7・25プロ修斗・後楽園ホール大会直前インタビュー

◎7.25プロ修斗・後楽園ホール大会直前インタビュー
 “冷たい格闘サイボーグ”工藤諒司
 いよいよ感情大爆発か!
 「声には出さない修斗愛が僕にはある。その気持ちは彼より強い」

ーー現在、脅威の7連勝中。2017年のプロデビューから12戦10勝1敗1分。素晴らしい戦績です。

「順調にここまで来れたと思っています」

ーーそしてここ3戦は連続KOフィニッシュ中と勢いは止まりません。この要因は何だとお感じですか?

「最初からKOを狙っている訳ではないんです。流れの中でそうなっているという感じです。身体が自然に動けているんだと思います。少しでも成長できているのかなとは感じています」

ーーその動ける要因となっているものはなんでしょうか?

「何なんでしょう(苦笑)。自分ではよく分かってないのですが、いい練習が出来ている事ではないでしょうか」

ーー身体が思ったように使えるようになったという事でしょうか?

「身体が自然に反応しているという感じが近いかもしれません。昨年12月の山本健斗デリカット戦がまさにそうでした。最初に当たった左フックは狙って打ったものではありません。身体が勝手に動いて、気がついたら相手が倒れていて。当たった感触もほぼ無かったので、逆に焦りました」

ーー唯一の黒星を喫した山本選手にリベンジして、いよいよチャンピオンシップのオファーが届きました。相手はSASUKE選手。そして世界タイトルが賭けられました。

「正直、環太平洋への挑戦はあると思ってましたが、世界戦のオファーが来るとは思ってませんでした。でも連勝している今、このタイミングでお話を頂けたのは良かったです」

ーー実際、オファーが来た時のお気持ちはいかがでしたでしょうか?

「嬉しかったです。初めてタイトルに挑戦するのもあります。やっとここまで来たなという感じです。これまでタイトルというものに縁がなく、今まで一番になったことがないので自分でも楽しみです」

ーーいよいよSASUKE選手との試合となります。

「そろそろ当たるとは思っていましたので驚きはありませんでした。SASUKE選手は総合格闘家というイメージです。隙もなく何でもできる。強いんだろうなとは思っています。SASUKE選手が山本健斗選手と当たった試合をよく見ていました。自分が戦った選手相手にどんな試合をするんだろうと思って見ていました。こう戦うんだなぁという感じで見ていました」

ーーお二人は、スタイル的に似ていると言われる事も多いのではないでしょうか?

「周りからもよく言われます。でも僕はレスリング、SASUKE選手は柔道がベースになっているので、似ているようでも違うのだと感じています。特に組際の強さは自分が勝っていると思います。もつれた展開になると僕が上回れる。でもこの勝負は先に隙を見せた方が負けると思っています」

ーーファイトスタイルは似ていると言われるお二人ですが、キャラクターとしてはお互い真逆なイメージがあります。感情を爆発させる“動”のイメージのSASUKE選手。工藤選手は感情が一切表に出ない“静”のイメージです。

「感情を出さない・・・というか出せないんです。勝った瞬間とかは安心感の方が強過ぎて、気持ちが高ぶるような事にはならないです。すぐに落ち着いちゃいます」

ーーSASUKE選手みたいなタイプを見てどう感じますか?

「お客さん的には楽しいでしょうね。自分にはできないです。盛り上げるような所はSASUKE選手に任せます」

ーー今回、勝ってベルトを巻いたら、それも変わるような事もありますか?

「それはあるかもしれませんね」

ーー感情を爆発させる工藤諒司が見れるかもしれない?

「もしかしたら(笑)。初めての事なので自分でも分からないです。修斗の世界タイトルです。僕、修斗が大好きなんで」

ーーそいう所の感情も全然出さないじゃないですか!

「実はそうなんです。総合格闘技の始まりで、歴史もあって。やっぱり修斗だなって」

ーーSASUKE選手は声にどんどん出して言うタイプ。工藤選手は静かに思う修斗愛。

「僕は声には出しませんでしたが、あるんですよ修斗愛が。声に出す気持ちもあると思いますが、表に出さずに秘めてる気持ちを感じてもらう愛の形もいいじゃないですか。その気持ちは彼より強いと思います」

ーー工藤選手がそう思ってたなんて初めて知りました。

「なので、この世界戦のお話を頂いた時、本当に嬉しかったんです。いつも以上に気持ちが入ります」

ーー俄然、この試合が楽しみになりました。工藤選手はこの試合、ズバリ短期決戦になると思いますか、それともじっくり戦うことになりそうですか?

「う〜ん・・・正直分からないです。お互いに5Rの試合は初めてですし、3R超えた時点でどうなっているのか。しっかり5R動ける練習はしているので長期戦となっても不安はありません。でもこの試合は一瞬で決着するような試合になると思いますので、ご覧いただく皆さんも目を離さずに見ていて欲しいす」

ーー当日は全席完売。でも会場に来れない方はABEMAでお楽しみ頂けます。

「今は便利になってABEMAさんのお陰でWifi環境さえあれば、どこでも試合をご覧頂けます。ゆっくり自宅で、また出先でもご覧いただけます。沢山の方にご覧いただきたいです」

ーー試合が楽しみです。

「試合に向けて恒例の東京大仏(板橋区)乗蓮寺の池にいる鯉を眺めに行ってきます」

ーー鯉、お好きなんですよね。

「はい、鯉は穏やかで自分を犠牲にしても仲間を守る、仲間思いの魚なんです」

ーー鯉って、工藤選手の性格に似てるんですね!

「そうかもしれませんね」

■ プロフェッショナル修斗公式戦
PROFESSIONAL SHOOTO 2021 Vol.5 Supported by ONE Championship
日時:2021年7月25日(日)[開場]17:15[開始]18:00
会場:東京・後楽園ホール

<[メインイベント/第8試合]世界フェザー級チャンピオン決定戦5分5R>
SASUKE(同級1位・環太平洋王者/マスタージャパン東京)
vs.
工藤諒司(同級7位/TRIBE TOKYO MMA)

<[セミファイナル/第7試合]女子世界スーパーアトム級次期挑戦者決定戦5分3R>
SARAMI(同級2位/パンクラスイズム横浜)
vs.
中村未来(同級4位/マルスジム)

<[第6試合]バンタム級5分2R>
論田愛空隆(心技館)
vs.
中村倫也(EX FIGHT)※デビュー戦

<[第5試合]ライト級5分2R>
エドモンド金子(BRAVE)
vs.
岡澤弘太(佐山道場)

<[第4試合]フェザー級5分2R>
仲山貴志(総合格闘技津田沼道場)
vs.
結城大樹(マスタージャパン福岡)

<[第3試合]バンタム級5分2R>
齋藤 翼(総合格闘技津田沼道場/FIGHT FARM)
vs.
野瀬翔平(マスタージャパン福岡)

<[第2試合]フライ級5分2R>
山内 渉(FIGHT FARM) ※デビュー戦
vs.
植木“令和”新(シューティング宇留野道場) ※デビュー戦

<[第1試合]トライアウトルール フェザー級3分2R>
村山大介(マスタージャパン東京)
Vs.
スソン(クレイジービー)

◎テレビ中継情報
7.25 プロ修斗・後楽園ホール大会はABEMA格闘チャンネルにて全試合 完全生中継!

・放送日時 2021年7月25日(日)18:00〜21:30(予定)
・URL https://gxyt4.app.goo.gl/kQ51x
※ご視聴にはABEMAアプリのダウンロードが必要です。

◇大会概要
[大会名]プロフェッショナル修斗公式戦
PROFESSIONAL SHOOTO 2021 Vol.5 Supported by ONE Championship
[日時]2021年7月25日(日)
[開場]17:15[開始]18:00
[会場]後楽園ホール
    東京都文京区後楽1-3-61-5F
    JR「水道橋駅」より徒歩3分
[後援]ONE Championship
[協力]一般社団法人日本修斗協会
[認定]インターナショナル修斗コミッション
[主催]株式会社サステイン

※全席完売。
※当日券の販売はございません。
※マスクの着用をお願い致します。
※お客様同士、一定の距離をとってご観戦頂きます。

[お問い合せ]
株式会社 サステイン 03-3788-3042


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