エルジソン・バチスタがTKO勝利!ACA 124

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 6月11日(現地時間)にタタールスタン共和国カザンで『ACA 124: Galiev vs. Batista』が開催された。
 ACAは、ACBとアフマット・ファイト・ショーが合併したものだ。ACB(アブソリュート・チャンピオンシップ・ベルクート)はロシアの総合格闘技団体。アフマット・ファイト・ショー(ワールド・ファイティング・チャンピオンシップ・アフマット=WFCA)はロシア・東欧で開催するキックとMMAの混合イベントで過去には多くのレジェンド達が参戦していた。この両団体がACA(アブソリュート・チャンピオンシップ・アフマット)として新たにスタートしたのだった。
 今大会のメインとセミファイナルはACA名物ロシア対ブラジルの対戦で、メインはライト級ヴェナー・ガリエフ対エルジソン・バチスタで、下馬評はバチスタが有利になっている。試合は下馬評の通り、バチスタが3Rに右ストレートに連発でガリエフを金網際に追い込みパンチラッシュ。ガリエフが崩れ落ち、追撃のパウンドをレフェリーが止めてバチスタがTKO勝利となった。
 セミファイナルはバンタム級、ムラド・カラモフ対ウォルター・ペレイラJr.でこちらの下馬評はカラモフ有利。こちらも下馬評の通りカラモフが判定勝ちしている。

■ ACA 124: Galiev vs. Batista
日時:2021年6月11日(現地時間)
会場:ロシア連邦・タタールスタン共和国カザン

<ライト級>
○エルジソン・バチスタ(ブラジル)
 3R 2分29秒 TKO
●ヴェナー・ガリエフ(ロシア)

<バンタム級>
○ムラド・カラモフ(ロシア)
 判定
●ウォルター・ペレイラJr.(ブラジル)

<ライトヘビー級>
○アーミル・カーン・グリエフ(ロシア)
 判定
●ローマン・グドチキン(ロシア)

<フライ級>
○アラン・ゴメス(ブラジル)
 判定
●レナー・スレイマノフ(ロシア)

<バンタム級>
○マハルベク・カルギノフ(ロシア)
 判定
●ニキータ・チスティヤコフ(ロシア)