RAW三つ巴DマッキンタイアMITB資格獲得AJスタイルズ代替リドル

(c) 2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.


 先週のRAWではAJスタイルズ、ランディ・オートン、ドリュー・マッキンタイアがトリプルスレット形式で男子MITBラダー戦の敗者復活戦ということだったのだが・・・なにがあったのかわからない。なぜかランディが欠場で、ご都合主義で凸凹コンビのリドルが替わりに出るのかとかで、ご都合主義のバトルロイヤル戦で1名枠を決めるとなり、その他大勢と闘うことになることに。但し、入場曲が鳴ったのはリドルだけであって・・・ケツは丸わかりなのである。さらに、ゴングが鳴ってもうスグにドリュー・グラック先生が落とされると。酷い扱いだなぁと思っていたら、24/7王座を巡るコントがあって、そこまでまたちょこっと出るんだが、あれはつまらないバトルロイヤルのサイドストーリとしてリング下で展開される笑撃ですから。

 本日のRAW、大丈夫なのかと思っていたら、そうそう、ケガで欠場していたダミアン・プリースが復帰していたのであった。ということでリドルとプリーストの絡みは魅せてくれたのだ。


 アメコミのヒロインになられたニッキー・クロスが、またシェイナ・ベイズラーとって・・・。そして途中からアレクサ・ブリスは出てくるし。そうなると、ライト層ファンでもどうなるかはわかったと思う。


 コフィ・キングストンがマネー・イン・ザ・バンク(MITB)でボビー・ラシュリーの世界王座に挑戦することは決まってますからねぇ。MVPが「お前なんか・・・」と馬鹿にするんだが、トラブル・イン・パラダイスを見舞ってました。


 復帰して以来、ヒールやってるエヴァ・マリーと、酷い名前ドゥドロップと呼ばれている元バイパー、パイパー・ニブンなんだが、相手がアスカ&ナオミとなり、しかし、ナオミの出番なんかほとんどなくて、公式写真にも映ってないという扱い。となると、これまたケツが読めるんだが・・・。いつ、ドゥドロップがエヴァ・マリーを酷い目に合わせるのか見たくなったなぁ。
 あと、日本からの視聴者の皆様、ご安心ください。お仕事してくれたのはアスカですから。


 リコシェvs.ジョン・モリソン、それは面白いとユニバース諸氏は思ったことだろう。そして期待にたがわぬ立体的な試合になる。

 そろそろお別れとなるサンダードーム、どうやら現場会場に観客がいないことを逆手にとって出来ることはなにかと数十人も雇っているとされるCreative班に指令が飛んでいるようで、バリケードの上に腰かけているような恰好になったモリソンに、リコシェがトップロープからのスワンダイブでダイビング・クロスボディを放つと。恐らくバリケードの外にはマットが敷いてあり、車椅子のミズがぐるっとリングサイドを移動して事故現場に駆けつけている間にスタッフがマットをカメラの見えないところに下げて、いざミズ目線からみると二人が固いコンクリートに横たわっているという・・・。ただまぁ、リコシェの飛翔は鮮やかだったからこれはアリかも。
 リコシェだけはバリケードの内側というか、なんとかリングサイド側に戻るのだが、モリソンは横たわったまま。ということで両者カウントアウトで決着付けず。テレビ番組だと、なかなか白黒つけないのはわからないでもないんだが、そこはマイナス評価にせざるを得ない。


 あれ、シャーロットがナタリア&タミーナ組に加わるとなると、今宵はベビーフェイスなのかと混乱したのが対リア・リプリーに、マンディ・ローズ&デイナ・ブルック組との、RAWの弱い女子部門を露呈するようなカードも。

 シャーロットのビックブーツにマンディが沈むケツだったと思うが、大会というのは短く感じる場合もあれば、長いと想うこともあるわけで、ここら辺りで今日のRAWはやたら長いなぁと。


 ジャクソン・ライカーとアライアスの抗争はついにストラップ・マッチへ。番組中の事前セグメントでムチで自身の身体をシバいていたライカーがサイドスラムでアライアスを沈めます。長髪をバッサリ切ってイメチェンしたライカー、もの凄く鍛えた身体が際立ってます。


 そしてトリの三つ巴戦、2試合目のリドルとAJスタイルズの攻防から始まり、勝った負けたはともかく、このところ明らかに素晴らしい試合を連発しているドリュー・マッキンタイアが力強く二人に向かって行く。

 尺もたっぷりと貰ったメインイベントは誉めないといけない。リドルがAJを蹴ろうとしてトレードマークの裸足がスティール製のステップに当たってしまい、いったんリドルが試合から消えるという演出があり、しかし、最後にはびっこを引きながらリドルが戻ってくるという構成だ。なかなか練ってあったのである。

 最後はやはりクレイモアで2試合熱演だったリドルが沈む。マッキンタイアがMITBラダー戦出場権をもぎ取るのであった。

■ WWE RAW
日時:6月28日(現地時間)
会場:米フロリダ州タンパ サンダードーム(イングリング・センター)

◆24/7王者戸澤陽がバトルロイヤル敗戦&王座陥落も“秒”で王座奪還

 24/7王者戸澤陽が出場したバトルロイヤルに敗戦すると同時に一時24/7王座から陥落するも、再び取り返して王座に返り咲いた。戸澤はMITBラダー戦予選の出場権をかけたバトルロイヤルに出場するとマンスールに襲い掛かると捕まえたRトゥルースを踏みつけて攻め込んだが、捕まったジンダー・マハルに場外に投げ飛ばされて敗戦。さらに戸澤はドリュー・グラックに背後から丸め込まれて24/7王座からも陥落してしまう。
 しかし、今度はRトゥルースがグラックから3カウントを奪取して王座が移動すると最後は戸澤がエプロンからのキャノンボールでRトゥルースを沈めて陥落から25秒で王座奪還に成功した。戸澤が敗戦となったバトルロイヤルはリドルが制するとオートンの代打でトリプルスレットMITBラダー戦予選に出場したが、マッキンタイアがクレイモアでリドルを沈めてMITBラダー戦出場権を奪取した。マッキンタイアが出場する男子MITBラダー戦が行われるPPV「マネー・イン・ザ・バンク」は日本時間7月19日にWWEネットワークで配信される。

◆“女帝”アスカがタッグ戦でまさかのピンフォール負け

 “女帝”アスカ&ナオミが先週に続いてエヴァ・マリー&ドゥドロップと再戦すると、アスカがドゥドロップの強烈なクロスバディでまさかのピンフォール負けとなった。先週のタッグ戦に勝利してMITBラダー戦出場権を獲得しているアスカはミサイルキックやヒップアタックで攻め込むとドゥドロップもその巨体でスプラッシュを放って反撃。さらにアスカがアスカロックで追い詰めるとドゥドロップは堪らず交代しようとしたが、これをエヴァが拒否してしまう。
 その隙にアスカがドゥドロップの背後から丸め込んでフォールをねらったが、最後は孤立奮闘したドゥドロップのクロスバディに沈んで3カウント。アスカがタッグ戦でまさかのピンフォール負けとなるとエヴァは「勝者はエヴァ・マリー」と自身でアナウンスしてドゥドロップの手柄を横取りした。アスカが出場する女子MITBラダー戦が行われるPPV「マネー・イン・ザ・バンク」は日本時間7月19日にWWEネットワークで配信される。


※月額999円ファイトクラブで読む(クレジットカード、銀行振込対応)
▼週総括:ジェイク・リー戴冠KOBEメリケンプロレスTeam DATE分裂Gleat響

[ファイトクラブ]週総括:ジェイク・リー戴冠KOBEメリケンプロレスTeam DATE分裂Gleat響

※500円電子書籍e-bookで読む(カード決済ダウンロード即刻、銀行振込対応)
’21年07月08日号RIZIN ジェイク三冠 ポーゴ Gleat 修斗 Kobeメリケン AV女優PPP