内藤大樹が判定勝!モンコルペットはエリアス・マムーディーに判定勝!配信大会「ONE”Full Blast II”」

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 ONE CHAMPIONSHIPは、6月11日シンガポール・インドア・スタジアムで事前収録(4月29日)された『ONE Championship ”Full Blast II”』を配信放送した。メインは、ONEムエタイ戦で、モンコルペット・ペッティンディーアカデミー(タイ)がエリアス・マムーディー(フランス)に判定勝、日本から参戦の内藤大樹は、ONEキックボクシングフライ級4位のワン・ウェンフェン(中国)に判定勝でONE4勝目をあげた。


 大会は事前収録された配信大会で“ONE Championship”APPでも配信された。

※体重は計量時とハイドレーション・テストの数値
ONEでは水抜きによる急激な体重増減を禁止しており、規定体重をクリアしてもハイドレーション・テストをパスしないといけない。尿比重(尿中の水分と水分以外の物質の割合を算出した割合)が1.00250以下が基準上限とされ、1.0250以下は合格。1.0251以上の値は不合格となり、1日目または2日目に体重とハイドレーション・テストに失敗した選手は、大会当日朝にもテストを行う。


■ ONE Championship “Full Blast II”
配信日時:2021年6月11日 世界協定時間:18:00(JST 21:30)放送
会場:シンガポール・インドアスタジアム

<メインイベント 第4試合 ムエタイ 62.8kg契約 3分3R>※エリアス・マムーディーがフライ級(56.8㎏‐61.2kg)を1.6kgオーバーした為、62.8kg契約に変更
○モンコルペット・ペッティンディーアカデミー(タイ/元ルンピニースタジアムスーパーフェザー級王者)-61.20 KG, 1.0229
 判定2-0
●エリアス・マムーディー(フランス/4位、2019 WBCムエタイ・インターナショナル・スーパーフェザー級王者、2016K-1 WORLD GP初代フェザー級王座決定トーナメント第三位)-62.80 KG, 1.0229

長身のエリアス・マムーディーの前蹴りをかいくぐり、2R右ストレートでダウンを奪ったモンコルペットが判定勝をおさめたが、打ち合いや首相撲でも渡り合ったエリアス・マムーディーの攻撃も評価されジャッジ1者はドローをつけていた。

<第3試合 MMA ライト級(70.4kg-77.1㎏)5分3R>
●ベン・ウィルヘム(米国)-76.15 KG, 1.0014
 判定0-3
○アマルサナ・ツォゴーフ(モンゴル)-77.1 KG, 1.0172

<第2試合 MMA フェザー級(65.9㎏‐70.3㎏)5分3R>
●マー・ジャウェン(中国)-70.10 KG, 1.0095
 1R 1分46秒 ※リア・ネイキッド・チョーク
○ユン・チャンミン(韓国)-69.65 KG, 1.0049

<第1試合 キックボクシング フライ級(56.8㎏‐61.2㎏) 3分3R>
●ワン・ウェンフェン(中国/4位、2018 Kunlun Fight 61.5kg世界トーナメント優勝)-61.05 KG, 1.0078
 判定0-3
○内藤大樹(日本/元シュートボクシング日本スーパーバンタム級(55kg)王者)-61.20 KG, 1.0237

内藤はローキックを適時ヒットさせ、ワン・ウェンフェンはバランスを崩したり、構えを変えたりして好印象を与え、ランキング選手からユナニマス判定勝利をおさめた。