26日、新日本プロレスが後楽園ホール大会3連戦の最終日を迎えた。
鷹木信悟の突出した活躍で内藤哲也が「悔しかったよ」と吐露だ。3連戦を通じてSANADA&BUSHIの「気持ちを確かめる」と予告していた内藤は、パートナーにSANADA、セコンドにBUSHIを従えてメインに立つ。NEVER無差別級6人タッグ王者組から石井智宏を抜いた後藤洋央紀&YOSHI-HASHIと対戦。ロスインゴとしての連係攻撃から内藤がYOSHI-HASHIを押さえ込む。勝利をもって結束力を見せつけ、“鷹木抜きロスインゴ”での6人タッグ王座獲りを宣言した。
内藤「鷹木信悟のどんどん、どんどん前に出ていく姿勢を見て、俺は悔しかったよ。2人(SANADA&BUSHI)も俺と同じような気持ちがあるなら、そろそろ動き出そうぜ。俺たち3人でNEVER無差別級6人タッグ王座のベルト、狙いにいこうぜ」
それでいて初日・2日目と内藤がさんざん挑発していた相手・石井は不在という拍子抜け。「WRESTLE GRAND SLAM」2大会が延期日程未定のままで消化した「Road to WRESTLE GRAND SLAM」にファンも思いを込めづらく、そもそも半数収容の後楽園上限人数の“さらに半分”さえ上回れないまま3日間を終了している。
■ 新日本プロレス Road to WRESTLE GRAND SLAM
日時:5月26日(水)18:30
会場:東京・後楽園ホール 観衆329人(主催者発表)
<第1試合>
○鷹木信悟
11分09秒 レフェリーストップ
●辻陽太
<第2試合>
マスター・ワト
天山広吉
○棚橋弘至
10分58秒 テキサスクローバーホールド
●高橋裕二郎
石森太二
チェーズ・オーエンズ
<第3試合>
タマ・トンガ
○タンガ・ロア
11分56秒 パワーボム⇒片エビ固め
●DOUKI
ザック・セイバーJr.
<第4試合>
グレート-O-カーン
○ジェフ・コブ
12分04秒 ツアー・オブ・ジ・アイランド⇒体固め
●本間朋晃
飯伏幸太
<第5試合>
SANADA
○内藤哲也
23分24秒 ジャックナイフ式エビ固め
●YOSHI-HASHI
後藤洋央紀
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