol.3
日時:8月1日(日)17:30
会場:博多道場(観衆50人満員札止・主催者発表)
誰も知らなかったXはグルクンマスク
ヴァンヴェール・ジャックのドリームボールマッチの対戦相手は、当日まで本当にネグロ以外誰も知らなかったという。
MYWAYのスローガン「若者に夢を」を体現する形で実現した、夢の対決。
驚いたのは前半ジャベを仕掛けにいったのはジャックの方からだった。
昭和産まれの記者としては、メキシカン・ストレッチとあえて言いたくなる流れるような関節技のシークエンスが続く。いかに体を鍛えているかの証明。柔軟でなければ使えない美技を互いに受けては返す。
場外へ躍り出るとグルクンがジャックにラフプレーを繰り出せばジャックも負けじと車上からグルクンにダイブ。
屋内に戻ってもジャックの勢いは止まらず。
なんとラダーからのメテオラ。