棚橋、同級生タッグとも敗れる! BULLET CLUBがIWGPヘビー&ジュニアの単複王座を独占=新日本2・11大阪

 11日の新日本プロレス「THE NEW BEGINNING in OSAKA」大阪府立体育会館大会は観衆7,500人(超満員札止め)の盛況。タイトルマッチに関してはIWGPヘビー&ジュニアの単複4王座戦が行われた。

 メインでは棚橋弘至がAJスタイルズのスタイルズクラッシュに沈んで防衛ならず。セミファイナルでは同級生タッグが防衛ならず。いずれもBULLET CLUBに奪われた格好となり、BULLET CLUBがIWGPヘビー&ジュニアの単複王座を独占。今年の新日本プロレスについても昨年同様にBULLET CLUB侵攻への対抗が興行の軸となっていくことになる。

 単なるバッドエンドということではなく、試合内容はさすがと思わせた。これまでの攻防の先を行く展開がしっかりと試合に盛り込まれていた。一つの象徴はカール・アンダーソンによる牛殺し。人気にあぐらをかくことなく、内容での進化を遂げていることが新日本の強さとなっている。

■ THE NEW BEGINNING in OSAKA
日時:2月11日(水) 17:00
会場:大阪・大阪府立体育会館~BODY MAKER コロシアム~

<第10試合 IWGPヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
[第61代王者]●棚橋 弘至
 26分08秒、スタイルズクラッシュ⇒エビ固め
[挑戦者]○AJスタイルズ
※棚橋が2度目の防衛に失敗。AJスタイルズが第62代王者に

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<第9試合 IWGPタッグ選手権試合 60分1本勝負>
[第65代王者組]後藤 洋央紀 ●柴田 勝頼
 16分26秒、マジックキラー⇒片エビ固め
[挑戦者組]カール・アンダーソン ○ドク・ギャローズ
※後藤&柴田が初防衛に失敗。アンダーソン&ギャローズが第66代王者組に

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<第8試合 スペシャル6人タッグマッチ 30分1本勝負>
永田 裕志 小島 聡 ○内藤 哲也
 16分30秒、スターダストプレス⇒片エビ固め
中邑 真輔 石井 智宏 ●YOSHI-HASHI

<第7試合 スペシャル6人タッグマッチ 30分1本勝負>
○オカダ・カズチカ 矢野 通 桜庭 和志
 11分45秒、レインメーカー⇒片エビ固め
バッドラック・ファレ 高橋 裕二郎 ●タマ・トンガ

<第6試合 IWGP Jr.ヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
[挑戦者]●田口 隆祐
 13分58秒、片翼の天使⇒片エビ固め
[第70代王者]○ケニー・オメガ
※ケニー・オメガが初防衛に成功

<第5試合 IWGP Jr.タッグ選手権試合3WAYマッチ 60分1本勝負>
[挑戦者組]●KUSHIDA アレックス・シェリー
 13分31秒、モア・バンク・フォー・ユア・バック⇒片エビ固め
[挑戦者組]○マット・ジャクソン ニック・ジャクソン
※オライリー&フィッシュが防衛に失敗。ヤングバックスが第40代王者となる
※もうひと組は[第39代王者組]カイル・オライリー ボビー・フィッシュ

<第4試合 30分1本勝負>
●本間 朋晃
 12分15秒、フェニックススプラッシュ⇒片エビ固め
○飯伏幸太

<第3試合 スペシャルタッグマッチ 20分1本勝負>
天山 広吉 ●獣神サンダー・ライガー
 07分53秒 パッケージドライバー⇒エビ固め
ロブ・コンウェイ ○チェーズ・オーエンズ

<第2試合 20分1本勝負>
タイガーマスク ○マスカラ・ドラダ
 05分03秒 回転エビ固め
中西 学 ●キャプテン・ニュージャパン

<第1試合 15分1本勝負>
○田中 翔
 05分38秒 逆片エビ固め
●小松 洋平

大会の全容と詳細はマット界舞台裏2月19日号天龍引退巌流島カード新日AJ戴冠大阪GloryラウェイNoKickNoLifeに収録されました。

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