ムース、Sキャラハン仲間割れでザ・グッド・ブラザーズ勝利!Impact Wrestling

(C)TNA

 5月27日(現地時間・放送日)に『Impact Wrestling』が放送された。
 今大会のメインでは、ムース、サミ・キャラハンとザ・グッド・ブラザーズ(カール・アンダーソン & ドグ・ギャローズ)が対戦した。番組冒頭で、登場したサミ・キャラハンがザ・グッド・ブラザーズに邪魔され王座挑戦者決定戦から脱落したが、自分が一番危険だからザ・グッド・ブラザーズは妨害したのだと主張。なので、自分こそ挑戦者にすべきだと現インパクト世界王者であるケニー・オメガを呼びだしたのだった。しかし出てきたのは王座挑戦権を保持するムースだった。当然、ムースは自分が挑戦者だと譲らないが、そこにザ・グッド・ブラザーズが現れ一触即発となり、ドン・キャリスがメインでこの両チームの対戦を決めたのだった。個々の実力はピカイチだが、王座を巡ってライバル関係になるムースとキャラハンは連携が不安視されていたが、試合開始直後から早くも口論になり、遂に仲間割れでムースとキャラハンがお互いを攻撃し合うという展開になったのだった。その隙にザ・グッド・ブラザーズがキャラハンにマジックキラーを決めてフォール勝ち。そしてリングではムースが敗れたキャラハンに強烈なスピアーを炸裂させたのだった。この両者、王座挑戦権を巡って抗争が激化しそうだ。
 またインパクト世界タッグ王座を奪ったエリック・ヤング率いるバイトレント・バイ・デザインがリングを占拠して怪気炎をあげたが、そこに現れたのが新日本プロレスの小島聡だった。デザイン軍のドーリング、ライノが新日本プロレスのフィンジュース(ジュース・ロビンソン & デビッド・フィンレー)から王座を奪ったので、同じ新日本プロレス勢としてリベンジに名乗り出たようだ。まず、小島はドーリングとのシングルマッチを要求。今後、デザイン軍と小島の抗争がスタートしそうだ。

■ Impact Wrestling
日時:2021年5月27日(現地時間・放送日)
会場:アメリカ合衆国会場非公開

<タッグマッチ>
○ザ・グッド・ブラザーズ(カール・アンダーソン & ドグ・ギャローズ)
 ピンフォール
●ムース、サミ・キャラハン

<タッグマッチ>
○ディケイ(ブラック・タリウス & クレイジー・スティーブ)
 ピンフォール
●ヘルナンデス、ジョニー・スウィンガー

<10人タッグマッチ>
○ローズマリー、ハボック、テニール・ダッシュウッド、レイチェル・エラリング、ジョーディン・グレース
 ピンフォール
●ディオナ・パラッツォ、キンバー・リー、スーザン、キエラ・ホーガン、ターシャ・スティールズ

<タッグマッチ>
○TJP、ファラー・バー
 ピンフォール
●ピーティー・ウィリアムス、ジョシュ・アレキサンダー


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